西郷さんと年明けか…

この所２年連続で新選組の卓上カレンダーを買っていましたが、今年はその商品がなくなってしまいました(涙)。
代わりに大判の壁掛け用カレンダーだとか、土方歳三卓上カレンダーとかが発売されてますが、壁にカレンダーを貼る習慣が私にはないし（学生の頃はボウイのカレンダーを貼ってた事ありますが）、卓上も土方だけじゃ寂しいし……（土方さんはもちろん大好きだけど、他の隊士も入れて欲しい〜）

という事で、今年は気分を変えて、幕末志士の卓上カレンダーにしてみました。
「珠玉の一言」という物です。
14枚の紙が入っています。12ヶ月＋６ヶ月カレンダーが２枚という構成。
ただ、これ……

１月が西郷隆盛なんです。

………………うーん。
１年の初めが西郷か。
何か抵抗を感じるのは佐幕派だからでしょうか。
別に西郷さんが嫌いというわけではありません。
思わず「さん付け」しちゃう位だし。
ま、それは上野の像の影響で、東京に住む多くの人はそうなっちゃってると思うのですが。
どうも「好き」とは言えないんだよなぁ……。

思わず、６ヶ月カレンダーの部分を表に出してみました。
うん、こちらには、近藤勇＆土方歳三がいてグッド。うふ
という事でこれで、２週間ほど粘ってみましたが、書き込めないと不便なので、とうとう西郷を表に出してしまいました。
そんな私は佐幕派。

これ、「珠玉の一言」というだけあって、志士の名言が載っています。西郷の一言は「世上の毀誉軽きこと塵に似たり」。
「人からそしられたり誉められたりすることは塵のように消え去るものである」という意味だそうです。
あの西郷の言葉だと思うと、説得力があります。いい事言いますね。

では、我らが局長・副長はどうか？
土方が４月なのですが、なんと!!

「しれば迷い　しなければ迷わぬ恋の道」

おいーっ!!
数ある名言の中でこれが選ばれるとは

ちなみに近藤は６月。

「義を取り生を捨つるは　吾が尊ぶ所」

ほっ。
いいじゃないですか♪
さすが局長!!
「人間は義というものが何より尊い」という意訳が載っていました。なんか微妙な訳な気がしないでもありませんが。

他は、やっぱり高杉晋作がイカしてます。10月です。

「翼（よく）あらば千里の外も飛めぐり　よろづの国を　見んとぞおもふ」

高杉らしいなぁ。
なぜか５月が野村望東尼で、例の「おもしろきこともなき世をおもしろく（すみなすものは心なりけり）」が載っているのですが、これは「制作者側が高杉大好きで２つ載せたかったための裏技では？」なんて勘ぐってしまいました。

来月は坂本龍馬。
他は徳川慶喜、山岡鉄舟、福沢諭吉、河井継之助、吉田松陰、中岡慎太郎が控えてます。
桂がいないですね。名言残してないのかな〜？(^^;)