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2005.05.12

ドッジボール

先日、「(3度目の)ハウルが見たい」と言って呆れさせてしまった友人(^^;)から改めて映画のお誘いがありました。
「何か見たいのある?」と尋ねられ、「ハウル…」という言葉は辛うじて飲み込み、「アビエイター」と言ってみました。が、「昨日一人で見てきちゃった」だって。なんだよ〜、どうして一日早く声かけてくれなかったかな。
「Shall We Dance?」は別の友人と見に行く約束してるし……。
「じゃあ、『ドッジボール』は?」と友人。おっ、いいかも♪
…という事で『ドッジボール』観て来ました。

ゴールデンウィーク中、偶然ちょっと面白い番組を目にしました。その名は『ひらめ筋』。本来は深夜番組らしいんですが、特番という事で昼間やっていました。雨上がり決死隊が中心になって芸能人のアメリカンドッジボールチームを作り、トーナメントに出場するという企画でした。
アメリカンドッジボールというのを見たのが始めてだった私は興味津々。小学校でやらされたドッジボールとは随分雰囲気が違います。たとえばボールは2つ。そして外野はなし。外野の人の代わりに壁がありました。跳ね返ったボールをどう処理するかもゲームのポイントです。
芸能人チームは元中日ドラゴンズのピッチャーだったという山崎賢太さん(初の専門学校出身プロ野球選手ですが、プロでは未勝利)や、元プロ野球投手の父を持つ(!)IZAMさんなどがいてなかなかの好チームに仕上がっていましたが、びっくりしたのは対戦相手。なんとハンドボールの全日本メンバーで構成されたチームがあったのです。このチームの攻撃の華麗な事といったら!! 見事なパスまわしで相手を攪乱し、見えないような所からジャンプしながらシュートの要領でボールをぶつけてくるのです。
「なんかドッジボールっぽくないけど、面白いかも♪」
という事で、ドッジボールに俄然興味が沸いてきてしまいました。
「ハンドボールには関心を示さないのか?」と突っ込まれそうですが、今日はドッジボールの話なんで、それは置いといて……。

リアルであんな華麗な技を見てしまった私は映画にも期待してしまいました。コメディ映画と知ってはいたけれど、「映画ならではのスーパープレイが出るかも」と思ってしまったのです。『少林サッカー』のような感じで。
が、残念ながら映画では投げた球が剛速球になる程度で、驚くようなプレイはありませんでした。うーむ、事実は映画より奇なり。

『ひらめ筋』ではボール2個でしたが、映画では6個のボールを使っていました。『ひらめ筋』も「アメリカンドッジボール」って言ってたんだけど……色々あるのかな? 2個は邪道なのかな? でもボール6個じゃハンドボール風の華麗なパス廻しは無理だよなぁ……。他のルールも微妙に違っていて悩ましい所です。

映画のギャグは……笑える所もありましたが、笑い転げるという感じではなかったなぁ。人を大笑いさせるというのは、絶対難しい。もしかしたら泣かせるより難しいかもしれない。特に異国の人を笑わせるのは大変な事だと思います。以前、バラエティー番組で「日本のお笑いタレントをアメリカに送り込んで笑いを取れるか」というような企画をやっていたけれど、すごく苦戦していたし。「知ってないと笑えない」というギャグもありますからね。欧米の事をよく知らない私にとって、海外のコメディは敷居が高いのです。って、「おバカ映画」なんて言われている『ドッジボール』を取り上げて「敷居が高い」っていうのもおかしな話ですが。幼稚園児でも笑えるようなネタっていうのは基本的にはあまり好きではないし、でもそのレベルでしか笑えない自分がちょっと口惜しいです。←敵を挑発する時のコブラポーズに超ウケてしまった(^^;)
そして、「チャック・ノリス」を検索してしまった私ってば……。あぁ、洋画コメディのハードルは高い。

映画を見終わった後に友人とドッジボールの思い出話に花を咲かせたのですが、友人の所ではサイドの外野がいなかったそうです。これにはビックリした。小学校ドッジボールも地域によってルールはまちまちなんでしょうね。

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