のだめカンタービレとガーシュウィン
昨日、地元の吹奏楽コンサートを聴きに行ったら、すっかり「楽器触りたいモード」になって、今日のサックスのレッスンは雨だったにも関わらず、スキップ気分で行っちゃいました。らららん。
今はマライヤ・キャリーの"HERO"をやっています。それ程好きな曲ではなかったのですが、やっているうちにどんどん好きになります。らららん。
さて、『時効警察』以降、「観たい」と思う連ドラがあまりなかったのですが、久々に楽しみなドラマが始まりました。『のだめカンタービレ』です♪
ああいうタイプのドラマを月9にしちゃっていいんでしょうか?……って、『不機嫌なジーン』の時にもそんな事を書いたっけ。
どうも私は「月9っぽくない月9」が好きみたいです、ちょっとアクの強い物が。
『不機嫌なジーン』では内野聖陽さんの独特のキャラクターに釘付けになりましたが、『のだめカンタービレ』も原作が漫画のせいか、濃いキャラがたくさん出てきますね。そして、オーケストラの話というのが音楽ファンの私には魅力的に思えます。演奏シーンが多いのも嬉しいです。特に先週の2台のピアノ演奏シーンは良かったなぁ……。
これでサックスが出て来たら、個人的には言う事ナシ(^^;)。しかし、吹奏楽では欠かす事の出来ないサックスも、オーケストラでは殆ど出番が無いんですよね(涙)。
このドラマのエンディングにはガーシュウィンの『ラプソディー・イン・ブルー』が使われています。
クラシックにはあまり詳しくない私ですが、一番好きなクラシックの作曲家ってガーシュウィンなんです。
小学生の頃、まだガーシュウィンの曲を耳にする前の私の彼に対するイメージは「カッコいい」でした。
音楽の授業に出て来る作曲家ってヨーロッパ人ばかりなのに、「一人でアメリカ人って、なんかカッコいい」と思ったんです。
判官贔屓の気がある私は、ヨーロッパ人に負けじと孤軍奮闘している(ように見えた)ガーシュウィンに魅かれたように記憶しています。
『パリのアメリカ人』とか、『ラプソディー・イン・ブルー』というタイトルもクールでカッコ良く見えたっけ。
でも、そんな憧れ(?)のガーシュウィンも、実際に聴いてみたら期待が大きかったせいか全く感動出来ませんでした。「なんか地味で退屈〜」というのが第一印象。音楽の時間には「クラシックの中では現代派」と教わった筈なのに、新しさを感じる事が出来ず、「大昔のベートーベンの方がよっぽど革新的じゃん?」なんて思ったっけ……。
そんな私が改めてガーシュウィン好きになったのは、ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』の影響です。
ここで使われる音楽はとても楽しいのですが、それをガーシュウィンが書いているというではありませんか。クラシックのガーシュウィンと同一人物だと知った時には心底驚きました。
他にもよく耳にしている曲の多くをガーシュウィンが書いていると知って「この人、凄い!!」と再び憧れの人(?)になりました。
それに、最初「地味〜」と思った『ラプソディー・イン・ブルー』も繰り返し聴くうちに、好きになってゆきました。今聴くと、面白い曲だとも思うのです。うーん、どうして、昔は「退屈」と思ったのか、今となっては謎です……。
という感じで、「好みじゃない」と思った物を好きになる事もあるというのを教えてくれたのもガーシュウィンでした。
→のアルバムにはデヴィッド・ボウイも参加してます♪
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