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2005.05.07

幕末恋華・新選組

今日は、『幕末恋華・新選組』というゲームについて書いてみたいと思います。
しかし、とても書きづらい(^^;)。
まず、一部の新選組マニアな方や、男性には思いきり引かれそう。
そして、一部の女性ゲームマニアな方には怒られそう……。

幕末恋華・新選組でも、この数日の私の心の中心にあった物なので、書いてしまいます。
寛大な方だけ読み進めて頂ければと思います。

去年の11月22日のブログでもちらりと触れたこのゲーム、恋愛アドベンチャーゲームなんてやった事がなかったので抵抗はありましたが、アマゾンのギフト券があったので、勢いで(?)入手してしまいました。

が……

まず、貼られていた「胸キュン乙女シリーズ」というシールに思いきり引きました。な、な、なんだ、これは。私はとんでもない物を買ってしまったのだろうか? パッケージをまじまじと見てしまいました。もろ、少女マンガの絵です。この金髪頭は誰だろう? 架空の人物かな?
恐る恐るPSXの電源を入れました。

オープニングが流れました。
信じられない程の甘ったるい雰囲気。やっぱり少女マンガだ!! 歌は河村隆一さんとかGacktさんとかそちらの系統。いや、彼ら以上に甘〜い感じなんですけど。「あっまーい!! 甘すぎるよ、小沢さん!!」(byスピードワゴン)って感じですね。ああ、女の子ってこういうの喜びそうだよ。
あ、私はもう女の子って年ではありませんが、十代の頃もこういうのが苦手だったのです。っていうか、恥ずかしくなってしまう。

ゲームをスタートさせてみると、金髪頭は近藤勇と判明しました。
げげーっ、ふざけるなぁ!! 近藤が金髪だとぉ!?
髷じゃないですよ、今時の若い男の子のような髪型です。しかも胸をはだけた、だらしない格好です。『浮浪雲』でしたっけ? 着物をだらしな〜く着ている人のドラマ(たけしさん主演)がありましたよね。あれを連想してしまいました。あるいは丹下左膳とか、そんな感じの遊び人風の着方です。
しかもとんでもなく軽い口調。このゲーム、セリフが画面に表示されるだけではなくて、ちゃんと声優さんが声を入れているのです。で、隊士に命令する時は「手出し無用、っつうことで、よろしくね〜」なんて言っている。う〜、嘆かわしい。
電源切ろうかと思いましたが、気を取り直しました。「斎藤一はどうよ?」

斎藤は黒髪でした(ほっ)。
しかーしっ!! 彼もちゃんと着物着てないよ。片腕通してないよ(泣)。なんだこりゃ。しかも片目だし(髪で隠れているだけですけど)。すぐヘンなポーズ取るし……脱力。

沖田総司は銀髪。先述の2人ほどの違和感はありません。沖田といえば、牧瀬里穂さんが演じた事もある位なので、突拍子の無い設定でも、もう動じない(^^;)。

土方歳三、永倉新八も今風ではありましたが、それ程違和感はありません。
原田左之助は銀髪碧眼。世紀末風もしくは近未来風といった、銃が似合いそうなタイプに見えますが、これもまぁいいや。
山南敬助は眼鏡をかけていて、ちょっとビックリしましたが、武田観柳斎がかけていないのでバランスは取れてます。観柳斎は大河ドラマでは眼鏡をかけていましたが、非難の手紙が殺到したらしいし、かけていない事の方が一般的なんですよね?
藤堂平助は勘弁して下さい。あれじゃどう見ても女の子だよ〜(>_<)。
女の子といえば、山崎烝が女装です。しかもとっても美しいです。ここは怒りではなく笑いが込み上げました、ふふふ。

ヘコみ気味で始めましたが、とりあえず斎藤と仲良くなる事を目標に進めてみる事にしました(恋愛アドベンチャーなので)。
Okiしかし、なかなか斎藤に気に入ってもらえる対応が出来ません。すぐ機嫌を損ねてしまいます(うう〜)。思う人には思われず、いつの間にか沖田と意気投合してて、沖田に告白されてしまいました。「うわ〜、私は斎藤さんだってば。断れ、主人公!!」と思っているのに、主人公は「私も沖田さんが好き」とか言ってるし(泣)。で、その後は一切沖田に近づかないようにして、斎藤さん(「さん」付け)ばかりを追いかけていたら、「沖田さんを思うあまりに任務で重大なミスをした」とかいって、ゲームオーバーとなってしまいました。沖田の事なんて何とも思ってないのにぃ。なんか一旦両思いになったら、別の人を追いかけちゃいけないみたいです。仕方なくセーブしていた所からやり直して、不本意ながら(すみません)沖田のエンディングを見ました。

