野村萬斎さんのビデオ2本
先日図書館から『ややこしや』のCDを借りて来て、PHSの着メロにしてみたのですが、スーパーでいきなり「ややこしや〜」と鳴った時無性に恥ずかしく、即行元の『新選組!』のオープニングテーマに戻しました。え、どっちもどっちですか?(^^;)
さて、『鞍馬天狗』は終わってしまったし(もう何日経ってるんだろう。引きずり過ぎ)、『にほんごであそぼ』は年度が変わったら萬斎さんのコーナーは同じものばかりやるし(今思えば、2月・3月は総集編的に色々やってくれたスペシャルなありがたい月だったのかも?)で、寂しい事この上ありません。
そこで、その寂しさを紛らわせるべく、図書館から萬斎さんのビデオを借りて来ました。
それでは感想行ってみます♪
◆狂言師 野村萬斎〜エイスケそしてニューヨーク
1998年に発売された物らしいです。
エイスケ(『あぐり』での萬斎さんの役名)名場面集と、ニューヨークでの萬斎さんの活動(ワークショップ、現地のアーティストとのコラボレーション、『法螺侍』)が収められたビデオで、締めに『奈須与市語』が入っています。
『あぐり』は見てなかったのですが、「エイスケさんブーム」はなんとなく知ってます。その頃の萬斎さんのメディアへの露出度は高かったから、一部の名場面は目にする機会もありました。たとえば、「あぐりは僕の大切な妻です」なんて言うシーンはよく覚えています。「普段はチャラいけど、時々ビシッと決める」みたいな?
しかし、当時の私は醒めていて「なるほどね〜、一部の女性はこういうの好きかもね」と、客観的に見てました。はい、完全に他人事でした。なんか狙い過ぎてる感じがしてイヤだったような気も(^^;)。そんな私が10年後に萬斎ファンになるのですから、先の事はわからないものです〜。
ファンになった今改めて見てみると……
個性的でとても面白いけれど、やっぱり現在の萬斎さんの方が好きです。
『あぐり』には、生田斗真さんも出ていたのですね。
最初全く気付きませんでした。最後にテロップが出て初めて「ん、生田斗真?」と反応。しかし、それでもどこに出ているかさっぱりわかりません。
ウィキペディアで検索して初めて萬斎さんの子供の役とわかったのですが、わかってから見ても、「ホントにこれが生田斗真?」と確信を持てない程、面影ありませんでした。
『奈須与市語』は2月に生で見て、「難しい」という感想を書いたっけ(^^;)。
ビデオには字幕が入っていたのですが、「こんな難しい言葉で語っていたんだから、そりゃ難しく感じるわけだ」と改めて思いました(爆)。
生で見たら迫力があってとてもカッコ良かったのですが、ビデオだと集中して見るのがちょっとキツイかな。これを楽しめるようになる為には、もうちょっと修行が必要なようです>自分。
◆唐相撲(とうずもう)
同じ演目を先月世田谷でやっていたようですが、今回見たDVDは2000年4月に国立能楽堂で収録した物だそうです。
以前話題に出した『RASHOMON』同様、茂山家との共演です。
見覚えのある方達がたくさん出てました。
日本人の相撲取が中国人達と相撲を取るというお話なんですが、中国が舞台だったり、登場人物が異様に多かったりと、狂言としてはちょっと変わった作品です。
話はわかりやすく、楽しい場面も多いのですが、肝心の萬斎さんの役が面白くありませんでした(^^;)。
DVDには萬斎さんのインタビューが収録されていたのですが、ご自身でもそんな事をおっしゃってました。
萬斎さんと対決する人達の負けっぷりや、怖がりっぷりが見所な作品なんですよね〜。
という事で、この2本では今一満足出来なかった私ですが……
とうとう素晴らしい物を見つけてしまいましたっ!!
