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2003.12.26

ボン・ジョヴィ好き!?

Y社のレッスン。3人でのグループ・レッスンの筈だったんですが、行ってみると他の2人はいませんでした。

「1人は今アメリカに行ってて、もう1人も10月からなんです」と先生。
「そうなんですか」と私。ニューヨークのあの恐ろしいテロ事件を思い出したのは1分位経ってからでした(ばか)。という訳で、初回はプライベート・レッスンになりました。体験レッスンの際に、同じテキストを使っていた旨は話していたので、「どの辺までやりました?」と聞かれました。

私「え~と、この辺かな」
先生「結構進んでるんですね」
私「いや、A先生(実は前述の先生と、この先生は知り合いだった)は甘いっていうか、優しいんで、ぽんぽん先に進ませてくれたんですが、本当は全然下手なんです」
私(心の声)「飽きないようにぽんぽん進ませてくれたのかも知れないなぁ。楽しかったなぁ。続けたかったなぁ」
先生「あー、Aさん優しいですよね~」
私「だから、前やった所をもう1度やっても全然かまわないです」
先生「じゃ、音楽的に面白くなってくるこの辺からやりましょうか」
私(心の声)「良かったぁ、別の体験レッスンの怖い先生とは大違いだ~」

という訳で、ほんのちょっとだけ戻った所からスタートする事になりました。
同じ課題でも先生によって、やはり教え方は違います。

先生「これ、どこが一番盛り上がる所かわかりますか?」
私「この辺ですか?(指をさす)」
先生「そう。実は楽譜見ただけで盛り上がる所ってわかるんですよね」
私「?」
先生「音の幅の大きい部分がそうなんです」←「上がり下がりが大きい部分」と言ったかも。
私「ああっ、なるほどっ!!」
先生「ポップスもそういう事気をつけて聴いてみると面白いですよ。サビは大体幅が大きいから。たとえば……aikoとか聞きます?」
私「う~ん、売れたのだったら知ってますけど」
先生「○○とか……」←タイトル忘れました
私「あ、それは知らないです。あんまり邦楽聴かないんで…」
先生「洋楽ですか? どんなの聴くんですか?」
私「ロックです、一番好きなのは恥ずかしいんですけど…デビッド・ボウイで…洋楽とか聴かれます?」←って、何でボウイだと恥ずかしいんだ(^^;;;)。
先生「うーん、洋楽はボン・ジョヴィくらいかなぁ」
私「ええええっ!! ボン・ジョヴィっ!?(興奮) 私、2番目に好きなのがボン・ジョヴィなんですっ!! 来日すれば必ず見に行くし、こないだの来日の時は3回も行っちゃった位で!!」
先生「マニアですね」
私「い、いえ、そんな事は(汗)」
私(心の声)「し、しまった。つい興奮して余計な事まで」
先生「ボン・ジョヴィは小学生の時に聴いて、『英語勉強しよう』と思いましたね」
私(心の声)「小学生かぁ。やっぱりこの先生、私より年下だ(^^;;;;)」
私「実はサックスはじめる前から"I'LL BE THERE FOR YOU"をサックスで吹いてみたいとずっと思ってたんです」
先生「じゃ、発表会ではそれやりましょう」
私「えーっ!!!!!!!! そんなのありなんですか?」
先生「ええ、楽譜におこしますから。で、私がピアノ演奏付けてみましょうか」
私「わぁ、すっごい嬉しいですっ!! もう、それすごい吹いてみたくて、自分でも時々遊びで吹いたりするんですが、まだ難しくてうまく出来ないんで、それを目標にしてたんです。もう、これうまく吹けたらサックスやめてもいい位で」
先生「あ、じゃ、まだやらない方がいいですね(笑)」

という展開になり、私は大喜び。話は逸れまくり、結局サビの話はどっかに行ってしまったんですが、萎えかけた気持ちが、また俄然盛り上がってきました。←単純(^^;;;)
先生が今一番お好きなのはジャズとの事だったんですが、ロックもクラシックもやられるという事で、色々な奏法も披露していただけました。以前、別の体験レッスンで遭遇した先生が私好みの音を出していたにもかかわらず、クラシックを敵視した感じがして好感が持てなかったという事を書きましたが、この先生は特にこだわりもなく、色々な音楽に取り組んでいるようでした。そういうのが私の理想だったのですが「現実には難しい事なのかな」と思いはじめていたので、すっかり感心してしまいました。音もまさに私好みの音でした。

というわけで、前の先生の事は今でも好きで、縁が切れてしまった事はとても残念に思いますが、新しい先生に習う事になったのは神様のはからいだと考えることにしようかと思っている今日この頃です(無宗教だけど)。

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