えっと、この先、ネタバレもあるんですが、大丈夫ですよね。
なお文中に出てくるアイコンはゲームを元に作られたアイコンですが、ゲームの方はここまで可愛い絵ではありません。

2周目。
Kon沖田には決して近寄らないように気を付け(^^;)、注意深く進めていた筈なのに、今度は近藤と仲良くなってしまいました。げげげ。近藤はダメだってば。奥さんいるんだってば。身を引け、主人公!! しかし、そんな私の願いも虚しく、主人公は身を引いてくれませんでした。嗚呼。
近藤のエンディングも見ました。

こうなったら、斎藤さんのエンディングを見るまで後には引けません。
思えばこの頃には、もうこのゲームにハマっていたんですね。
第一印象最悪だった筈の斎藤さんのグラフィックも気に入ってきちゃったのです(驚)。スチル絵っていうんですか? 時々挿入される大きな絵の斎藤さんはカッコいい。そして普段無愛想な彼が時折笑顔を見せてくれたりすると、思わず見とれちゃったりして(恥)。
幸いこのゲーム、一度見た所は早送りが出来ます。ありがたい。

Saというわけで3周目。
沖田も近藤も避け、斎藤さんに気に入られる為に言いたくもないセリフを選び(この頃にはどんなセリフを選べば喜んでもらえるかがわかってきた)、なんとか斎藤さんのエンディングを見る事に成功しました。ああ、良かった。

ここまで来ると、他の人のエンディングも見たくなってきました。
そう4周目へ。
「やはり土方のエンディングは見とかないと♪」と思い、土方をターゲットにしようとしたのですが、なんか才谷梅太郎が気になってきました。
Saita才谷梅太郎とは、隊士ではありません。なのによく新選組の屯所に現れる人。私は「あの人をモデルにしているんだろうけど、なんで本名じゃないんだろう?」と不思議に思っていたのですが、この名前は実際に偽名として使われていたのだそうです。うう、知らなかったよぉ。そう、才谷梅太郎とは、坂本龍馬の事だったのです。
土方と龍馬に二股かけつつ進み(すごい話だ)、様子を見ながら龍馬にシフトしてみたら龍馬のエンディングが見られました。暗殺現場を目撃しちゃったよ。龍馬暗殺犯には色々な説がありますから、クリエイターにとってあそこは色々想像力を駆使出来る所なのでしょう。なんか、ホントに自分だけが秘密を知っちゃった気分になれました(ばか)。

Hi5周目でようやく土方のエンディング。
おそらく、早死にした人優先でゲームを進められるように出来ているんでしょうね。だから、斎藤さんや土方さんは難しかったんだぁ。

Sanos6周目、左之助
この頃になるとかなりコツがつかめてくるので、斎藤さんにも告白されない程度に接近しつつ、「おお、こういう事言うと、こういう返事が返ってくるのか」などと色々試して楽しんでいました。なんか、斎藤さんがいると気になって、無視出来ないんだもん(^^;)

Na7周目、永倉
残りの平助、山南は早く死ぬと思ったので、悲しいエンディングを想像していました。人が死ぬのはイヤだし……という事で長生きな永倉にトライ。
それにこのゲームの永倉のグラフィックは斎藤さんの次に気に入りました。赤い髪だけど(^_^;)。

Hei8周目 平助
どう見ても女の子にしか見えないし、これまでのゲームの中でもヘタな事言うとすぐ怒るし、あまり近づきたくないキャラだったのですが、全部クリアする事が目標になってきたので、トライしてみました。しかし、なんと、このシナリオで泣いてしまいました。うう、ゲームで泣いたのは初めてだよ。でも、御陵衛士との争いには大河ドラマでも泣かされたっけ。

Ya9周目 山南
出来ればやりたくなかった。大河ドラマで一番泣いたのは最終回でしたが、2番目に泣いたのは山南さんが死ぬ回だったので。山南さんのシナリオは、哀しいに決まってる。そんな悲しい話、いやだぁ。
とはいえ、やっぱり全クリアしたかったので、トライ(^^;)。さすがにクリエイターの人もその辺考えてくれていたのか、楽しい話を入れてくれたのが幸いでした。切腹の理由は大河ドラマとは違っていました。そういえばドラマに出て来た明里って、架空の人物という説もあるんですもんね。ゲームでの切腹の理由は……
多分やらないと思いますが、ひょーっとしたら、堺雅人さんをお好きな某方がやるといけないので、ナイショにしておきましょう(^^;)。

