新しい教材
レッスンでサブ・テキストを使う事になりました。『イージー・ジャズ・コンセプション スタディー・ガイド』という物です。
このテキスト、ジム・スナイデロという人が作っているのですが、この人が実際演奏しているCD(勿論伴奏入り)が付いています。で、それを真似しながら合わせて吹く練習を取り入れる事になりました。先日やった1曲目なんて、そんなに難しい曲ではないのに、スナイデロさんや先生が吹くと本当にジャズっぽくカッコよく聞こえるんですよ。勉強になります。あ、この人、教本作ってるだけではなくて、演奏活動もやっていて、普通の(?)CDも出しているそうです。「ジム・スナイデロ」でヤフー検索してみたら、ちょっと笑える記述がありました。何でも、ジャズ愛好家の集まりで初対面の人に「どんなジャズが好き?」と聞かれたら、「バーガンジにスナイデロ」と言えば一目置かれるんだそうです。きゃはは。ホントか?
さて、最近は図書館のジャズCDを聴き倒す(?)事に躍起になっていた私ですが、「自分へのクリスマス・プレゼント」という事にして、久々にジャズCDを3枚購入しました。その3枚とは下記の通り。
★Saxophone Colossus / SONNY ROLLINS
「サックス・ファンだったら、一応持ってた方が良いのかなぁ」と思って、なんとなく(^^;)。
★Left Alone / MAL WALDRON
タイトル曲がとてつもなく好きなくせして、アルバム通して聴いた事は恥ずかしながらなかったのです。図書館にもどういうわけか、置いてなかった。
そして、3枚目。これについては書きまくりたいっ!!
★Ken Burns JAZZ Collection / Herbie Hancock
かつて『ウォーターメロン・マン』を聴いて、「あのアレンジはあまり好きじゃない」というような事を書いてしまいましたが、違うヴァージョンが存在する事を知り、それだけを目当てに買ったハービー・ハンコックのベスト盤。で、お目当ての『ウォーターメロン・マン』、最高でしたぁっ!!!!!! こんなカッコいいヴァージョンがあったんですね。っていうか、こっちの方がオリジナルなのでしょう。テナー・サックスとトランペットの合奏で始まり、トランペット・ソロ→サックス・ソロ→ピアノ・ソロと続き、最後はまた合奏。やっぱり、アレンジって大事ですね。以前聴いた物とはまるで別物です。
無茶苦茶魅力的なテナーは、なんとデクスター・ゴードンでした。今迄聴いたデクスター・ゴードン名義のどの曲よりも、こっちの演奏の方が気に入っちゃった。あ~、もう、こんなカッコ良い物を聞かずして、「レッスンで使ったカラオケ・ヴァージョンの方が」なんて書いてしまった私はどうすればいいんだ~(^_^;)。7分を越える長い曲ですが、全く長さを感じませんでした。のみならず、続けて3回も聴いてしまった。3度目は部屋の灯りを消して、ボリュームをちょっと大きめにして思いきり浸りました。トランペット・ソロに耳が慣れて来た頃に右のスピーカーからサックス・ソロが始まる辺りは「来た来た来た~っ!!」って感じで燃えます。くぅ、好き好きっ!!
あとですね、無茶苦茶情けない事を告白しますと"Rockit"が入っていた事に衝撃を受けました。「こ、これって、ハービー・ハンコックだったんですか」と(^^;;)。
『ウォーターメロン・マン』は知らなくても「古い曲だしね~」と言い訳も出来るのですが、1983年の"Rockit"は私にとってばりばりリアルタイムです。そして今迄何度聞いたか、数え切れない。にも関わらず、ハービー・ハンコックの曲だとは知らなかったんです。ちょっとブルー。
さて、明日は渡辺貞夫さんのコンサートに行って来ます。
私がサックスに興味を持つきっかけになった人ですが、意外にも生で見るのは初めてです。アフリカ音楽などにはそれ程興味が無かったのですが、今回はバラードのコンサートという事なので、行ってみる事にしました。楽しみです~♪
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