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2006.05.27

『壬生の恋歌』が終わって

以前ここで記述した、『壬生の恋歌』、とうとう最終回が終わりました。23話、欠かさず全部見ました。

好みとしては大河ドラマ『新選組!』の方が圧倒的に好き。私は新選組物に恋愛要素は求めていないみたいです。平隊士が誰を好きになろうが興味ありません(斎藤さんの恋愛話だったら気にはなりますが、これもあまり見たくない)。なのにこのドラマには、タイトルに「恋歌」と付いているだけあって恋話が多いのです。試衛館組が脇役だったというのもハマれなかった要因かな。沖田でさえ、ほんの一瞬しか出ませんでした。そして斎藤さんの出番が皆無。原田・永倉・藤堂・山崎・松原まで出てくるのに〜。斎藤さん、いなくていい存在なのですか?(泣)

なんて言いつつ全話見てしまったのは「新選組物だから」という事に加えてキャストが豪華だったからです。初回のキャストだけで「豪華」と思ったのですが、その後も入れ替わり立ち替わり凄い人が顔を出しました。という事で、今回もキャスト中心の話をしてみたいと思います。
(これからドラマを見るという方はあまりいないと思いますが、ネタバレあります)

まず主役の三田村邦彦さん。
もしや、この頃はアイドル扱いだったのでしょうか? 最初はそんな事なかったのに、中盤以降、いい所で彼の歌が流れるようになりました。「三田村さん、カッコいい。三田村さんの歌流して〜」なんていうリクエストでも殺到したんだろうか? ドラマに合っているとはあまり思えず違和感ありました。「プロモーションビデオか!?」とツッコミたくなる感じ。ああいうのが当時は喜ばれたのかなぁ???

そしてどうなる事かと思った天下人のような高橋幸治さんの近藤勇。
さすが高橋幸治さんです!! 風格のある近藤でした。冷静沈着でいつもどっしり構えています。あれじゃ隊士は誰も逆らえない気がします。香取慎吾さんとは全くタイプの違う近藤像でしたが、あれはあれでいいですね。私は香取さんの近藤の方が好きですが、高橋さんの近藤が好きな人の気持ちもよーくわかります。先にあれを見たら、香取さんの近藤には違和感を持つんだろうなぁ。平隊士の目から見た近藤は高橋さんのよう(畏れ多い感じ)に映り、幹部の目から見た近藤は香取さんのよう(親しみやすい感じ)に映るのかも。

富豪刑事 第1巻夏八木勲さんの土方はひたすら怖かったです。
以前、天知茂さんの土方が怖かったと書いたような気がしますが、天知さんは精神的に怖く、夏八木さんは体育会系的に怖いという感じかな? 天知さんや山本耕史さんのようなフェロモンは無かったような(^^;)。
で、前回夏八木さんが今とあまり変わっていないと書いてしまったのですが、先日たまたま『富豪刑事』の夏八木さんを見て驚きました。おじいちゃん役じゃーん!!(がーん)

前回ちらっと触れた岸部一徳さん@山南。
結局終始「優しい山南さん」でした。岸部さんというと「腹に一物有る」といったイメージでしたが、今回はそれは感じませんでした。心優しく、最後には心が弱ってしまったという感じ。むしろ堺雅人さんの方が、「企んでる風」でした。

タケモトピアノCMソング芹沢鴨役の財津一郎さんはすごかったですよー。
佐藤浩市さんのような「二枚目鴨」ではないし、やはり傍若無人の困った君ですが、どこか憎めない鴨でした。

メモリアル・ベストびっくりしたのは、坂本九さんの坂本龍馬と秋吉久美子さんのお龍。
坂本九さんって、役者もやっていたんですね〜。
そして、秋吉さんの存在感が抜群です。秋吉さんは気の強いお龍さんと客の言いなりになる女郎という対照的な二役をうまく演じていました。

そのお龍の虜になってしまう架空の隊士を演じているのが遠藤憲一さん。これがデビュー作だそうです。
役名が「蛾次郎」でしたが、「人を大根みたいに斬る」という設定だったからモデルは大石鍬次郎かな? で、彼の鋭い目が印象的だったのですが、「この役者さん、知らない」と思いました。「もう消えちゃったのかな?」と思って調べてみたら……今も出まくってました(汗)。『不機嫌なジーン』にも出てました(ほんっとスミマセン)。思わず『不機嫌なジーン』のビデオを見返して、「えええっ!? この人の事!?」とびっくりしました。雰囲気が全然違うのですよ。20年の歳月は人の風貌を大きく変えるようです。

仮面の忍者 赤影 第一部 金目教編ちらっとしか出て来なかったのですが、桂小五郎役の人が気になりました。乞食の格好をしても妙に品があります。「何者だろう?」と調べてみたら、坂口徹郎という人でした。この人、芸名がいくつもあるようですが、坂口祐三郎という名前で『仮面の忍者 赤影』で主役の赤影を演じ一世を風靡したそうです。このイメージが強すぎてその後の活躍の機会に恵まれなかったのだとか。品のある忍者だったのかなぁ?>赤影
ちなみに幾松は岡江久美子さん(『組!』では菊川怜さんでしたね)。
きれいでした。桂の為なら死も恐れぬ凛々しい幾松。でも拷問シーンがあったのはショックでした。見廻組は幾松を拷問した事あるらしいですが、新選組も実際やったのかな? もっともドラマではちっとも口を割らない幾松に土方が「女に頼る程、困っちゃいねぇ」みたいな事を言って、取りやめてくれるんですけどね、ほっ。

伊東甲子太郎を演じたのは竜崎勝さん。
谷原章介さんほど嫌味な伊東ではないのに、顔のせいで谷原さんより悪い事考えてそうに見えてしまう(^^;)。で、この方の事も知らなかったのですが、なんとフジテレビの高島彩アナのお父さんだそうです。アヤパンは伊東の娘だったかぁ。

松原忠司役が若林豪さん。
甲本雅裕さんがやっていた役を若林さんが演るとはビックリ。なんか貫禄があり過ぎる〜。若林さんだったら局長・副長クラスの役でも良かったような気がするのですが。まぁ、松原も幹部だから、貫禄あった方がいいのか。逆に甲本さん……貫禄無かったですねぇ(^^;)。

野口健司役が平田満さん。
芹沢の死後、平隊士にされ居場所が無い野口がクローズアップされ、ちあきなおみさん演じる飯屋のおかみとの交流が描かれてました。確かにあの頃の野口の動きは気になるところです。

個人的にツボだったのは、長江健次さん。
『欽ドン』のフツオ君(若い方は知らないよね)が好きだったもので。
しかし、幼く弱々し〜い役でした。「こんな子供に隊務が務まるのか?」と思ったら三条大橋制札事件で大失敗。って事は、モデルは浅野薫なのかな? 実年齢よりも数段幼く見えました。

前回何人か挙げましたが、他にも岸田今日子さん(蓮月尼役)、山崎千里さんなどが出ていました。

スジナシMIP3(最も印象的だった3人)を選ぶと、高橋幸治さん・笑福亭鶴瓶さん(あまりコメントしてませんが良かったです)・財津一郎さんになるかな。
あ、ついでに『組!』のMIP3も挙げとくと、オダギリジョーさん・野際陽子さん・香取慎吾さんかな。あ〜、こっちは3人に絞るの難しいや。

最終回は、戊辰戦争で江戸へ向かうという所で終わりました。
最後は主人公に子供が産まれて、「新しい世界を作るぞー!!」と明るく終わりましたが、その子供を京都に置き去りにしちゃうんですよね。嗚呼。

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