« ロック黄金時代 | トップページ | 六本木といえば…… »

2009.02.15

珠響(たまゆら)

「和、洋、それぞれの世界で極めた若手アーティストたちによる未知なる響宴。奏と舞と書の百花斉放をお楽しみください」(チラシコピー)

と謳ったイベント、『珠響』(たまゆら)を見て来ました♪
お目当ては野村萬斎さんなんですが、他の出演者もかなり私好み。藤原道山さん・村治佳織さん・林英哲さんの名前があったのが嬉しかったです。特に藤原道山さんは単独のコンサートに行こうかと思った事もある位見たい人でした。

一番安い3000円の席にしたら、最後列になっちゃいました
しかし、サントリーホールは響き過ぎる位音が響くので、コンサートと割り切って、聴く事に徹すれば全く問題ありませんでした。

まずは武田双雲さんの揮毫。
箏の音に合わせて「珠響」と「神々」という字を大〜きく記しました。それがするすると引っ張り上げられ、上部に飾られ、コンサートがスタートしました。

tama ten

武田さんは『天地人』の題字を書いた人です。
右上の「天地人」という字ですね。
ちなみにこれはポストカード。このコンサートの前に寄った別の場所で貰った物なのですが、それはまた別記事にて。
そういえば、今日『天地人』留守録するの忘れました……自分、これを機に、脱落か?

それでは、アーティスト毎の感想行ってみます。登場順です。

◆稲本響さん
実は私、ピアノってあんまり好きじゃないのですが、この人のピアノは素敵でした〜。またサントリーホールは単音がとーっても綺麗に聞こえるんですよね〜。ここでオーケストラを最前席で聴いた時は今一だったんですけどね。今回はうっとり夢心地でした。

最初ピアノだけで2曲演奏した後は、チェロとヒューマン・ビート・ボックスを加えて2曲。「ヒューマン・ビート・ボックス」って、私は初めて聞いた言葉なのですが、ヴォイス・パーカッションみたいな感じでした。パーカッション以外の音もやれちゃうから、「ヒューマン・ビート・ボックス」って言うのかな? MaLさんという方がやっていたのですが、素晴らしかったです。楽器いらなくて安上がりで良いですね(笑)。とっても楽しかった。良い物見れて大興奮な私でした♪

◆村治佳織さん
私、ピアノよりギターが好きな筈なんですが……今回はちょーっとハマれませんでした。期待し過ぎちゃったのがいけなかったなぁ。今回コーラスと共演していたのですが、「基本的にコーラスが好きじゃない」という好みの問題というべきか。
ピアノとのコラボは素敵でした。

◆英哲風雲の会
いや〜、大迫力。和太鼓です。響き過ぎるサントリーホールで和太鼓って凄まじいんですけど(笑)。あれをSS席とかで聴いたら耳がおかしくなっちゃうんじゃないでしょうか。最後列位で聴くのが丁度良かったですよ(負け惜しみ)。
響 KYO
◆藤原道山さん
尺八です。伯父が尺八を習っているので生音は聴いた事がありますが、プロの演奏を生で聴いたのは初めて。尺八には低音のイメージがありましたが、高音は笛と似た音ですね。2本持って来ていて、使い分けていました。箏とのコラボが良かった♪

◆三響會
萬斎さんの『三番叟』でした。
萬斎ファンになってから、ずっと「生で見たい」と思っていた『三番叟』を、ようやく見る事が出来ました♪
ビデオで見た時は、烏帽子+直垂という出で立ちでしたが、今日は狂言の解説やる時の格好(黒紋付袴)の紺ヴァージョンという感じ。意外に地味でちょっとびっくりしました。ま、カッコいいんですけどね(笑)。
時間にしたら15〜20分位だったでしょうか、「揉の段」「鈴の段」一通りやったと思います。ずーっと双眼鏡で見てましたが、ジャンプの所だけは肉眼で見ました。鎌田東二さんの話で気を良くしたか(?)、今回も高く飛び上がってました。軽やかで素敵でした♪
これだけは近くで見たかったなぁ。鈴を目の前でふってもらったら、御利益ありそうな気がする〜(笑)。

|

« ロック黄金時代 | トップページ | 六本木といえば…… »

コメント

I am watching 『天地人』 recently.But I think it's not that interesting as I thought. Meanwhile I am atticted to medical dragon

投稿: onmyouji | 2009.02.20 09:32

"天地人" has enjoyed high viewer ratings. But I agree with you.
"医龍 medical dragon" is popular, but I didn't see.

投稿: YAGI節 | 2009.02.20 17:44

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 珠響(たまゆら):

« ロック黄金時代 | トップページ | 六本木といえば…… »