五輪ヤバイぞ！マー君(そして岩隈は?)

北京五輪が近づいてきました。

数ヶ月前迄は、私も北京に行くつもりでいました。
友人２人と「行きたいね」という話はしていたのですが、結局一番行きたがっていた私だけ脱落という悲しい結果になりました。どうしてもお金の都合が付かなかったのです。中国だから安く行けると思ったのですが、甘かった。
休みだけは取っているので、いざとなったら航空券だけ買って、友人達が泊まるホテルのソファにでも寝かせてもらう、という手もあるのですけどね(^^;)。まぁ、多分無理だろうな……。

いいもん、暑いの苦手だから８月は引きこもってテレビ観まくるもん。
悔しいから、せめて９月は狂言や歌舞伎をたくさん観てやります（笑）。

さて、今日のタイトルはサンスポからの引用です。私は気恥ずかしくて「マー君」とは呼べません

「マー君」とは、もちろん楽天の田中将大投手。北京五輪野球日本代表に選ばれた唯一の十代選手となりました。
一昨年夏の甲子園での早実・斎藤投手との投げ合いは記憶に新しい所ですが、球宴にも選ばれ五輪代表とは。大学野球で活躍する斎藤投手同様、期待を裏切らない活躍ぶりですね。
という訳で、田中投手は良い投手だと思いますが、今の楽天のエースは岩隈投手でしょう。
かつての情熱が嘘のように、最近プロ野球をめっきり観なくなり、特に好きな球団や選手もいなくなってしまった私ですが、一番好きなプロ野球選手を敢えて選ぶとしたら岩隈投手になります。

４年前の岩隈投手は絶好調。15勝2敗という驚異的な成績を残し、国内では無敵と思われたのですが、アテネ五輪では格下のオランダにまさかの１回２／３ＫＯ、途中降板。
あのＫＯは今思い返しても不思議で仕方ありません。それに関する岩隈投手のコメントなどは当時見つける事が出来ませんでした。それきり、リベンジの機会を与えられる事もなく、アテネ五輪は終わってしまいました……。

上で「15勝2敗の驚異的な成績」と記しましたが、実はなんとそのうちの12勝をオリンピック前に挙げていて（12連勝!!）、その後このシーズンは３勝しかしていないのです。オリンピックに行ってなかったら、一体何勝したのでしょう？

その年を最後に近鉄は消滅し(号泣)、楽天の一員としてスタートした岩隈投手は2005年は大きく負け越してしまいました。その後は怪我で泣かず飛ばず。「オリンピックを境に別人になってしまった」という印象が強いです。不振には色々な理由があるわけですが、自分が「オリンピックおたく」であるせいか、「オリンピック・ショック」というイメージが拭えません。

しかし、今年の岩隈投手は華麗に復活。絶好調!!　４年ぶりの最多勝を取りそうな勢いです。
そして今回、岩隈投手は五輪代表に選ばれず、楽天からは田中投手が選ばれました。
「岩隈投手は五輪には良い思い出が無いだろうし、もう出たくないんだろうな」なんて勝手に思っていましたが、昨年の契約更改時に目標として「北京五輪出場」を掲げていたと知り、遅まきながらビックリ。
そして先日13勝目を挙げた時の見出し「五輪代表落ち悔しさぶつけた１３勝目」というのを見て、さらにビックリ。五輪出たかったのかぁ……。
岩隈＆田中の二投手を出すというのは野村監督が認めなかったという説もありますから、選んだ側に文句を言う筋合いはありませんが……岩隈投手のリベンジ、見たかったです。

そんなタイミングで、「田中投手、右肩痛で登録抹消」のニュースが飛び込んで来ました。軽傷ではあるけれど、球宴の出場辞退は確実との事。えっ、じゃあ五輪は!?

日本代表の星野監督は「もし長引くようなら対応していかなければならないが、今の時点では様子をみるしかない」と述べたそうです。
代わりに岩隈投手が出る、なんて事もあるのでしょうか？　これでアテネのリベンジが果たせたら、感動的なんですけどね〜。田中投手も好きだから、五輪で見たい気もするし……なんか、目が離せなくなって来ました。どうなるニッポン!?