NHK放送博物館
2000年に放送されたNHKの正月時代劇『蒼天の夢』という作品が見たくて仕方ありません。
高杉晋作が主役というだけでも面白そうなのに、高杉役が野村萬斎さんですからね〜(^^;)。
リアルタイム放送時は幕末には全く興味がなく、このドラマの存在も知りませんでした。
その後、この配役を初めて知った時も「無茶苦茶似合いそう。見たかった〜!!」と思いましたが、萬斎さんの虜となった今では更にその思いは増すばかり。
しかし、視聴覚資料が無茶苦茶充実している近所の図書館には置いておらず、TSUTAYAにもなく、今流行の郵送で借りられるレンタルショップにもありませんでした。「買うしかないのかなぁ(でもVHSしか出てないよ…)」と思っていたのですが、NHK放送博物館で過去のNHKのビデオを無料で見られるという事を知り、勇んで行ってみました。(港区です。渋谷のスタジオパークではありません)
が、全ての作品が見られるワケではないのですね。
『蒼天の夢』はありませんでした〜。がーん
しかし、やっぱり萬斎さんがマイブームなので(^^;)、朝の連続テレビ小説『あぐり』をチェックしてみました。
第一印象は「うわっ、ちゃらっ」
でも憎めないというか、なんだか可愛いですね。エイスケさんブームが起こったというのもわかる気がしました。
萬斎さん出演シーン以外全く興味が無かったので、数分だけ見て、次は大河ドラマ『花の乱』をチェック。
大河ドラマ好きな私ですが、この頃は大河離れしてたんだよな〜。
市川團十郎さんが出てて、ちょっとびっくり。この頃は歌舞伎にも興味無かったから、こんな凄いキャスティングにも無関心だったみたいです。
しかし、室町時代には全く興味が無いので、萬斎さんの出演シーンをちらっとだけ見て、これもさっさと切り上げてしまいました。
次に見たのが『歴史への招待』。
「新選組池田屋騒動」の回を、きっちり見ました♪
今でいえば『その時歴史が動いた』みたいな番組ですが、鈴木健二アナウンサーが喋りまくり〜(笑)。
これは1980年放送……だったかな?
うわっ、祇園会所にローソンがないっ。
そして、池田屋の跡もパチンコ屋ではなく、食べ物屋がいくつも入ったビルでした〜。
スタジオに池田屋の実物大の模型を作っちゃって、「こんなに天井が低いから刀を振り上げたらこのように鴨居にぶつかります」とか「階段もこんなに狭いです。旅館というよりも一般の家の階段位です」なんて説明していました。あんな物作っちゃうなんて、すごい気合いの入れようだ。
池田屋の平面図も紹介されていたのですが、今調べてみたら、それが『ほぼ日』に載ってました〜(驚)。30年近く前の物なのに、凄い。いや〜、実にしっかりした番組で、しかも面白かったです。
まだ色々見たかったのですが、閉館時間が迫って来たので、ビデオは切り上げて展示室へ。
たくさんの展示がありましたが、特に心を魅かれたのは大河ドラマと紅白歌合戦のコーナー。大河ドラマの衣装や小道具はとっても楽しめました。しかし、『新選組!』関連は全くありませんでした〜。なぜだろう。東京であまり撮影していないからとか?
写真撮影OKとの事だったので撮りまくりました〜。
『風林火山』山本勘助(内野聖陽)の眼帯
なんか既に懐かしい……
左:勘助の素襖(すおう)
右:『利家とまつ』の衣装 おね(酒井法子)・まつ(松嶋菜々子)・はる(天海祐希)
左:『信長』の衣装(緒形直人)
右:『琉球の風』の衣装(東山紀之&渡部篤郎)
『武蔵』 佐々木小次郎の刀(松岡昌宏)
紅白歌合戦出場歌手のサイン
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コメント
あらら…いつの間にか
そこまで萬斎さんに惚れていたんですね〜vv
余談ですが、萬斎さん今度、ニーナのお芝居に
出演されますよ!
投稿: Aki_1031 | 2008.02.22 13:45
Akiさん
>あらら…いつの間にか
自分でもビックリです〜(^^;;;;;;;;)
シアターコクーンって高いですね。
今月と来月で萬斎さんの狂言計3公演見る事になるのですが、全部のチケット足した金額より高いです。
基本的にはストレートプレイにはそれ程興味が無いので(三谷さんは例外♪)、行かないと思います、多分。……でも、やっぱり、気になる〜。
……こんな事言ってて、いきなり行っちゃったり?
どうも、最近、自分で自分の先の行動が読めません(爆)。
投稿: YAGI節 | 2008.02.22 19:33