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2007.09.11

輪違屋糸里(TBS)

ドラマ『輪違屋糸里』前後編、全部見終わりました。後編の方が面白かったかな。
では、感想行ってみます♪

話については以前読書感想文で語っているので、今回はキャスト中心で。
まず思ったのは、

「上戸彩さんのドラマにハズレなし」

今迄見た上戸彩さん主演のドラマで「つまらなかった」って思った物ってないんです。上戸さんが凄いのか、出演作を選ぶマネージャー(か誰か?)が凄いのか、よくわかりませんし、上戸さん出演作全部見てるワケではないので(^^;)、思いきり私的なイメージです。

それにしても、上戸さんって、ホントかわいいなー。私もあんなルックスで生まれたかったなぁ(爆)。

小田茜さんもキレイでしたね。見とれました。

土方役の伊藤英明さん、見た目はカッコ良かったけれど、それ以外は……。
あ、伊藤さんのせいじゃないです。原作のせいです。
糸里を引き立てる為の役になっちゃってる気がします。まぁ、今回の主役は糸里ですからね。

しかし、やはりラストの土方のセリフには違和感あります。
芹沢を倒して「これから」という時に、「国に帰って百姓やるから一緒に来てくれ」なんていう事を言い出すとは到底思えません(土方ファンの皆さん、そう思っていそう)。
原作を読んだ時は、「どうせ軽いノリでそんな心にも無い事言っちゃってんでしょ、このプレイボーイ」と思ったのですが(^^;)、ドラマでは涙流して言っちゃってるではありませんか。驚きました〜。
今迄この作品の土方の気持ちはよくわからなかったのですが、ドラマでは糸里の事がホントに好きだったという設定なんですかね。芹沢暗殺の夜を境に惚れ直したの?

中村獅童さんの芹沢鴨は原作のイメージにかなり近かったです。
台本をたまたま目にする機会があったのですが、そこには芹沢が花を育てるエピソードが載っていました。結局カットになってしまったようですが、そういう事を感じさせる「もしかしたら優しい人なのかも……?」と思わせるような表情をチラッと見せていましたね。色々な顔を見せてくれました。
ちなみに大好きだった大河ドラマの『新選組!』ですが、若干苦手キャラというのもいて、その一人が捨助でした(^^;)。
獅童さん自体は嫌いじゃないのですが、どうも捨助が苦手だったんです〜。という事で、獅童さんに限っては、今回のドラマの方が好きです。

的場浩司さんの近藤勇もなかなか。
女性に対する態度と男性に対する態度が全く違う所がよく表されていて良かったです。 水戸藩士達には強く出れるのに、お梅には……(笑)。その辺りは原作でも随分丁寧に描かれていたのですが、面白かったです。

山田純大さんの新見はカッコ良かった。今回は「ニイミ」ではなく「シンミ」と発音していましたね。
『新選組!』の新見がアレなので(アレはあれで好きですが)、「こんなにカッコ良くていいんでしょうか?」と思っちゃいました。アッケラカンと切腹しちゃって男らしい。試衛館組に入れて欲しかったです……っていうか、なんか今回は試衛館組が悪役みたいですけど(泣)。

忘れちゃいけないのが菱屋の番頭・笹野高史さん。
いや〜、さすがだ。この人こそ、原作から飛び出てきたようだっ!!
原作の憎々しい感じがすごく出ていて、なんか「名優」と呼ばれる理由がわかったような気がします。出番は少なかったし、特別面白い事をしていたわけではないのですが、印象に残っています。

一応、斎藤さんにも触れておきましょうか。
山口馬木也さんが演じてました。悪くないです。
セリフは二言位?(^^;)
原作の芹沢襲撃当日の斎藤さんと永倉の対峙シーンが凄く好きなので、もうちょっと長くやって欲しかった気もしますが、まぁ仕方ないですね。原作を読んでいない方にもあの対峙シーンの意味はわかったでしょうか? と、なぜか、そんな要らぬ心配をしてしまった私です(^^;)。途中で「永倉に斎藤を付けるなんて、さすが土方」なんていうセリフがあったから大丈夫ですかね。

全体的には楽しめましたが、新選組の事を全く知らない方がこれを見て、「へぇ、これがYAGI節が好きな新選組かぁ」と思われたら、ちょっと困るかな。

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コメント

土方さんのファンとしては(笑)

「百姓に戻りたい」発言と「捨てねえでくれ」発言は、理解に苦しみます。

あんなん、、土方さんに非ずです。

、、、って、、まあね〜 小説、フィクション、なんですよね〜
怒ったってしょうがない、ですけどね(苦笑)

