やっぱり京都 そして顔見世
2005年に二度、2006年に二度、2007年に二度……
と、この所毎年京都へ行っている私。
行き過ぎを反省し、昨年ブログにも「もう当分行きません(多分)」なんて書き、実際今年の春は我慢したのですが……
我慢の限界(早っ)という事で、来月またまた京都へ行っちゃう事にしました
「紅葉を見て、新選組のゆかりの地を訪れて、ついでに彦根城(お城好き)なんか見てみたいなぁ。それでも『のぞみ』で早朝に行けば日帰りでいいや」なんて最初は思っていたのですが、余計な事(?)に気付いてしまいました。それは南座の顔見世興行っ!!
京都の南座といえば、新選組隊士が暴れたという噂で知られる所なので、是非中に入ってみたいとかねがね思っていましたが、そんな新選組ファン的感慨が無くても、その登録有形文化財にも指定されている素敵な外観には心魅かれます。
今迄も京都へ行く度、「今、南座では何やってるのかな?」とチェックはしていたのですが、今迄は私好みの公演と当たる事がありませんでした。
しかし、今回は歌舞伎をやるというではありませんか。
しかも、その演目と出演者が豪華極まりない。
「これは一体……?」とあまりの凄さに呆然としてしまいました。これが「京の風物詩」とも言われる噂の「顔見世公演」なのですね。
東京の歌舞伎座でも「顔見世」というのはありますが、なんか京都の方が圧倒的に豪華メニューな気がする。私の好きな役者さんが多く出ているからそう思うのか……? いやいや、冷静に見てもやっぱり豪華な気がするなぁ。これは見ずにはいられませんっ!! となると日帰りは無理か。
最初は一人で行くつもりだったのですが、この顔見世興行にエキサイトした私は、友人に「南座凄いよ」と報告。すると友人もやはり驚き、「私も行きたい」という事になったのです。もっとも、私が見たいのは愛之助さんが出演する昼の部、友人が見たいのは夜の部、ここはどうしても折り合いが付かず、一緒に行くのに別公演を見るという面白い事態になりました(^^;)。で、別公演なので、チケットは各自で取る事に。
そして、その発売日が今日でした。
やはり、人気なのでしょうか。
朝一番でアクセスしましたが、松竹の電話もWEBも全く繋がりません。
45分後、ようやくWEBが繋がり、無事希望日の一番安い四等席をゲット!! 一番安い席といっても5500円。普段東京で見る歌舞伎の一番安いチケットの倍以上。最後列でした。
ちなみに友人が狙っていた夜の部は希望日は全席完売。既に新幹線のチケットもホテルも取っている為、別の日を狙う事も出来ず、友人も結局私と同じ昼の公演を見る事になりました。私としては友人と一緒に見れた方が嬉しいのですが、夜の部を観たがっていた友人は気の毒……
今改めてホームページをチェックしたら、夜の部はこの日だけではなく全日(この日発売分の2週間分)全席売り切れとなってました。凄っ。
という事で、今回は彦根城は諦めますが、素敵な公演を見られそうで、今からワクワクしています。
しかし、この浮かれ気分に水を差すショッキングな出来事が。
このワクワクの元の一人である愛之助さん、なんと、新春の浅草歌舞伎に出ないそうです〜。トークショーの時は「出る」と言ってたから楽しみにしてたのに〜。常連だった中村獅童さんも出ないらしいし、一気にテンション下がりました。次回の浅草歌舞伎はパスしようかな
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