« 様々な争い | トップページ | パビリオン山椒魚 »

2006.10.31

歴史を変えました3

まさか3回目をアップする事になろうとは思ってませんでしたが……ゲーム『幕末志士伝』を再々トライしちゃいました(^^;)。
一度目は土方歳三で、二度目は坂本龍馬で、そして三度目はフリーキャラでやってみました。
これ、どんなゲームかは過去ログ(2005年9月6日11月8日)を参考して下さいね。
ウィキペディアのここにもかなり詳しく記載されていました。
維新の嵐 幕末志士伝フリーキャラは、佐幕開国穏健派に設定してスタート。
性別が選べたので女性にし、名前は自分と同じ名前、変名は「八木節」、出身地も自分と同じ「武蔵」にしてみました。

穏健派ではあるんですが、剣の腕は磨いておきたかったので、まずは剣術修業。
最初は天然理心流に入門しましたが近藤から一本を取って免許皆伝まで行ったので、北辰一刀流も修める事にしました。山南さんと逆パターンですね。こちらも千葉周作をやっつけて免許皆伝まで行ったので、調子に乗って練兵館と士学館の道場破りをしちゃいました。斎藤弥九郎も桃井春蔵ももはや敵じゃないぜ、はっはっは。

次は同行者選び。
これがフリーキャラでの一番の楽しみでしょうか。
2人を連れて歩けるようになってます。
土方編の時は新選組隊士、龍馬編の時は土佐縁の人しか同行者に出来なかったのですが、フリーキャラだとかなり自由に選べるのです。重職に就いてる人や大きな事件に関わっている人は駄目ですが、普通の藩士や平隊士ならほぼOK。

私が最初に狙いを付けたのは、斎藤一さんです♪
彼は同志には出来たのですが、同行者にしようとしたら「お誘いは嬉しいのですが、私にもやらなければいけない事がありまして」なんて断られてしまいました。そうだよね、斎藤さん、忙しいんだろうなぁ。しぶしぶ、連れて歩くのは諦め、情報収集をお願いするに留めました。
「斎藤さんがダメなら、新選組の隊長クラスは皆ダメなのかな」と思いきや、なぜか源さんは大丈夫でした。斎藤さんよりは暇なのか? という訳で、最初の同行者は井上源三郎に決定。

次に目を付けたのは土方編や龍馬編でも同志としてお世話になった岡田以蔵。
彼と仲良くなるとお酒が強くなるし(お酒が強くなると良い事がある)、このゲームの以蔵は島原に入り浸っているのでつかまえやすいのです(^^;)。それに早めにお近づきになっておかないと、彼の場合は死んでしまうんですよね〜(涙)。しかし、彼も同志にはなってくれましたが、同行は断られたので、薩摩の情報収集をお願いしました。薩摩にいれば捕まらないで済むかと思ったのですが、ダメでした。史実通りの最期を遂げる事になってしまいました。あぁ、私について来れば、牢になんて入れられないで済んだのに(?)。

続いてのターゲットは河上彦斎。
彼は同行してくれました!! 2人目の同行者♪
「彼なら強くて頭も良いから頼りになるわ」と思ったのですが、このゲームの中では学力不足気味でした。あれれ? そして、彼といつも一緒にいたはずなのに、佐久間象山、殺されちゃいました。うーむ、誰に斬られたのだろう???

しばらくは源さんと彦斎を連れて歩いていたのですが、途中で水戸の原市之進と長岡の二見虎三郎を同志にしてみたら、この二人が無茶苦茶頭が良く弁も立つので、彼らと歩くようになりました。説得の時に素晴らしい援護射撃をしてくれて、ホント助かるのです。びっくりする程。二人の事は、ゲームをする迄名前すら知らなかったんですけどね(汗)。この二人、趣味は勉学という設定になってます。凄い。

という訳で、お役御免の源さんには京都の情報収集をお願いしました。
河上彦斎は戦いの時だけ呼び出す事に。
あ、服部武雄(新選組)も頼りになりそうなので、声をかけてみたら同行者になってくれました。彼も戦闘要員。この2人がいれば、戦いは負け知らず!!

