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2007.06.14

第56回全日本大学野球選手権

東京六大学野球の早稲田大学の優勝がまだ記憶に新しい今日この頃ですが、全国のリーグ優勝校による全日本大学野球選手権が始まりました。今日、その二回戦を見に行って来ました♪

All1お目当ての斎藤佑樹投手は、今日登板するかは微妙でした。でも、「東京ドームでの学生野球」というのが自分的には新鮮で、見てみたかったのです。「学生野球といえば、神宮球場」というイメージですからね。ちなみに3回戦以降はやっぱり神宮なので、早稲田がドームで戦うのは今大会では今日だけです。

早稲田vs九州国際大戦の試合開始直前にドームに着きました。
外野席は解放していませんでした。いくら斎藤投手が人気があるといっても、さすがに平日の昼間にそうそう人は集まらないのですね。しかもまだ2回戦だし。
しかし、「右は混んでいるので左に行って下さい〜」なんて言われて左(=三塁側)へ行ってみたら、九州国際大側でした。早稲田側には入れないのね。ま、内野というだけでも嬉しいです。国体の時は外野芝生席で、ピッチャーなんて豆粒位の大きさにしか見えなかったからなぁ(あれはあれで気持ち良かったけど)。

内野席の客層は、意外と女性は少なかったです。「普段野球見なさそう」という感じの母娘連れや若い女性もいるにはいましたが、男性が多かったです。

気になる先発は……松下投手でした。あらら。
安定していました。打たれる気配が全くありません。テレビで見た選手なので、愛着はあるし、テンポの良いピッチングは見ていて気持ちが良いのですが、「この調子じゃ、今日は斎藤投手の出番は無いか」と思うと寂しい気持ちも否めませんでした。 しかし松下投手、9回にいきなり崩れます。四死球でランナー二人出したあたりだったでしょうか、それまで誰もピッチング練習していなかったのに、急に誰かが投げ始めました。思わず双眼鏡を構える私。背番号16が見えます。おお、斎藤投手だ!! ワンナウトから大きな犠牲フライを打たれて、ツーアウト一塁三塁とした所で、ピッチャー交代が告げられました。斎藤投手がマウンドに向かいます。わーい。

大学野球春季リーグ展望号 2007年 4/14号 [雑誌]いやぁ、なんかマウンド上がってくるのを見ながらドキドキしちゃいました。9回裏で走者2人いる状況。負けたら終わりのトーナメントの大事な局面で1年生を起用しますか。まぁ、リーグ戦でちゃんと実績残しましたからね〜。度胸も抜群ですしね〜。
そして、期待通り簡単に打者を追い込みました。
「さすが、斎藤投手」と思いかけたその刹那……打たれました。ジャストミート。
打球はぐんぐん伸びてレフトのフェンスを越え……るかと思ったら越えずにぶつかりました。三塁ランナーが悠々とホームを踏み、場内悲鳴。しかし、2人目のランナーがホームで刺されてゲームセット。一瞬の出来事でした。場内の声は悲鳴から歓声に変わりました。
結局2−1で早稲田の準々決勝進出が決定。ただ、あれがホームランだったら一転サヨナラ負けですよ。野球って恐い〜。

しかし、『紺碧の空』、いいなぁ。私も早大生として、あれ歌ってみたかった。
中学生の頃は「早大入りたい」と憧れていたのですが、高校入ったら身の程を知って「無理」と諦めてしまったのです。諦めずにもっと勉強しとけば良かったよ…。

次の試合は八戸大vs関西国際大戦。
どちらも知りませんが、せっかくなので見て帰ります。
どちらを応援するか決めかねていたのですが、判官びいきの気のある私は北国の大学を応援しようと思いかけました。しかし、出てくる選手を見てビックリ。なんか八戸大の選手達って大きいんですよ。逞しく、なんだか強そう。それに比べて関西国際大の選手達は小粒。体だけを見ると八戸大の方が圧倒的に強そうに見えました。そんな体の大きな選手達を翻弄する細身の関西国際大のエース(榊原投手)がカッコ良く見えてきて、途中からは関西国際大に情が移りました。丁度三塁側は関西国際大側でしたし。

榊原投手、良い投手なんじゃないですか? なんかイキがいいというか、体にバネがありそうというか、溌剌とした気持ちの良い投げ方でした。今調べてみたら、なんと高校時代は中京高校で神宮で優勝しているというではありませんか。ドラフト候補として名前が上がるほどの投手だったとか。今後が楽しみです。応援したいです。

All2早稲田の試合が終わると、客は一気に減ったので、私はどんどん前に出て、ホーム側に寄り、最後はバックネット裏に陣取りました(バックネット裏も自由席でした)。
そして、感動しました。
凄いんです、東京ドームのバックネット裏。景色が違います。あんな光景が広がっているなんて思わなかった。なんか、客席にいる感じがしません。自分もグラウンドの中に入っているような錯覚を覚えます。ボールがキャッチャーミットに吸い込まれる音は気持ち良いし、バットの折れる音は生々しいし、球の迫力がとにかく凄い。私、席を移動してからの30分位は夢の中にいるようでした。心臓がバクバクしました。あんな席でプロ野球見たら、心臓が口から飛び出すかもしれない(それは大げさか?)。 実は一人でどんどん前へ行くのって、ちょっと恥ずかしかったんですが、前へ行って良かったです。140キロを超える速球をバックネット裏で見るとゾクゾクしますよ。 実は最前列も空いていたのですが、私は11列目までが限界でした。それより前に行く勇気がありませんでした。来年平日に誰かを誘って、今度は最前列まで行ってみたいです(^^;)。

という感じで、斎藤投手を見られたのも嬉しかったのですが、バックネット裏の異次元の世界を体験出来て大満足の一日でした。
いや、ホント、オススメです、バックネット裏!!

6/16追記
榊原投手、来月の日米大学野球選手権の代表候補に追加されたそうです!! なんか、嬉しい。

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コメント

書いておいてくださって、ありがとうございます!
YAGI節さんが榊原君のことを褒めていてくださったなんて、
本当に奇遇というか不思議な縁ですぅ♪

九州国際大の試合もご覧になっていたのですね!
ここの榎下投手も、ファイターズが指名しています。
いや~来年のプロ野球(特にパ・リーグ)は本当に楽しみです(*≧m≦*)

投稿: まきこ | 2010.10.31 22:55

間違えましたっ(汗)
榎下君は九州産業大でしたm(__)m
九州国際大は、ファイターズの加藤政義君でしたよ~。

投稿: まきこ | 2010.10.31 23:35

まきこさん
榊原投手、「プロ2年目あたりから大活躍すると思います」なーんて予想出来てれば良かったなぁ(笑)。
素晴らしい投手だと思ったんですが、「プロで活躍するには体が小さいかも?」なんて思い、大胆予言は出来ませんでした。
先発ではないようですが、10勝1敗で防御率2.63って素晴らしい成績ですね。
「応援したい」とか書いておきながら、昨日まで忘れていた事が情けないです……。

あの日、私の目を釘付けにした2投手が、共にファイターズに入るなんて(斎藤投手はまだわからないけれど)ビックリ。

そして、もしかしたら、もう1人ファイターズの選手がいたかもしれないのですか。
うう、九州国際大学の選手は残念ながら全く憶えていないです……すみません~。

投稿: YAGI節 | 2010.11.01 23:10

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