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2005.02.09

冬はサックス・イベント目白押し

tsunoda2また、随分時間があいてしまいました……。
書こうと思っていた事がどんどんたまっていく(そして忘れかけていく~)。
こんな私ですが、本年もどうぞよろしくお願いします。

何から書こう……。
去年の話から行きます。
テレビで『スウィング・ガールズ』の特番を見ました。

出演者達が楽器の練習に悪戦苦闘する姿や、映画のアピールの為にアメリカで演奏した姿などが映し出されました。見てたら親近感が湧いて、彼女たちの解散コンサートも見に行きたくなりました。しかし、調べてみたらチケット代がかなり高い。映画の出演者達とはいえ、演奏は素人だしなぁ……と思ったら、聴きに行く気は一気に失せて、それでもビッグ・バンド・ジャズは聴きたい気分が盛り上がり、どこかで聴ける所はないかとネットで検索した所、見つけました。さいたま新都心JAZZフェスティバル。ちょっと遠いのですが、タダだし、イルミネーション点灯式なる物も行なわれるようだったので、行ってみました。

tsunoda目当て通り(?)、スウィング・ガールズっぽい女の子バンドもいましたが、嬉しかったのはつのだ☆ひろバンドのライブ。あくまでもビッグ・バンドが目当てで行った筈なのですが、やはり腕前が桁違いなんですもん。聴き惚れました。
つのだ☆ひろさんといえば、『メリー・ジェーン』のイメージが強くて、ポップス歌謡とかムード歌謡(?)の印象があったのですが、ジャズマンだったんですね~(すみません)。サックス、ピアノ、トロンボーンなどを従えて、ジャズの名曲を披露してくれました。特に『キャラバン』はわくわくしたなぁ。燃えました。
『メリー・ジェーン』も演ったのですが、サックスの前奏が付くという素敵なアレンジで、楽しめました。「今日は顔に付けてませんが」みたいな事を言って笑わせてくれる一幕も。←リクルートのCMを意識したコメントです
※写真はうまく撮れませんでしたが、ドラムセットの後ろにつのだ☆ひろさんがいます。

12月、1月は他にもサックス絡みのイベントがいくつかあり、行ってみました。

★東京都大学吹奏楽連盟 第44回合同演奏会
31校の学生さん達が入りまじっての演奏会でした(私の出身大学の奏者もいた)。
3部構成でした。
1部が映画のテーマ曲を演奏する企画ステージ。
たとえば、『ハリーポッター』の曲を演奏する時は魔法学校の制服のようなマントとマフラーを着用していました。途中、箒が飛んだりして楽しかった~。さすが大学生!! 学園祭ちっくなノリですね♪
2部は『新選組!』をテーマにしたステージマーチングショー。『新選組!』ファンの私としては嬉しい限り。でも、知らないメロディーが結構流れていました。かなりアレンジ変えてたみたい。カラーガードには「誠」の旗を振って欲しかった所。
まるでアイドル・コンサートのような大声援が飛び交ったのには心底驚きました。凄く響くホールだったので、恐ろしい程でした(^^;)。
そして3部はシンフォニックステージ。
うーん、どうも私はシンフォニックステージというのは苦手みたい。一番正当的で聴かせどころの筈なのですが。

★第24回サクソフォーンフェスティバル
前年見たので、「今回はいいかな」と思っていたのですが、須川展也さんが出る事を知り、慌ててチケット買いました。須川さんのソロのみならず、トルヴェール・クヮルテットの演奏もありました。やっぱりトルヴェール、好きだなぁ。一般ウケする『木星(ジュピター)』を持ってくるあたり、とっつき易くてミーハーな私としてはありがたい。
そして、な、な、なんと、私の最初のサックスの先生も出演されてました。あぁ、懐かしかった。舞台に現れた時は思わず手を振りたい衝動に駆られました。もちろん我慢しましたが(^^;)。なんか風貌変わっていたなぁ。随分お会いしてなかったし。

★第32回マーチング・バトントワリング全国大会
一般の部を見ました。サックスが目当てだったのに、サックスのいるバンドがたったの2つしかなかったのは日記に書いた通り。
しかし面白かったのが、その数少ないサックスのいるバンドが演奏した曲が、2曲とも私の好みにピッタリだった事。好きな物同士がリンクしているというか、ちょっとゾクゾクしました。片方は『レ・ミゼラブル』のメドレー(あまりにも好き過ぎて泣きそうだった)で、もう片方は『エリザベート』。どちらもミュージカルで、どちらも日本では東宝がやっています。そして、どちらもやや影のあるミュージカルですが、それがマーチになってしまうのも面白い。優勝した団体よりも、私はこの2団体の演奏が楽しめました。ああ、もう1回聴きたいなぁ。あ、私の場合、演奏の上手い下手よりも、楽曲重視ですね(^^;)。

★NEC府中吹奏楽団 第15回ウィンターコンサート
これはあまりにも素晴らしかったので、別記事としてアップします。

★東京都アンサンブルコンテスト
サックスのアンサンブルが何組か出ていました。↑のNEC府中吹奏楽団からも出ていまして、見事金賞を受賞していました。
印象に残ったのは駒澤大学の演奏。なんと、トルヴェール・クヮルテットよろしく『スペイン』を熱演していました。クラシックのかしこまった感じの曲が続いていたので、とても新鮮だったなぁ。本多俊之さん以上に艶めかしいイントロはあの場にそぐわない気もしたけれど(笑)。その後も手拍子を促したりと、とてもコンテストは思えないパフォーマンス。そして実力もかなりあるように私の耳には聞こえました。音はとってもキレイだったし。でも、全国には行けませんでした。金賞だったんだけどなぁ。惜しいっ!! あ、これがいわゆる「ダメ金」ってヤツか。
※『笑ってコラえて』の吹奏楽コンクールの特番でやってました。
金・銀・銅とあって、もちろん金賞が一番良いのですが、全国大会に行ける金賞と行けない金賞というのがあって、後者の金賞は「ダメ金」と呼ばれるそうです。

……そうそう、お正月のかくし芸大会で『はねるのとびら』チームが「逆にスウィング・ガールズ」というのをやっていました。全員逆さになって演奏してました。普通の状態でもムズカシイのに、あんな状態でやるなんて~。かなりショッキングな映像でした……。

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