またの機会に

近藤勇、最高ーーーっ!!

というわけで、『鞍馬天狗』、とうとう終わっちゃいました(号泣)。
ラストの「またの機会に」というセリフは「続編がある」という意味にとらえて良いでしょうか？（笑）

今日は、なんといっても近藤ですね!!
もう新選組ファンとして鼻が高いです。誇らしいです。
「どうです？　我らが局長は素晴らしいでしょ!?」と胸を張って叫びたい。
……って、先週は私、「ウチの天狗が……」とか言ってた気もしますが(爆)。

あれこそ近藤勇ですね〜。
生まれつきの武士よりも武士らしさを重んじる。義を尊び、「卑怯」と呼ばれる事を何より嫌う。くーっ、カッコいいよ。
今日はあれだけ天狗が奮闘してましたが、近藤が美味しい所持ってった〜♪
「委細伺って気が変わった」と言った時は、もう拍手喝采な気分でした。
「ありがとう、近藤さん、ありがとう。ほんとありがとう〜〜〜っ!!!!」って感じで。あれ、やっぱり天狗サイドなのか？＞自分
「委細」を近藤に伝えた杉作君も大手柄でした。杉作が出て来た時の近藤は嬉しそうでしたね（「卑怯」と言われる前までは）。近藤は命がけで恩返しをする人の事が好きなのですね。斎藤一の事もきっと好きですよね(^^;)。

そして、最後の決戦。
あれはお互いに相手の事を殺したくないと思っていたのでしょうか？
「天狗」と呼んでいた近藤が、最後に「天狗殿」と敬称を付けて呼ぶ所は超好き〜。
「好き」といえば、セリフが妙にクラシカルなのも好きでした。
今回のセリフではないけれど、
「我が新選組隊士を次々と刃（やいば）にかけた鞍馬天狗その人であるか」
などは、今時の時代劇ではなかなか聞けない言い回しだと思いました。
「貴様が我が新選組隊士を次々斬った鞍馬天狗か」なんて言うより、数倍カッコいいよ♪　なんとも言えない美しさを感じるというか。
「それが、鞍馬天狗なのだ」なんてセリフも古臭くて良かった〜
古さと新しさが同居した作品でした。

『鞍馬天狗』、これは今年一番、
いや、今年度一番、
いや、ここ数年で一番楽しめたドラマでした。
はぁ、楽しみがなくなっちゃった〜。