スーザンを探して
2009年最初の観劇はロックミュージカル『スーザンを探して』となりました。
都民半額観劇会に当たったという知り合いに誘ってもらいました♪
このタイトルを聞いた時、「え、まさかマドンナがやったアレ?」と驚きましたが、そのまさか。
しかし、なぜか音楽がブロンディ。
まんま80年代のマドンナの格好をした人が、"Call Me"とか歌っていると不思議な感じがします。「ここは"Into the Groove"の筈なのに〜」みたいな。
台詞の中で「今は1979年」なんて言ってましたが、70年代のデボラ・ハリーと80年代のマドンナは似たような存在だったのかな。
『マンマ・ミーア!』といい、最近こういうのが流行っているんでしょうか?
昔のヒット曲を使っちゃうミュージカル。「ジュークボックス・ミュージカル」というそうです。
売れた曲であればある程オリジナルのイメージが強いから、別の人が歌うのに違和感を感じます。ブロンディはリアルタイムでは聴いてないけれど、ヒット曲はいくつもあって、知っている曲も複数出て来たので、ついついデボラ・ハリーと比べてしまって……
(再結成後の"Maria"とかはリアルタイムで聴いてましたが、その後は自分が洋楽をあまり聴かなくなってしまった)
まぁ、日本語になってる時点で、違和感ありまくりという気も。
ミュージカルじゃなくて、ブロンディのライブを観たくなっちゃいました(爆)。
帰宅するなり、ブロンディ三昧してます(笑)。
なんか、マドンナと比べてみたり、デボラ・ハリーと比べちゃったりで、あまり集中出来なかったなぁ。
というワケで歌は今一……だったんですが、マドンナ役もとい、スーザン役の真琴つばささん、キレイでした〜。絵になってました。無茶苦茶脚細くて、羨ましかった。
真琴つばささんといえば、去年見かけた坂本龍馬役のポスターがすごーくカッコ良くて印象に残ってます。今回は男性を虜にしちゃう役。役者さんって、大変ですね。ただ、ふてぶてしくて、色っぽくて、ふしだらで……って感じの役だと思うんですが、そういう雰囲気はあまり無かったかも。あ、マドンナと比べちゃってるのかな。いけませんね
ちなみに、映画版の男性陣の印象は全く残ってません。
「マドンナとロザンナ・アークエットの映画」という感じでした。
そのせいか、ミュージカル版の男性陣は違和感なく楽しめました。
たとえば吉野圭吾さん。
ファースト・シーンでは、「うわっ、この人、完璧にロッカーの格好してるのに、声は超爽やかで、無茶苦茶ミュージカル調の歌い方だよ」と焦ったんですが、ライブをやるシーンではロッカーのような歌い方に変わっていて、ビックリ。ちゃんと演じ分けていたのですね。素敵でした。
あと、ビックリしたのは加藤久仁彦さん。
「狩人」のお兄さんですよ〜。
いつからミュージカルに出るようになったのでしょうか。
さすがに良い声してました。
初めて行ったシアタークリエは、見やすくて素敵な劇場でした。
無料ロッカーというのも、ありがたい♪
あれで、もう少し安い席種もあれば言う事ないんだけどなぁ。
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