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2008.03.17

教育テレビの伝統芸能

伝統芸能をやっていらっしゃる方々の中で、今私の一番のお気に入りは野村萬斎さんか片岡愛之助さん。
一昨日は、なんとそのお二方が共にNHK教育テレビに出てました♪ なんと素晴らしい日でしょう(笑)。

そんな事、滅多にないので感想を書いてみたいと思います。
◆芸能花舞台
「春のリクエスト特選」という事で、昨年7月に放送された愛之助さんの舞踊『流星』を再放送していました。再放送……うーむ、初回放送を物の見事に見逃してますが、今回見る事が出来て良かった。

愛之助さんのインタビューがあったのが嬉しかったです。
相変わらず、上品でにこやかでイイ感じ〜。
「踊りが好き」とおっしゃる愛之助さんを見ながら、普段「踊り見てると眠くなるんだよね〜」と言っちゃう私は恥じ入るばかり。
いえ、愛之助さんの踊りなら眠くなりませんからーっ!!…………多分。

この踊り、とってもコミカルでした。
愛之助さんって、愛嬌のある役がホント似合う〜。
そして、4つのお面を使いわけていました(驚)。そんな演目初めて見たのでとても興味深かったです。

清元という音楽に合わせて踊るわけですが、この清元、ただ聞いてるだけだと私のような素人にはさっぱりわかりません。が、最初に丁寧な解説があり、その上歌詞テロップまで出してくれたので、助かりました。もっとも、この踊りはただ見てるだけでも楽しいんですけどね♪
で、今、調べてみたところ、清元協会のホームページというのがあって、そこになんと、『流星』の歌詞がまるまる載ってました。ちょっと感動。すご〜い。

◆まつりの響き2008(地域伝統芸能まつり)
日本全国から色々な団体が集まり、伝統芸能を披露していました。2日間にわたって開催された長時間の物を2時間にまとめて放送していたので、かなりカットしていたようです。しかも地上波の放送時間はBSより90分も短かった〜(涙)。ケーブルテレビ解約してからBSも見られなくなってしまったのです。無念……。

お目当て野村萬斎さんは、『翁』にご出演。
当ブログをじっくり読んで下さっている奇特な方はピンと来るでしょうか?
はい、『翁』といえば、「三番叟(さんばそう)」なのです〜っ!!(「?」な方はここの「春の寿」という辺りをお読み下さい)
いや〜、私、三番叟づいてるなぁ。
三月は「三番叟月間」ですか。
YouTubeで萬斎さんの三番叟を見、歌舞伎座で歌舞伎の三番叟を見、そして、ついに本家『翁』だっ。
どんな流れで「三番叟」に至るのか興味津々で見始めました。
清元より数段難しい能の言葉ですが、こちらもテロップが出ます。歌詞だけではなく、意味までも!! うう、ありがたや〜。さすが、NHKさん〜♪
で、翁と若衆役者の千歳が踊って……うんうん、歌舞伎と似たような流れ……? と思ったら……カットされてる(がくっ)。
そして、「三番叟・萬斎さんが出て来た〜」と思ったら、これも結構カットカット(涙)。あの「きえーっ!!」(?)という声やジャンプはカットされてなかったけど、YouTubeで見た物よりかなーり短かったです。あぁ、せっかく録画して保存版にしようと思ったのに。無念。
しかし、三番叟の「この喜びを外へはやるまいと思う」というテロップにはちょっと笑ってしまいました。自分達が栄えれば他はどうでも良いのか?
そういえば、能舞台に松が描かれている理由って、ご存知ですか?
能は昔は屋外の大きな木の前で行われていたそうです。最初は松限定では無かったのだとか。ただ、徳川家が「他の木をダメにしてでも生き残る」という習性のある松が大好きで(笑)、それから松メインになったのだそうです。他家の力を削ぐ事に尽力する徳川家? 喜びは外へやっちゃダメなのですか?

話がそれました。
この地域伝統芸能まつりでは、なんと角兵衛獅子も見る事が出来ました!! 今でも伝統芸能として、ちゃんと残っているんですね〜。無茶苦茶高度な組体操という感じで、感心しました。杉作君もびっくりする事でしょう。

Amazonの『鞍馬天狗』のDVDの写真が使えるようになりました。
あまりに嬉しいので、載せてみます♪ 天狗様〜
鞍馬天狗

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