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2007.04.13

壬生義士伝(テレビ東京版)

『壬生義士伝』のテレビドラマ版、DVDボックスセットを持っている友人が貸してくれたおかげで、今頃ですが観る事が出来ました♪
壬生義士伝 4枚組主要キャストは友人から聞いて何となく知っていたのですが、他も面白い事になってますね。という事でキャストを追いかけながら感想文を書いてみたいと思います。
一部ネタバレあります。原作読んだ方なら問題ないと思いますが、映画しか見てない方で、今後小説を読もうという方は斎藤さんの件あたりは読まない方が良いと思います。
では行ってみます。

まずは新選組隊士から。

◆吉村貫一郎:渡辺謙
吉村貫一郎といえば、「おもさげながんす」。「頭下げてばっかり」というイメージがあります。渡辺謙さんだと貫禄あり過ぎるので、ペコペコする役は似合わないんじゃないかと思いましたが、そうでもないですね。でも「ひもじさに慣れている」という台詞にはイマイチ説得力無いし、原作のイメージに合っているのは映画版の中井貴一さんかな。
とか言いつつ、私は渡辺さん演じる吉村の方が好きになりました。

◆斎藤一:竹中直人
斎藤ファンの私ですが、『壬生義士伝』の原作(以前ここで感想書いてます)で描かれている斎藤さんは好きではありません……。あれが元になっている限り誰が演じても好きになれそうにないなぁ。
ドラマ版には映画版に無かった坂本龍馬暗殺シーンがありました。原作同様斎藤さんが斬った設定になってます(むきーっ!!)。
原作では龍馬を斬った理由がよくわかりませんでしたが、ドラマでは自分が間者である事を隠す為に斬ったという設定になっていました(やめて〜っ!!)。
しかも藤堂がけしかけたみたいな設定になっている!(いや〜ん)
藤堂はホント作品によって描かれ方が違いますね。

◆沖田総司:金子賢
『風光る』で「黒ヒラメ」と呼ばれていた沖田ですが、金子さんを見ていたら「黒ヒラメって、こんな感じかも」と思わされました(笑)。
「ハジメさん、あいつ斬っちゃおうか」などと軽いノリで言う黒沖田は、従来の沖田のイメージとは違いますが、原作のイメージとは合ってますね。

◆近藤勇:柄本明
私の中の近藤のイメージは真っ直ぐ。
私の中の柄本明さんのイメージは斜。
真逆なイメージでしたが、柄本さんの近藤、意外と真っ直ぐで男らしかったです。

◆土方歳三:伊原剛志
か、かっこいい〜!!!!
もともと伊原剛志さんは結構好きなんですけどね、ちょっと崩した感じの座り方とか、喋り方とか、ステキでした。個人的には栗塚旭さんの土方より好き。山本耕史さんの土方といい勝負!!
最期、馬上で撃たれるのも良かったです。山本さんの土方は自分の足で走りながら撃たれてましたけど、なんか馬上で撃たれた方が土方っぽい感じがします、なんとなく。史実ではどうなんでしたっけ?(コメント参照)
ただ、洋装のヅラ……じゃなくてカツラはイマイチだったかなぁ。
途中、夏八木勲さん(『壬生の恋歌』の土方役)と話すシーンがあり、「お、新旧の土方だ♪」なんて嬉しくなっちゃいました。

◆伊東甲子太郎:萩原流行
このキャスティングは知らなかったので、萩原さんが画面に出て来た時はビックリしました〜。インパクトありますね。そして、さすがにいい声です。油小路でなんか唄ってましたが、あれが『竹生島』なんでしょうね、きっと。

◆永倉新八:遠藤憲一
NHKドラマ『壬生の恋歌』(以前ここで感想書いてます)の平隊士役で強烈な印象を私に与えてくれた遠藤さん。『壬生義士伝』では幹部に昇進してました(笑)。永倉役だったら、今の所この人が一番好きかも。
遠藤さんの他にも、渡辺謙さん・内藤剛志さん・夏八木勲さん・岸田今日子さんなどが『壬生の恋歌』とドラマ版『壬生義士伝』の両方に出ていました。ダブり率高し。

◆原田左之助:大鶴義丹
私の中のイメージとは全く違いました。
原作にはあまり出て来てないですね。

◆谷三十郎:六平直政
絵に描いたようなわかりやすい悪役。この方、悪役をやらせたら天下一品ですね。
しかし、沖田に「三十郎のバカッタレが、つけ上がって仕方がないんだがな」なんて言われる三十郎ってば(^^;)。

◆服部武雄:阿藤快
服部役をネームバリューのある人が演じるのは珍しいような。最初別人かと思いました。吉村の理解者という設定で、「この人殺したくないなぁ」と思わせる演技を見せてくれました。

