隊士がバトンを回されたら

面白かったミュージカル・バトンですが、その内容以上に(？)面白かったのが、人によって受け止め方が違う事。性格が出ますね。

「大河ドラマ『新選組！』中の、黒船を見た時の態度がそれぞれ違うシーンが面白かった」という話は前にも書きましたが、あれを思い出しました。
「黒船を見て大喜びしていた龍馬だったら、バトンも喜んで受け取って回すんだろうな」とか、「先の事を考えて心配する桂小五郎だったら、回さないかも」とか。
じゃ、近藤や土方は……？

という事で、勝手に想像してみました。
新選組隊士（試衛館に出入りしていた人）だったらどうするか？　全員音楽好きと仮定して（笑）。

◆近藤…喜んで受け取り、きっちり５人（自分の好きな人）に回す。
◆土方…何食わぬ顔で受け取り、好き嫌いではなく回されて喜びそうな人、あるいは回しておくと得になりそうな人(？)など計算して回す。
◆沖田…回された事を忘れる。あるいは気づかない(悪気はない)。
◆斎藤…面倒なので受け取らない。
◆山南…とりあえずにこやかに受け取るが、「こういう物はいかがなものか？」と後から悩む。
◆永倉…「何でオレに？」（某小説での口癖）と一瞬だけ眉を顰めるものの、ソツなくこなしてソツなく回す。
◆原田…喜んで受け取り、回す人数は気にしない。「五人でも十人でも百人でもいいぜ!!　ガハハ」というノリ。
◆藤堂…ダメだ、想像出来ません。