新選組／手塚治虫

手塚治虫さんが新選組をどう描いているのかとても興味があったのですが、ようやくこの漫画を読む事が出来ました。

主人公は架空の新入隊士です。
親を土佐藩士（だったかな？）に殺され、仇討ちの為に新選組に入るという設定。
「仇討ち」の意味（意義）というのは時代によって全く異なると思うのですが、これは現代的解釈といえそうです。というか、昭和の子供達に復讐の虚しさや争いの愚かしさを教えようという狙いだったのかも？

タイトルは『新選組』なのに新選組はあまり好意的に描かれていません。
古高俊太郎を拷問する土方歳三に至っては「人間として最低」みたいな事を言われてました
確かに拷問はイヤだけどさ〜、そのおかげで京の街が火の海になる事を防げたじゃないですかーっ!!　一時的にだけど(爆)。
平隊士風情にそんな事を言われても全く意に介さない土方。妙に睫毛が長いのが印象的でした(笑)。
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先日、地下鉄駅構内を歩いていたら、『幕末純情伝』のポスターが貼ってありました。
思わず「カッコいい……」と口に出してしまった私。丁度その時、ポスターの前を男性が通りましたが、あなたの事じゃなくて、真琴つばささんの事ですからっ
真琴さんといえば、最近バラエティー番組で面白おかしくいじられている図を見る事が多いので、つい忘れてしまうのですが、元宝塚トップスターだけあってキメた時はカッコ良いのですね〜。なんか見直してしまいました。
（幕末物の舞台だったら勇んで駆けつけたい所ですが、『幕末純情伝』は映画があまりに私の好みとは異なっていたんだよなぁ……）

その直後にオダギリジョーさんのポスターを見かけまして、同行者が「YAGI節の好きな人だ」と言ったのですが、思わず「違う」と呟いていました(爆)。
その写真写りがイマイチで残念な感じだったのです〜。あの髭はどうも好きになれないのですが、キレイにする気はないのかな？