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2006.02.09

多摩・新選組紀聞

新選組といえばやはり京都。新選組関連本を探す時も京都での活躍を描いた物を中心に追いかけていました。しかし、京都時代は一通りマスターしたので(ホントか?)、そろそろ多摩時代にも目を向けてみる事にしました。自分、多摩地区在住ですし。

多摩・新選組紀聞多摩「新選組」の小道そこで図書館から借りてきたのが『多摩・新選組紀聞』と『多摩「新選組」の小道』。
後者はガイドブックみたいな感じで、それを早速駆使してアップしたのが1月23日の記事だったりします。

で、『多摩・新選組紀聞』ですが……
やはり京都時代の本には書いてないような事が色々載っていました。
特に井上源三郎の事はかなり詳しいです。そして、無茶苦茶良く描かれている!! 源さんは日野のヒーローなんですね〜。こんなにカッコいい源さんには初めて会いました。新選組は源さんでもっていたような記載のされ方です。そして、強い!! 攻撃がワンパターンなので(ひたすら打ちおろし、撥ね上げる)、手の内を知っている道場仲間の前では今一だったようですが(^^;)、その初太刀が無茶苦茶強く(示現流みたいだなぁ)、初対面の敵との真剣勝負には滅法強かったのだそうです。Genおまけに見廻りの際は常に「死番」を務めていたとか。普通、「死番」は平隊士が順番で受け持ったのに、六番組だけは常に源さんが、しかも木刀でこなしていたというのです。うう、イカすよ、源さん!!

ただ……、これ史実本のような雰囲気ですが、あくまでも「紀聞」、聞き書きなんですよね。源さんが亡くなる時にその脳裏に浮かんだ物が描写されていたのを読んだ時にはどこまで信用してよいかわからなくなりました(汗)。小説と思った方がいいんでしょうか?(^^;)

あと、びっくりしたのは土方の周囲の人の多くが結核で亡くなっていた事。両親そして姉までも結核だそうです。当時結核が多かったとはいえ、これって相当ですよね。「土方が箱館で死ななかったらどうなっただろう?」なんて考える事がありましたが、ひょっとしたら、本人も結核で亡くなってしまったかも……?

(左の写真は日野で売っていた「源どら」。どら焼きです。このパッケージに描かれている源さんも凛々しい)

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コメント

こんにちは。YAGI節さん^^
源さん本って珍しいですよね、参考になりました♪
木刀の話、「組!」で源さんを演じてらっしゃった方も、TVでお話してらっしゃいましたが、きちんと、まだこうやって語り継がれているんですね。
源さん、シブイ、カッコイイ!

しかし…お土産がなぜどら焼き?

>結核
ただ発症しないだけで、持っている人はたくさんいるので、こう…赤い悪魔がどんどんと忍び寄り…(激何
感染しても、本人の体調で発症するか、どうなるかの明暗が分かれるそうです。

投稿: パラ野 | 2006.02.13 01:09

パラ野さん、こんにちは。
「源どら」は、箱売りだけではなく、ばら売りしているので手軽に買えるのです♪
なぜ源さんがどら焼きなのかはよくわかりませんが、「土方まんじゅう」があるから、源さんはまんじゅう以外の売れそうな物が割り当てられたのかな? 味は3種類ありました。ノーマルタイプと抹茶と……あれ、あともう1つ忘れた。1種類だけ売り切れでした。←食べてない物は忘れるヤツ

そうですね、結核って今でも「発症しないけど持っている」って人はたくさんいるっていいますしね。赤い悪魔…ベルギー? マンチェスター・ユナイテッド? 浦和レッズ? 結核以外だったら忍び寄って来て欲しいものばかりなのに(^^;)。

投稿: YAGI節 | 2006.02.13 23:36

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