Yama10周目 山崎
エンディングがいくつあるのかネットで調べて、はじめて山崎のエンディングがある事を知りました。女装のお兄さんとのエンディングがあるなんて〜。あると知ったらやらずにはいられません。これで最後。

Sa……の筈だったのですが、斎藤さんのシナリオを攻略した時の主人公の行動があまりにも自分の意思に反したものだったので(斎藤さんが気に入るならと、心にも無い事を言わせたりしてた)、もう一回やってみました(^^;)。
自分が言いたくないセリフは選ばず、ただし、もちろん沖田や近藤とは仲良くならないように気を付けていたら、ちゃんと斎藤さんのエンディングに辿り着く事が出来ました。ああ、良かった。私は別の人と仲良くしさえしなければ、ちゃんと斎藤さんと仲良くなれるみたいです(^^;)。

という感じで、もうこのゲーム、やり倒しました。思い残すことはない。
このゲーム、「そんな事ありえない〜」というようなツッコミどころは多数あるのですが、大河ドラマにだって、ウソや創作たくさんあるし、ゲームなんだから、あれ位の脱線だったら全然問題ないような気がしました。最初の否定的な気持ちが180度変わっちゃった(^_^;)。
声が入っていたのも良かったと思います。やっぱり話的にはややこしくて難しい時代だから、あれを全部字幕で処理されていたら、かなりとっつきにくいと思うのです。でも、近藤が軽い口調で言ってくれると、妙にわかりやすい(笑)。使っている言葉は難しいのですが、耳で聞くと入りやすいです。「勤王」「佐幕」「殲滅」「上意下達」なんて言葉を目だけで追っていくのは、幕末に興味のない人が遊びとしてやるには結構キツイ事だと思います。あ、ちなみに私、今さらですが「勤王」と「尊皇」の違いを調べちゃいましたよ。あの時代って、ホント苦手だったもので。

あとは、一つの事件を色々な角度から見られるのも面白かったです。龍馬襲撃もそうだし、池田屋事件も、近藤についている時と本隊にいる時では見える物が違うのです。
伊東甲子太郎殺害の時も、近藤の側にいると、近藤が襲撃の中止を命じている所が見られるけれど、永倉の側にいる時は平助が死ぬ所を見ちゃったりと、そりゃあ、もう大変。「事件は現場で起こっているんだ」って感じですよ。ああ、大石のばかぁ。
他にも斎藤と一緒だと会津まで行けるし、土方とだと五稜郭にも行っちゃうし、近藤の死も現場で見る事もあれば、別の戦いの最中に第六感のような形で感じる事があったりとか、不思議な感覚です。

キャラクター毎の個性もよく出ていました。「死」を意識しているような人間が多い中で、長生きした斎藤や永倉はすごく「生」を意識している所に「なるほどなぁ」と思わされました。いや、ホント、斎藤さん素敵だった(^^;)。
大体、ロールプレイングゲームって一度やったらそれきりですが、これは忘れた頃にまたやりたいと思いました。早送り無しで改めて。

うー、なんか大河の『新選組!』もまた見たくなっちゃったなぁ。思わず、糸井重里さんの「ほぼ日テレビガイド」(ホームページ)をチェックしちゃいました。放送終わっているのに、更新されてて嬉しかった♪

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コメント

YAGIさん!とうとう「乙女ゲー」に手を出してしまいましたか^^
これがBLゲーじゃなくて良かったっすね^^(←ぇ?むしろそっちの方が……。)なんてことないですよね^^;

投稿: ひむろまさき | 2005.05.10 19:30

ひむろまさきさん
「BLゲー」ってなんですか? その書き方だと、「乙女ゲー」よりも恥ずかしいものなのかな…?
多分これが最初で最後の「乙女ゲー」だと思うんですが、ホントはまっちゃいましたよぉ(恥)。

で、100質もやってみました。
ホントは「新選組好きに100の質問」やりたかったんですが、質問作成サイトさんが消えちゃってて。
「大河ドラマ『新選組!』好きに100の質問」というのもあったんですが、なんかリングウェアとかなってて、よくわからなかったし、締切日が書いてあったので諦めて、「幕末恋華新選組好きに100の質問」にした次第。
右の私のハンドル名クリックすると飛べるようになっているので、物好きな方はどうぞ。

投稿: YAGI節 | 2005.05.11 00:33

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» 永倉氏と斎藤さんは北海道に居た事があるとか。 [LIFE IS A DONUT]
学校帰りに、北大正門前にあった新選組関連のモニュメントを撮影。 北大近くに永倉新八関連の施設がなんのかんのと書いてありました。 [続きを読む]

受信: 2005.06.07 23:17

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