規定が変わって、今迄借りられなかった図書館でも借りられるようになったのです。
そこに探し続けていたアレがあったのです〜♪
近々、感想をアップ出来ると思います。
もうずっと見たくて見たくて、期待しまくっていた作品です。
期待が大きすぎると「期待外れで後でガッカリ」なんて事もよくあるので心配ですが、それでもついに見られると思うと嬉しくてたまりませんっ!!
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コメント
こんにちは。天狗ネタ、萬斎さんネタになると出没するちィです。
『狂言師 野村萬斎〜エイスケそしてニューヨーク』はエイスケさんからファンになった私には興味津々なビデオですね〜。見たこと無いです。地元の図書館の蔵書検索かけてみましたが、残念ながら無いようでした。うう…(涙)。
そう!『あぐり』には生田斗真君が出ていたのですよ!私はあの時から彼のファンです。ものすごく彼の印象が強くて、たった1週間しか出演がなかったとは思えないくらい彼のこと覚えてます。最近はかなりブレイクしてきていて嬉しです(笑)。あの頃、エイスケさん同様、斗真君もまた一部でかなりの人気が出て、女性誌などで「あの子役は誰?」みたいに取り上げられてたんですよ。
でも、私はそんな顔が変わったと思ってないんですけど…そんなに面影なかったですか??
『あぐり』は萬斎さんと斗真君という二人に出会った、ヒジョーに思い出深い作品です。
投稿: ちィ | 2008.04.23 20:02
ちィさん
実は、当ブログを定期的に見て下さっている方の中には萬斎さんファンの方はおそらくいらっしゃらないので(検索で来て下さる方はいらっしゃるかもしれないけれど)、「幕末ネタ以外で萬斎さんの事書いても、どうせコメント付かないんだろうなぁ」と寂しい思いを抱きながら書いてました。
なので、萬斎さんネタで出て来て頂けるのはとてもありがたいです。
このビデオは、視聴覚資料が全く充実していない隣市の図書館にありました。
「え、なぜ、ここに?」という感じでした。
『あぐり』の頃から生田斗真さんのファンだなんて、先見の明がありますね〜。
彼も話題になっていたとは。
>そんなに面影なかったですか??
うーん、子供と青年ですからね〜。
でも、ファンの方だったらすぐわかるのかな。
私は生田さんのドラマを1本も見ておらず、最近のCMやバラエティ番組での限られた表情しか知らないから、面影を見つけられなかったのかも知れません。
投稿: YAGI節 | 2008.04.24 02:09
私の「ファン」なんてそれこそ「好き」に毛が生えた程度のもので、YAGI節さんのように沢山関連本読んだり映像見たり舞台に足運んだりなさってる方とは比較にならないお粗末なものですから、偉そうにコメントするのは恥ずかしいのですが、私もサイトやってたりblogやってたりするんで、気に入った文章、記事にはできるだけ反応残したくなるんですよね。
斗真君は…私も子供時代と今の彼しか知らなかったら、面影見つけられないかもしれないですね。
『あぐり』の後、結構最近になるまで露出が少ない時期が長かったのですが、それでも年に1〜2回から数年に1回程度の割合ではジャニーズのバラエティ番組や音楽番組のバックで踊る姿を目撃していたので、成長を追っていけたのだと思います。ハンサムさんに育ってくれて嬉しい限りです(笑)。
投稿: ちィ | 2008.04.27 14:32
ちィさん
いやいやいや、私こそ、ファンになりたての超ビギナーの分際で色々書いてお恥ずかしい限りです(大汗)。
そして、好きになりたてだと、新しい発見も色々あって、パワー全開であれもこれもと書きたくなってしまうんですよね〜(^^;)。
ちィさんのブログも拝見しているのですが、『ハチミツとクローバー』に関しては見た事がないのでコメント出来ず、あとは古い話になってしまうのでやはりコメント出来ずにいます。しかし、またそのうちお邪魔しますね♪
>ハンサムさんに育ってくれて嬉しい限りです(笑)。
無名の頃からずっと見ていると、親近感沸くでしょうね。
ブレイク、おめでとうございます!!
投稿: YAGI節 | 2008.04.29 19:03