メジャー
昨日、宝塚を見に行った話をアップしましたが、帰りはまんが喫茶に寄りました。読みたい物がたまっているのですが、今回手に取ったのは『MAJOR』。
早実・斎藤投手の愛読書と言われている物です。
先日、初めてこれのアニメ版を見たのですが、完璧に私好みでした。「最近、昔みたいな大ヒット野球マンガってないなぁ」と淋しく思っていたのですが、こんな面白い物があったとは。
超個人的な事を言わせていただくと、このアニメの声優さんがまたツボ。主役は森久保祥太郎さん、その親友役が森田成一さん。
森久保さんの名前は憶えていなかったのですが、声を聴いた瞬間、「永倉新八の声に似てる」と思いました。『幕末恋華新選組』の永倉の事です(^^;)。調べてみたら、やっぱり永倉でした。そして森田さんは近藤勇の声を担当した声優さん。つまり、永倉−近藤でバッテリー組んでるんですよ。キャー、チーム新選組じゃん!!(ばか)
という事で、この漫画を頭から読んでみる事にしました。
アニメで見た主人公は中学生でしたが、漫画は保育園児時代から始まってました。このタイトルからすると、主人公はメジャー入りを目指すのでしょうが……先は長い。
この日は4巻まで読みました。
アニメでいうと、第一シリーズの9話までらしい。まだ主人公9歳です。野球を一緒にやってくれる仲間を探すのに四苦八苦していました。同じクラスの子達には「サッカーの方がカッコいい」とか「野球なんてダサい」とか言われてました。がーん。そういう時代なんですかねぇ(涙)。
でも、これを愛読していた斎藤投手の活躍で、「野球選手ってカッコいい」という風潮に変わったらいいなぁ。
さて、その斎藤投手ですが、進路表明しましたね。
どの道が正しいかはわからないし、余計なお世話ですが、私は進学して欲しいと思っていたので、ちょっとホッとしました。あれだけ、チヤホヤされてもちゃんと地に足が着いているみたいで、さらに好感を持ってしまいました。
江川卓さんや松坂投手のような「10年(20年?)に1人」といったレベルの選手だったら「すぐプロ入りしなくちゃ勿体ない!!」って思いますが、斎藤投手はそこまでの天才ではないと思うんですよねぇ。「200勝投手を狙う」というタイプでもなさそう。もっとも、常識破りの信じられないような芸当をやってのける人なので、これからまたとんでもなく大きく化けちゃうのかも知れませんが。
「早大入りが有力視されていたのにプロ入りしてしまった選手」の入団経緯に良い印象がないというのも、初志貫徹で進学して欲しいと思っていた理由の1つです。
先輩・荒木投手のヤクルト入団時には書くのも躊躇するような色々な噂が飛び交いました。
桑田投手の巨人入りも清原選手が巨人入りを熱望していただけに、後味悪かった……。
選手というよりも周りの大人達のせいなんですけどね。
って、古い例ばかりですみません。
あとは本人が言うように、4年間で人間としても野球選手としてもさらに大きく成長する事を、楽しみにしたいと思います。
……久し振りに六大学野球、見に行こっかなぁ(笑)。
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