曼珠沙華
子供の頃、法事だったかお葬式の時だったか……
お寺の縁側で、庭に咲いている彼岸花に見とれていた事がありました。すると誰かに「毒があるから近寄っちゃダメ」と言われてしまいました。それ以来「近付いてはいけない花」というイメージが刷り込まれてしまったのですが、その後「どの位迄だったら近寄っていいんだろう?」と疑問に思い、母に聞いたら「毒あるんだっけ?」なんて当を得ない事を言うではありませんか。うーむ、「近寄っちゃダメ」と言ったのは母だと思っていたのですが、勘違いだったか。親戚の人だったのかな?
「彼岸花はコワイ」というトラウマが出来てしまったのですが……って、トラウマは大袈裟か。さすがに大人になってからは近付く事も多々あるし。
Wikipediaによると、彼岸花の毒は鱗茎にあるとの事でした。鱗茎とは地下にある物なので、近付いただけでどうかなるものではないみたいですね(^^;)。しかもその毒も水にさらすと消えるそうなので、子供の頃に意識していた程コワイ花ではない事が判明しました(笑)。
安心したからという訳ではありませんが、巾着田という所に彼岸花を見に行きました。
「彼岸花」って呼ぶとお墓のイメージと相まって何だかコワイ感じがするけれど、曼珠沙華っていうと何だか神秘的な美しいイメージがあるような。
色褪せた物も結構あって、見頃のピークはすこーし過ぎてしまったような気もしますが、それでもとっても美しかったです。とにかく数が多くてびっくりしました。人の数も多かった(^^;)。
曼珠沙華の花言葉、「想うのは、あなた一人」「悲しい思い出」という物を見付けました。山口百恵さんの『曼珠沙華』という歌も哀し気な歌ですね。
今日の曼珠沙華の写真はどれもクリックすると大きくなります。(群生写真はかなり大きいのでご注意下さい)
近くのコスモス畑も、なかなかでした。
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