新選組の足跡（月真院 精進料理と法話の夕べ）

ここの続きではありますが、こっちの方が今回の話との関連性はあります。

さて、いよいよ憧れの月真院です!!
ついに、ついに、敷地内に足を踏み入れました〜っ!!


左：門を内側から見た図です。
中央の門は閉じられていました。右の小さな扉からひっそりとお邪魔しました。
右：内部に更にこんな入口が。

外部から見た写真は以前ここにアップしているので、興味のある方はどうぞ。

　
右:お寺の中に神社ってどういう事？？？
住職さんが歴史以外の質問は受け付けていたので、聞けば良かった〜。

　

左:八坂の塔が見えます。素敵な眺めでした。お寺の鐘が響いて、またイイ感じです。斎藤さんも同じ景色を見て、同じ鐘の音を聴いたのかなぁ(感動)。
着いた時はまだ明るかったけれど、途中で塔はライトアップされました。それだけ長い時間ゆっくり出来たという事ですね♪（約２時間）　夜景もきれいでしたが、写真には上手く撮れませんでした。
右:高台寺御用達の精進料理屋さんから取寄せたお弁当という事で、肉や魚は入っていません。

　

院内どこも写真撮影OKとの事だったので、撮りまくり。何の変哲もない所でも「斎藤さんが見たかも、触れたかも」と思うと撮らずにいられませんでした(^^;)。

　

もうどこもかしこも興味津々な私は、係の方に「他の部屋は見る事は出来ないんですか？」と尋ねてみました。聞いただけですよ。お願いしたわけじゃないんです〜(汗)。
すると、係の方は「言いたい事はわかります」との事。
「皆まで言うな」みたいな感じ？
「お気持ちはとてもよくわかりますが、狭いですし、何か特別な物があるわけではないんですよ」とおっしゃるので、「そうなのかぁ」と納得しました。

その話は終わったのかと思いきや、ふと気付くと、係の方が住職さんと何やら話をしていました。話している内容は所々しか聞こえなかったのですが、「伊東甲子太郎が隠れていた天井裏の部屋を見せてあげてくれ」的な交渉をしているようです(驚)。なんか話が食い違っているような。そんな部屋がある事、私知らないんですけど(汗)。 ……もっとも、そんな部屋があるなら、そりゃ見たいかなぁ(爆)。

住職さんは「隠れていたとは思わない」みたいな事をおっしゃっています。「堂々とした人だったと思う」との事。
私も隠れていたなんて思っていません。「きゃ〜、気を悪くされないで〜」ともうドキドキ。話に割り込むのもどうかと思い（よく聞こえなかったし）、ハラハラしながらもただただ様子を窺うだけの私でした(^^;;;;)。

　

結局、「多分違うだろうけれど、伊東甲子太郎が隠れていたという噂がある部屋」という事で見せていただける事になりました。
「それでも、あえて見たい方いますか？」と言われた時、一瞬躊躇したのですが、何人か手を挙げていらっしゃる方がいたので、私もワンテンポ遅れて慌てて勢いよく挙手したのでした(^^;)。

　

「斎藤さんは個室だったのか大部屋だったのか」とか、「伊東甲子太郎はトップだから個室だったのだろうか」とか、「この部屋は大きいから何人も寝られそう」とか、そんな事をちょっと想像してみたくて、軽い気持ちで「他の部屋は……？」なんて言ってしまったのですが、お手数おかけしてしまったようで、本当に申し訳なく思っています……。
やはり斎藤派にとって、月真院は緊張の場所のようです(^^;)。

しかし、月真院でゆっくり出来たのは本当に嬉しい事でした。
関係者の皆様、そしてお付き合い頂いたあさぎさんとネムソ〜さんには感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。