天使といた夏
あまり見ないし、お金も無いし、いつ解約してもおかしくないケーブルテレビ(^^;)。しかし、解約しなくて良かった〜。というのも、こんなマイナーな映画を放映してくれたから。これ、日本で劇場公開してませんよね?……したのかなぁ?
『天使といた夏』。1999年のカナダ映画です。久しぶりにボウイねた♪
この作品、デヴィッド・ボウイの名前が一番最初にクレジットされています。でも、彼はなんと開始から5分も経たないうちに死んじゃいます。原題が『MR. RICE'S SECRET』で、ボウイがそのライスさん役だし(タイトルロールですね)、回想シーンにはよく出てくるので、重要な役である事には変わりありませんが、主人公というのとはちょっと違うかなぁ。
で、これ、ボウイ出演映画としては珍しく、いい映画でした。……語弊がありますか?
えっと、ハートウォーミングです。
ボウイの出演作って、ちょっと変わった作品が多いですよね。素直に「感動した」とは言えない作品も多い。でも、これは実にまっとうな作品でした。まぁ、さすがにボウイの役柄自体はちょっと変わっているのですが。「oddity」って感じでしょうか。それでいて、渋くて優しくて、大人なんだけど遊び心もあるというキャラで……つまり適役!!
作品全体の雰囲気としては、80年代の傑作映画・『スタンド・バイ・ミー』に近い感じ。「少年は死体を克服しないと大人の男にはなれない」というあたりが(?)。
少年の友情、謎解きアドベンチャー、生と死などについて描かれた作品です。おとぎ話ちっくな感もあり。
アマゾンには日本版ないみたいでしたが、楽天(こことか)にはあるようです。レンタルショップにもあるかも? 大人し目の作品なので、退屈しちゃう方もひょっとしたらいらっしゃるかもしれませんが、『エヴリバディ・ラブズ・サンシャイン』のような癖のある作品ではないし、気楽にお勧め出来そう。ボウイ・ファンだったら、見て損はないと思いますよ♪
| 固定リンク
コメント
「天使といた夏」……、このDVDは違った意味で強敵でした。
いつものCD屋に注文したのですが、メーカーがマニアックすぎて発売日に取り寄せできなかったという曰く付きの一品です。
ちなみに、いつものCD屋というのは、注文もしていないのに、人の姿を見るなり店員さんに「きてますよ、デビッド・ボウイ。」と突っ込まれたり、注文する時にはもはや名前すら聞かれないという店です。(ぇ
投稿: ひむろまさき | 2005.07.19 19:26
ハリウッド映画とは輸入経路が違うんでしょうね〜。
そういえば、カナダ映画って初めて観たかも。
ボウイってば、どうしてカナダ映画に出たんでしょうねぇ。いや、日本の映画にも出てくれた位だし、国際的というか、♪loving the alien という感じでしょうか。
>発売日に取り寄せできなかったという曰く付きの一品です
ほとんどのボウイ作品を発売日に入手してしまうひむろまさきさんってば、凄すぎです〜。
投稿: YAGI節 | 2005.07.20 23:46