ファイナライズに失敗しました

ＰＳＸには満足しまくり。「良い買い物したなぁ♪」とホクホクの日々を送っていました。しかし、ついにショッキングな事件が起きてしまいました。タイトルのエラーが表示されてしまったのです。

『スラムダンク』全話録画保存を試みＤＶＤ作成をした私(^^;)、一枚目はPanasonicの安売りしていたDVD-Rを用いました。しかし、「部屋に『スラムダンク』のDVDが山程」となると、ちょっと恥ずかしいし場所も取るので、二枚目からは両面録画可能な仕様のDVDを使う事にしました。

両面仕様のDVDって、あんまり売っていないんですよね。選択肢は少なく、二枚目から五枚目までは三枚セットで売っていたVictorのDVD-RWを使いました。
続く六枚目から七枚目までは二枚セットで売っていたmaxellのDVD-Rを使いました。RWよりはRの方が安いんです。Rは一回しか録れませんが、保存版だからそれでも良いと思っていました。

悲劇は、ラストの七枚目で起こりました。
同じメディアを使っている六枚目では全く問題無かったし、七枚目でもＡ面では問題無かったのにＢ面でいきなり「ファイナライズに失敗しました」と表示されたのです。なんですと〜っ!?

これがＡ面だったらそのメディアは諦めて捨てて（悔しいけど）また別のメディアに新たにダビングしなおした事でしょう。しかし、Ｂ面であった事が事態を深刻(？)にしました。Ａ面にダビングした分については既にHDDから削除しちゃってたんですよ〜。そんなエラーが出るなんて夢にも思わなかったんだもん(泣)。

という事で、結局そのまま保管する事にしました。ファイナライズに失敗しただけなのでPSXでは見られます。それが不幸中の幸いか。でも互換性が取り柄の筈のRなのに、他のマシンでは見られなくなってしまったのです(涙)。

悔しい。なんとかならないかな？　Rだけど、「ファイナライズ出来てないって事はもしかして録り直せるとか？」と淡い期待を胸にソニーの「お客様ご相談センター」なる物に電話してみました。げ、通話料無料じゃないよ、ここ。
カスタマーセンターって、どこも混んでるんですよね〜。通話料無料じゃないのに、なかなか出ない。あの待ち時間も通話料請求されるのかしらん？

やっとオペレーターが出ました。以前はこういう所に電話するの苦手だったんですが、最近は結構スキ。自分が副業で似たような仕事をしているので、「あぁ、私みたいな人が電話に出ているのかな？」なんて思うと妙に親近感が湧くのです。「この人、すごく感じがいい。マネしよう」など勉強にもなります。粗が目に（耳に）付く事もありますが(^^;)。

型番やエラー時の状況などを聞かれた後、「（メディアは）どこの物ですか？」と尋ねられました。私は胸を張って答えます。
「maxellです」

ワケのわからないブランドだったら、そんな物買っちゃった自分にも非があるかも知れないけれど、天下のmaxellですよ。カセット・テープの時代から大変お世話になっているブランドです。思いきり信頼しています。ただ、両面という所が気になって、その後ちょっと気弱に「両面仕様の物ですけど……」と付け加えてみました。

すると、衝撃的な言葉を耳にしました。
「両面タイプは動作保証外です」
えーーーーーーーっ!?

うすうす、感付いてはいたんだけど……。
「両面タイプは、どうしてあんまり売ってないんだろう？」と不思議でした。
だって、１枚に２枚分録画出来ちゃうんですよ。スペースは半分になります。そんな素晴らしい物をどうして派手に販売しないのかって。何かあるような気はしていました。両面共にピカピカしている時点で、「どこ触ったらいいんだろう」「扱いにくそう」「傷つきやすそう」などと思いました。とはいえ、ビクターやmaxellという一流企業が変な物を扱うなんて思わないよ。「動作保障外」なんて何処に書いてあるんだー!?　いや、説明書のどこかに小さく書いてあるのかも知れない。でも、説明書読むのがキライじゃないという珍しいタイプの私が気付かなかったんですよ。書いてあったとしても、「目立たないところにひっそり」という感じだったに違いない。あ〜(溜息)。

そしてさらに驚くべき言葉が出ました。
「相性もあるんですよね。maxellさんが悪いというわけではないんですけど、SONYやVictor製でもエラーが出たら、またご連絡下さい」

………………。

そういうものでしょうか？
何か、どこか、引っかかる物を感じるのは私だけでしょうか？

今後、maxell製を使うのをやめようとは思わないのですが、これからはRWにしようと思いました。一発勝負は恐いわ。

あ、当然というべきか、ファイナライズに失敗したDVD-Rを復活させる事は出来ないそうです。とほほ。

※PSXではDVD-RAMは使えません。