初めての皮膚科

５〜６年前、カレーを作ろうと野菜を炒めていて火傷をしてしまいました。目の横です。慌てて水で冷やしたのですが、今思えば冷やし方が足りなかったんだろうなぁ。うっすら跡が残ってしまいました。「１ヶ月位すれば消えるだろう」と軽く考えていたのですが消えず。それでも焦らず、「ま、半年位はかかるのかもね」なんて呑気に構え、気が付いたら何年も過ぎていました。母には火傷の直後から「シミにならなきゃいいけど」と言われ、その後は顔を見る度、「それ何とかした方が……」と言われ続けてきたのですが、口うるさいタイプの母なので（ゴメン）、「また、大袈裟に言っているよなぁ」と特に気にもせず聞き流していたのですが……

ある日友人に、
「シミが出来たと思ってたよ。言ったら悪いかと思って今迄口には出さなかったんだけど。それ、火傷だったんだ〜」

と言われて大ショック。
シミだろうが火傷だろうが、他人から見れば同じかも知れません。しかし火傷だったら治るかもしれないけれど、「シミ」っていうと治らないようなイメージがありませんか？　加齢による衰えのようなネガティブなイメージがある。若さを取り戻す事が出来ないのと同じで「シミは消せない」みたいな。イヤ〜(>_<)。

↑をふまえて、別の友人に「これ火傷なんだけど、シミみたいだよねぇ…」とこぼした所、

「えっ、そうなんだ。あ、それ、いいかも。私もこれからは、（シミの事）『火傷なんだ』って言おう!!」だって（おい）。
やっぱり「シミ」ってイメージ悪いよね。「これはシミじゃない」って言いたいのが女心なわけで。
っていうか、ここでも私の火傷がただの「シミ」と思われていた事がわかって更にショックなんですけど。うぐ〜。

さらに先日、遅刻しそうだったのでスッピンで副業先に行ったら（行くなよ）、
「あれ、そこ（目の横）、どうしたの!?」
と、真顔で心配されてしまった。うそーん、そんなにヒドイ？

という事でついに重い腰を上げて、真剣にケアを考える事にしました。遅すぎるかしらん？
某皮膚科に「５年位前の火傷で、もう色素沈着しちゃってるみたいなんですけど、今からでも何とかなりますか？」と電話で相談してみると、「実際見てみないと何とも言えません」と言われ、早速行ってみました。

開口一番、女医さんが「そのシミを消したいの？」
えーっ、専門家の目から見ても、これはシミに見えますか!?(泣)
私「火傷です」
先生「あら、火傷だったんだ。何で？」
私「料理していて」
先生「じゃ、油？」
私「じゃがいもだったか、玉ねぎだったか、油が直接飛んだんだったかはよく覚えていないんですが」

わー、先生、笑ってるよ。くぅ…。

先生「でも、それ、もう時間が経って、完全に落ち着いちゃっててシミよね。ケガも同じで、かさぶたとか出来てその跡が残っちゃうのも結局あれ、シミだから」

原因は何であろうと、しょせん名称（俗称）は「シミ」なのね(涙)。

先生「手っ取り早いのはレーザー」

げっ、マジ!?　なんか、美容整形みたい。

レーザーの場合は、また別の先生から色々話を聞かなければならないらしく、その話を聞くだけで「初診料」という形で3000円かかるらしい。で、実際照射すると、3万位（担当の先生でないと正確にはわからないとの事）かかるとの事でした。
勿論薬もあって、それなら数百円だそうです。「化粧品扱いにはならないので、安いです」だって。どんな薬かはきちんと聞きませんでしたが、化粧品と比較されるって事は似ているのかな。美白化粧品みたいな物なのか？　まぁ、医薬品なら化粧品よりは効き目がありそうだし、安ければ試す価値はあるかも。
「１ヶ月位試して、それからレーザーにしても良いし」というので、とりあえず薬を試す事にしました。といってもすぐには出してくれず、後日改めてという事に。週に１回、そのクリニックで作っている物だそうです。で、一月しかもたないんだって。ナマモノみたい。
という事で、どんな薬が出て来るかはまだわからないのでした。ドキドキ。
薄くなるとよいなぁ。

この日は７〜８分話を聞いただけで初診料820円。安いのか高いのか？
ちなみに以前、歯の矯正を考えた事があって、２軒ほど歯医者さんに行ってみたのですが、そのうち１軒はすごく相談に乗ってくれて無料でした。あれは今思えばすごい親切だったのね（結局矯正はしなかった）。あ、でも自分の保険証が昔と今は違うのか。