« 昭和記念公園・2008春 | トップページ | 演劇ファンに100の質問 »

2008.04.08

四月大歌舞伎(夜の部)

先月に続き、今月も歌舞伎座に行ってきました♪

Ap1今月は愛しの愛之助さん(^^;)は出ませんが、『将軍江戸を去る』という演目に魅かれたのです。「将軍」とは徳川慶喜の事。久々の幕末ものです!!

今月はチケットの売れ行きが良いですね〜。
土日は全部ソールドアウト。
平日も、1万円以上の高い席しか残っていません。
どういう時に人気が高いのか今一想像が付かないので、この事態にはちょっとビックリしました。
3階(か4階)席常連の私としては顔面蒼白になりましたが、例のごとく「チケットWeb松竹」のサイトをこまめにチェックしていたら、3階席1枚ぴこっと出て来て無事ゲット出来ました。ほっ。

それでは演目毎の感想行ってみます♪ ネタバレあります。

◆将軍江戸を去る
歌舞伎を見る前日は睡眠をたっぷり取っておかなければいけません。
わかっている筈だったのですが、今回は「幕末物だったら眠くなる筈はないだろう」と油断し、寝不足で臨んでしまいました。
そして……
なんか記憶が一部途切れてるんですけど〜(激爆)。
う〜、これがお目当ての筈だったのに……。

Ap2ファーストシーンは上野寛永寺!!
門の前には彰義隊の旗が立っています。あれは黒門なのでしょうね。
「奥羽越列藩同盟が出来た、これで薩長に勝ち目はないっ!」とか、
「今は薩長が官軍とか言ってるが、勝てば官軍だから、すぐこっちが官軍になるぞ〜♪」
みたいに気勢を上げています。ああ、彼らは本当に勝てると思っていたのでしょうか……(涙)。

「原田左之助もいるのかな?」とワクワクドキドキしながら見てましたが、結局左之助は出てきませんでした。
左之助のみならず、新選組メンバーの名前は一人も出て来ませんでした。残念。

ストーリーは、
上野で謹慎していた慶喜が恭順を翻意。それに慌てた山岡鉄太郎(鉄舟)が命がけの説得を試みる……というものです。
榎本武揚や大鳥圭介の名前が出て来て、「翻意の原因となったのは彼等らしい」と思わせる感じです。榎本・大鳥ときて、なんで土方の名前を出さないかな(^^;)。

戦う気満々の慶喜は、恭順派の山岡と会おうとはしません。
騒いだり挑発したりと策を弄し、高橋伊勢守(泥舟)のとりなしもあって、やっと慶喜との面会を果たす山岡。
が……、いよいよ説得という山場のシーンからの記憶がありません。
公式サイトを見て、「戦争が起きれば江戸は火の海となり、罪もない庶民たちが苦しむ」という事を言って説得したのだという事がわかりましたが、記憶の無い私には当然「山岡の説得に感動」なんて事も無かったのでした。
完全に落ちてはいないと思うのですが、ずーっと眠くて、意識朦朧だったんですよねぇ。はぁ、虚しい……。

気づいたら、慶喜は山岡の説得に応じてました。
そして、江戸を去り水戸に向かう慶喜。慶喜との別れを惜しみ、泣く家来達。
私は感情移入も出来ず、「江戸が火の海にならないのは良かったけれど、代わりに会津が……」と複雑な気分になるのであった……。
っていうか、もうとにかく、記憶が無いことが悔しいやら情けないやら(号泣)。

Ap3◆歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
今回のお目当ては『将軍江戸を去る』でしたが、同時に『勧進帳』が見られるというのが嬉しくて、嬉しくて!!
そういえば、昔テレビで放送された時に録画したんですが、まだ見ていないなぁ(爆)。生で見るのも初めて。
そして、なんと仁左衛門さんと玉三郎さんのコンビで、弁慶と義経をやるというのです。初めて見る『勧進帳』がこの2人だなんて、私的にはこんな嬉しい配役はないです。玉三郎さんの男役を見るのは初めてかも。

仁左衛門さんの弁慶はカッコ良すぎます!!
いやあ、仁左衛門さんって、ホント何やっても魅力的だなぁ。
先月のなよなよした役とは正反対。先月は「スリム」と称してしまった仁左衛門さんなんですが、今月は無茶苦茶逞しく見えるんですよ〜。見得も決まってるし、グ〜
声も先月とは全く違いました。
玉三郎さんの声は女役の時とあまり変わっていなかったような……。

◆浮かれ心中(うかれしんじゅう)
一番期待していなかったこの演目で、一番笑ってしまいました。
いや、前の2つは喜劇じゃないので、比べるのは間違ってますが。
これは言葉はほとんど時代劇って感じで超カンタン♪ 勘三郎さんが笑わせまくりで、眠くなる暇はありませんでした。
「中村勘三郎ちゅう乗り相勤め申し候」と書いてあって、「なぜ『ちゅう』が平仮名なのだろう?」と不思議に思っていたのですが、「宙」とネズミの「チュー」を掛けていたのでした。勘三郎さん扮する栄次郎は「あの世でネズミの上で『三番(さんば)叟』を踊る」らしく、その影響で友人のペンネームが式亭三馬(さんば)になったという無茶苦茶な設定でした(笑)。
「すわっ、また『三番叟』!!」と期待してしまったのですが、宙乗り時にかかった音楽はなんと"It's a small world"(一瞬『三番叟』もかかったのかな?)。ネズミのキャラクターで有名な某テーマパークでおなじみの音楽ですね(^^;)。
『勧進帳』の時は「花道の見える席が良かった…」と思いましたが、こちらでは「3階席で良かった!!」と思いました。滞空時間がかなり長く、物投げたり、揺れたりと色々な事をしてくれました♪
という感じで、おふざけたっぷりの弾けた舞台なんですが、そのせいか、イヤホンガイドの人まで、聞いた事のないような弾けっぷりでビックリしました。

宙吊り時に勘三郎さん、「中曽根御大が来ていて」みたいな事を言っていました。「中曽根」という名字からは中曽根康弘元総理しか連想できないのですが、あの中曽根さんがいらしてたのかなぁ?

|

« 昭和記念公園・2008春 | トップページ | 演劇ファンに100の質問 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 四月大歌舞伎(夜の部):

» 歌舞く時、歌舞ければ、歌舞け! [hyoの気まぐれ]
 行って参りました、今年2回目。この日のために、昨日の日曜出勤も乗り越えてきたんです!  そんなわけで、「四月大歌舞伎」・夜の部。ネタバレっす。 [続きを読む]

受信: 2008.04.10 10:10

« 昭和記念公園・2008春 | トップページ | 演劇ファンに100の質問 »