あ〜 笹野高史さん。
「新選組!」では、総司のお医者さんでしたよね。
この俳優さん、ホントに、光ってましたね。

斉藤さん、、、
セリフ少なかったですけど(苦笑)永倉さんとの対峙シーン、カッコよかったですよね。
原作すっかり忘れてる私は、今ひとつ意味がよく分からなかったんですが(汗)

私、総司か、平助?のセリフ
「永倉さんと相手できるのは、総司か斉藤さんくらい」って言ってたのが良かったです。

投稿: あさぎ | 2007.09.11 11:54

後編の方が面白かったですね!前編見た時は、どうなるんだ?
このドラマ・・・と焦りましたよ。
私も捨助より鴨の獅童のが好みです。捨助苦手だったし(笑)

斎藤さんと永倉の対峙シーン!
物足りなかった〜ほんと一瞬でしたもんね〜
原作では、もっと長く書かれてるのに・・・
時間的にしょうがないと思いつつ、イケメンだっただけに残念。

投稿: もも | 2007.09.11 20:42

こんばんわ〜。
私も観ましたが、一言感想「ダメ」でした。
土方さんがあんなんじゃダメ(><)!!

>原作を読んでいない方にもあの対峙シーンの
>意味はわかったでしょうか? 

わかりましぇん、でした。

>「へぇ、これがYAGI節が好きな新選組かぁ」と
> 思われたら、ちょっと困るかな。

うんうん、スゴイ困ります。

投稿: 華乃子 | 2007.09.11 22:20

あさぎさん
原作読んだ時、「これ、土方ファンはどう思うんだろう?」とすごーく気になりましたが、あさぎさんはそれ程怒ってなかったですよね。
やはり、活字より映像の方がインパクト強かったですか?
あ、小説には「捨てねえでくれ」はなかったんでしたっけ? これが強烈でしたね。
あと、小説だと自分の都合の良いように想像出来る部分もあるかな。

たとえば、
あの「一緒に来てくれ」は「糸里が承知しない事を予想した上で、ちょっとロマンチックな事を言ってみたくなっただけ」という風に解釈してたんです。
プレイボーイの血が騒いだというか(^^;)。
で、糸里が承知したら、「ハハ、冗談だ」なんて言いそうな感じ。
糸里も土方が戯れで言っている、本気じゃないとわかっているから、「それぞれの世界で頑張ろう」と思う……。

伊藤さんの涙のせいで、この解釈はもろくも崩れましたけどね。
どうせなら、笑いながら爽やかに言って欲しかったです。
同じセリフを言っても全然違う感じになった筈。

いやぁ、私、土方さんを無理矢理、自分の土方像に近づけようとして歪曲して読んでたかも知れません(汗)。
ラストだけでも読み返したいな。

投稿: YAGI節 | 2007.09.11 22:31

ももさん
おーっ、ももさんも捨助苦手でしたか。
キャラ的にもあまり好きではないのですが、ちょっと都合良く出し過ぎな感じもしました。
「え、三谷さん、こんな所にも捨助出しちゃうんですか?」みたいな。

>斎藤さんと永倉の対峙シーン!

この作品をキライにならないのは、あのシーンがあるからというのも大きいです。

今、ヤフーで山口馬木也さんのプロフィール見てみたら、「特技・殺陣」となってました。
あの居合いと稽古だけではなくて、他の殺陣も見てみたかったです〜。

投稿: YAGI節 | 2007.09.11 22:34

華乃子さん
やっぱり、「あんなんじゃダメ」ですか。
あの土方さんを気に入る人は、『新選組!』の土方さんのファンにはなってないような気がしてきました(笑)。

このドラマ、あくまで糸里の話ですね。
糸里を良く見せる為には何でもありって感じ(?)。

>わかりましぇん、でした。

あうっ、やはりわかりにくかったですか。
芹沢斬りに反対の永倉は芹沢暗殺計画も知らされていないのですが、「何かアヤシイ」という事は勘づいている。その為、邪魔されないように、あの日は一日中斎藤さんが片時も離れずに永倉の側についているのです。
しかし、そうすると当然永倉はさらにあやしみますよね。
しかも夜は狭い部屋に二人っきりになってるし(笑)。
そして、睨み合い。
この斎藤さんは居合いの達人という事になっていて、あの距離だと、永倉は斎藤さんに勝てないという設定なのです。でも正眼だと永倉の方が強いという設定でした。ぶーぶー←斎藤ファンとしては、常に斎藤さんの方が強いと思いたい。

投稿: YAGI節 | 2007.09.11 22:54

良くわかりました!
詳しい説明どうもです〜♪

投稿: 華乃子 | 2007.09.13 14:13

華乃子さん
どういたしまして〜♪
斎藤さんの事になるとつい語りすぎてしまう……(^^;;;;)

投稿: YAGI節 | 2007.09.13 19:40

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