◆井上源三郎:浅田次郎(特別出演)
源さんの台詞はほんのちょっとです。「知らない役者さんだなぁ」と思ったのですが、浅田次郎さんだったのですね。全く気付きませんでした〜。

では、隊士以外のキャストも。

◆しづ:高島礼子 (少女時代)安倍なつみ
安倍なつみさんが○年経つと高島礼子さんになるのかぁ(笑)。
それぞれ良かったと思います。

◆佐助:村田雄浩
主要キャストでは唯一映画版とドラマ版、両方に出ている人かな。映画版では千秋役をやってらっしゃいました。

◆大野次郎右衛門:内藤剛志
映画版では三宅裕司さんがやっていた役ですが、内藤さんの方が適役だと思いました。部下の前では冷酷なフリをして、吉村に「スパッと腹切れ」なんて申しつけるのですが、最後に、「辛い事の多かった人生だが、中でも吉村に詰め腹を切らせた時が一番辛かった」と岸田今日子さん扮するお母さんの前で泣きじゃくるシーンにはグッと来ました。

◆おその:坂井真紀
映画では中谷美紀さんが演じていて、遊郭の女性(役名はぬい)という設定だったのですが、テレビ版では病気で「自分を女として扱ってくれる人は斎藤しかいない」みたいな事を言っていたので、こちらは町娘の設定なのかなぁ? 映画を見ていたから、「この人、死んじゃうんだろうなぁ」と思いながら見ていたのですが、その死に方が違っていました。なまじ知っている気でいたので、そのギャップにかなりショックを受けました。切なかった〜(>_<)。
坂井さんって、最近ではバラエティーのイメージが強かったのですが(っていうか『ミラクルタイプ』の影響か)、幸薄い病弱な女性役がピッタリ合ってました。
あれ、永倉新八が「妻にする」と言っていた人って「おその」という名前じゃなかったっけ?

◆坂本龍馬:筧利夫
『銀魂』の坂本辰馬って大好きなんですけど、あの笑い方はバカっぽいというか、「アニメならではのハイテンションだなぁ〜」と思っていたのですが……筧利夫さんの龍馬のファーストシーンはまさしくあれでした(^^;)。ひたすら笑い続ける龍馬。うん、あれは龍馬ではなく辰馬です(笑)。

◆八木源之丞:津川雅彦
良かった!! 八木さんといえば私の中では伊東四朗さんのイメージが強いですが、津川さんもなかなかでした。
大河ドラマ『新選組!』でも同様のシーンが忘れられないのですが、新選組が京都から伏見に向かう際にねぎらいの言葉ををかけるシーンがとても良かったです。周りの人にも「よく見ておけ、あれが義士だ」みたいな事言っちゃって……。ううう、八木さん好きです。やっぱりYAGI節の「YAGI」は八木源之丞の「八木」って事にしちゃおうかしらん(^^;)。

という感じで、映画版以上に豪華なキャスティングでした。
時間が長い(10時間位)から、映画版で端折られてしまった名シーンもたくさんあって、私はドラマ版の方が気に入りました。
映画版では「どこに出てたっけ?」という位、影の薄い近藤・土方もドラマ版ではしっかり出てますしね♪

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コメント

壬生義士伝のドラマ版、YAGI節さんの解説で、観たような気になれました(笑)
えっと、一つ指摘させて頂いていいですか〜?(笑)
土方さんの最期について、ですが、、、
史実では、馬上で撃たれたって事になってますね〜 で、山本土方の最期も、最初は馬上で撃たれてしまったんです。
で、そのせいで落馬するんですが、山本土方は、撃たれたところを手で押さえつつ再度立ち上がって、負傷しながらも味方を守りつつ、兼定で敵を斬り倒していくんです。
私、この場面観た時、「え?三谷さんの脚本では、土方さんは、死なないって設定なん?」ってバカな事を考えてしまったのを覚えています(苦笑)

で、私信ですが、、、
まだお一人の返事が返って来ません。
もう少し待つつもりですが、又、近いうちにご連絡させて頂きたいと思っています。

投稿: あさぎ | 2007.04.15 00:52

あさぎさん

>最初は馬上で撃たれてしまったんです。

そうだっ! そうでしたねっ!!
「あれ、これで死ぬんじゃないの?」と思ったんでした、そういえばっ!!!
いや〜、ホント忘れっぽくてお恥ずかしい限りです。
フォローありがとうございます。

史実でも馬上で撃たれているんですね。
でも、亡くなった場所は正確には特定出来てないんでしたっけ。
眠っている場所が特定出来てないだけだったかな。

私信の件、了解です。

投稿: YAGI節 | 2007.04.15 15:41

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