他に同志にしたのは、中村半次郎、江藤新平、大隈重信、板垣退助、伊藤博文、井上馨といった薩長土肥の錚々たる実力者達と(でも伊藤&井上は途中で言う事聞かなくなっちゃった!!)、会津びいきなので秋月悌次郎、白虎隊の飯沼貞吉、そして『るろうに剣心』の影響で相楽総三、ルックスの良さで選んでしまった伊庭八郎、ビジュアルが面白かった細谷十太夫(この人もゲームで初めて知りました……)、満遍なく能力の高かった三吉慎蔵などです。こんな人達を実際操れたら日本を自由に出来そうですね(笑)。

……なんか、ここ迄でかなりの長文になってしまいましたが、実際ゲームもそんな感じで、同志作りが主目的のようになってしまいました(^^;)。一応、時流も自分の思想と同じように佐幕開国穏健派に塗り替え、何の後ろ盾もない浪人だったのが途中で会津藩士に取り立てられたりはしましたが、特に大事件に携わる事もなく(せいぜい禁門の変位)、終わってしまいました。自分が皆を説得したおかげで、幕府は潰れなかったというエンディングにはなってますが、イマイチ盛り上がりには欠けました。 土方編や龍馬編と比べるとイベントが極端に少なくて、『ドラクエ』でいえば、レベル上げばかりをしているような感じ。非常に単調でした。幕末に興味の無い人にとっては全く面白くないだろうなぁ。想像力とか空想力を使って遊ぶという感じでしょうか。1人でロボットや人形を操って遊ぶのが好きだった人には向いてるかも。

ま、大阪を歩いた後だと、「うわ、京屋がある、鴻池もある、八軒家もある、中之島船着場もある〜」という感じで、よりリアルに感じられて楽しいのですけど。

ところで、このゲームには能力値というのがあって、これ、結構興味深いです。たとえば「剣技」の値が一番高いのは千葉周作、2位は同点で服部武雄と山岡鉄舟、以下こんな感じでした。

4.桂小五郎
5.榊原鍵吉
6.沖田総司、桃井春蔵
8.河上彦斎
9.芹沢鴨、男谷精一郎
11.斎藤一、斎藤弥九郎

維新の嵐 幕末志士伝―志士FILEうーむ、斎藤さんはベスト10に入りませんか(無念)。桂より弱いというのはイマイチ納得行きませんが、ま、あくまでゲームですからね。
他の新選組メンバーは永倉13位、近藤18位でした。新選組で一番強いのは服部という事になっています。まぁ、実際強かったんだろうと思うけどさぁ……でも斎藤さんの方が……(しつこい)。
つまりこんな感じになります。

服部>沖田>芹沢>斎藤>永倉>近藤>平山>藤堂>新見>篠原>伊東>原田>山南>土方

芹沢派・御陵衛士強し。

面白かったのは「弁舌」の値のランキング。
1位は徳川慶喜。確かに口上手そうですね。
2位は佐久間象山、3位は勝海舟、4位は岩倉具視と横井小楠。癖のありそうな方達です。

「魅力」は1位西郷隆盛、2位坂本龍馬。そしてここで、近藤が10位と健闘してます!! 剣技で18位なのに、「魅力」の方が上とは(笑)。

しかし、このゲーム、最初に発売されたのは98年なので、もうすぐ十年みたいです。2006年の今、このゲームをこんなにやりこんでいる人って、いるんでしょうか?(汗) 98年でこんなゲームが作れるなら、今だったらどれだけ進化した凄い物が出来るのだろ? あぁ、新作出して欲しいっ!!!!

|

« 様々な争い | トップページ | パビリオン山椒魚 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 歴史を変えました3:

« 様々な争い | トップページ | パビリオン山椒魚 »