西の魔女が死んだ

「西の魔女」といっても、『オズの魔法使い』や『ウィキッド』とは関係ありません(^^;)。
手嶌葵さんの歌うテーマ曲以外には全く興味の無かったこの映画を、「どうしても見たい」という母に付き合って見て来ました。

最初の数分は「なんか今一かも……」なんて思いつつ見ていたのですが……
どんどん引き込まれ、最後は大泣きしてしまいました。
昨年の日本アカデミー賞最優秀作品賞を取った『東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜』の十倍は泣いた……というか、今迄観た邦画の中で一番泣きました。
母が泣いて、私がケロッとしているというのがいつものパターンなのですが、今回は逆で私一人が大泣き。母はそんな私を珍しそうにというか、面白そうに(^^;)見てました。親子でも泣きのツボが違う事を痛感しました。お涙頂戴物は好きではないのですが、これは好き。いや、これは「お涙頂戴物」とは言わないかも。

「魔女」とはおばあちゃんの事ですが、このおばあちゃん（イギリス人）がとても魅力的で、「私の側にもこんな素敵なおばあちゃんがいてくれたらなぁ」と思わせる人でした。
と同時に「こんな風に年を取れたらなぁ」と憧れる存在でもありました。畑仕事とかガーデニングなど、やっている事は面倒くさがり屋の私には不向きな事ばかりでしたが、彼女の考え方や人との接し方に憧れるのです。何でも許し、受け容れ、感謝するような人です。
癒されるセリフがたくさんありました。
気に入ったのは「ホッキョクグマがハワイに住まなくても、誰も責めたりしません」（みたいな感じ）のセリフ。「無理しなくてもいいんだよ」という意味ですが、なんだかホッとしませんか？
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『20世紀少年』の予告編が流れました♪
『マジックアワー』を見た時も流れたんですが、あの時はまだイメージビデオっぽい予告編でした。今回はキャストの顔も出るバージョンで、「いよいよ公開が迫って来た」と期待を抱かせる感じ。劇場で聴くT.REXは素敵すぎる〜。
しかし、ハットリ君のお面は実写で見ると怖いでござる。