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2005.04.29

劇団四季のオペラ座の怪人

劇団四季の『オペラ座の怪人』が久々に東京へ帰って来ました。本当はすぐにでも駆けつけたかったのですが、昨日ようやく見に行けました♪

あ、今日はおそろしく長文です。続きを読む方は覚悟の上、クリックお願いします(^^;)。

オペラ座の怪人 ロングランキャスト映画版『オペラ座の怪人』では途中で大泣きし、自分で自分に驚いた私。あんなにファントムに思い入れがあったとは。
しかし、あんなに泣きつつも「確かに映画は素晴らしいけれど、舞台版の方が好きかも」と感じていました。あれはあくまで舞台版を映画化した物です。舞台版が好きなら、舞台版を忠実に再現してくれれば気に入らないわけがないのです。別物になっていたら、怒るけどね。

(注:今年公開された映画版は、ガストン・ルルーの小説を映画化したという感じではありません。あくまで「アンドリュー・ロイド・ウェーバー版」の映画化なのです。原作はウェーバー版ほどはロマンティックじゃないし、むしろ同じミュージカルでも、ケン・ヒル版の方が原作には近いです。そして、ケン・ヒル版には全く違う曲が使われています、念の為)

しかし、今回久々に舞台版を見て、映画版を見直してしまいました。
映画版、やっぱりお金かけてるよ(^^;)。

Opera1舞台版の『オペラ座の怪人』を初めて観た時、私はそのあまりのゴージャスな舞台美術、セットに魅せられました。シャンデリアの美しさや、オペラ座を再現した装飾などに圧倒されました。しかし……あのゴージャスな映画版を観てしまったら、舞台版のシャンデリアがちゃちに見えてしまったのです。うう、こんな筈じゃなかったのに。

そして、音楽。
「いやぁ、やっぱり生音でしょ。お芝居なのに生のオーケストラまで堪能出来ちゃうんだからミュージカルは素敵だよ。お得で嬉しいよ♪」
と思っていた筈なのに。あれれ? あんなもんだっけ?

最近の映画館は音響が良いんですよね。そして映画では、完璧を目指して何度も演奏をやり直したり、ひょっとしたらいい所だけを繋げたりしているのかも知れない。映画のオーケストラは素晴らしかったです。しかし、舞台版は……。
これは映画を観たから感じる事なのか、あるいはオーケストラが本当にしょぼくなっているのか? 
明らかにテープと思える部分がありました。そりゃ全部生演奏っていうのは無理でしょうけれど、前からあんな風だったんだろうか? 思わず休憩中にオーケストラピット覗いちゃったよ(^^;)。あれ、こんなに狭かった?

全体的に規模縮小な感じを受けてしまったのは私だけでしょうか? 映画を観たから余計目についてしまったのかもしれませんが……小粒になってない???
忘れっぽい私が言っても説得力無さそうですが、唯一自信を持って言える事があります。それは、「劇場が小さい」という事。だから余計に小粒なイメージを受けてしまったのかもしれません。

劇場は四季劇場〔海〕。
四季版の『オペラ座の怪人』を何回観たかわからなくなってしまった私は保存してあったチケットをチェックしてみました。見つかったのは3枚。もしかしたら、もっと行っているかも知れません。で、うち2枚が日生劇場で1枚が今は無き(だよね?)赤坂ミュージカル劇場ですが、どちらももっと広かったと思うんですよね〜。赤坂ミュージカル劇場の時は「日生劇場の方が良かったなぁ」と感じた記憶があるのですが、それでもこんなに「狭い」とは感じなかった筈なのです。
『オペラ座の怪人』大好きだけど、あの劇場だったらちょっとイヤだ。

いえ、悪い劇場という事ではないのです。『オペラ座の怪人』には合わないと思うだけで。つまり、日生劇場希望。もう、専用劇場でしかやらないというのなら、四季劇場〔春〕でもいいです。あっちの方が広いですよね。でもあちらではまだ『ライオン・キング』やってるんだよなぁ。『ライオン・キング』もキライじゃないし、あれこそ大きな所で観ないとしょぼくなっちゃいそうではあるけれど……うわぁん、だったらやっぱり日生劇場を使おうよっ!! 日生劇場が良かったよぉ(と駄々をこねたい私)。

Opera2『ライオン・キング』や四季のその他の演目に取られているのはスペースだけではないような気もします。たとえば、石丸幹二さんのラウルを観たかったけれど、彼は『思い出を売る男』に主演中。『思い出を売る男』の石丸さんは最高だったけれど、ラウルの石丸さんも観たいのよ〜(とまた駄々をこねてみる)。

という感じで、かつて無いほど欲求不満が募る『オペラ座の怪人』となってしまいました。

これだけでは何なので、良かった事も書いておきます。
ファントム役の高井治さんの歌が素晴らしかったです。今迄生で聴いたファントムの中では一番歌唱力があるように私の耳には聞こえました。どんなに歌がお上手でも私の場合は「うまけりゃイイ」って事にはならないのですが、その声が好みでもあったので、聴き惚れちゃいました。映画のジェラルド・バトラーも良かったけれど、私の中の「ファントムの声」のイメージに、より近かったのは高井さん。素敵だったなぁ。

でも、なかなか全てが上手い具合には行かないようで、高井さんの場合、歌以外の点がちょっと物足りなかった。若く見えちゃったのです。後で調べてみたら、実際は思った以上に年長でいらっしゃったのですが、背が低くて(クリスティーヌが高すぎたの?)身体の線も細目のせいか、舞台では初々しくさえ見えました(声は大人なのに!!)。ジェラルド・バトラーより若く見えたし、クリスティーヌより年下に見える時もありました。「師」って感じはあまりしなかったかなぁ。
とはいえ、高井さんの歌声は素晴らしいです。あれを聴けただけでも良かった良かった。

帰りには同行者とカラオケで『オペラ座の怪人』の劇中歌を熱唱(^^;)。
4〜5曲あったのですが、どれもデュエット。一気に全部入力して、2人で交互にクリスティーヌ役をやりました(ばか)。そして2周目は1周目とは逆の役で歌うのです。一言二言ですが、セリフあり。「歌え、私の音楽の天使〜っ!(生では観てないのに、テープをすり切れそうな程聴いた市村正親さんの言い方が頭にこびりついてます)」とか。店員さんには決して見せられません(恥)。
実は映画版『オペラ座の怪人』を見た日にも、同じ友人とこれをやったのです。あまりに楽しかったので、またやってしまいました。で、これをやった後にポップスやロックを歌うと他の曲がとっても簡単に思えます。『オペラ座の怪人』、難しいよ。特に"Think Of Me"のカデンツァ(ラストの「Ah〜Ah〜愛っ!!」の部分、って普通そんな事やろうとしないってば)。

ところで、チケットの見つかった過去3回のうちの2回のキャスト表は残っているのですが、初回の分がありません。そしてその時のファントムを演じたのが誰だったかわかりません。1992年の4月4日の昼です。この頃は山口祐一郎さんと沢木順さんがダブルキャストでやっているようなのですが、どちらかわかる方って、いらっしゃいますか? あるいは調べられるサイトなどがあれば、教えていただけると嬉しいのですが。

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