幕末新選組 斬打

某店で、「パソコンソフト100円」なんていうセールがやっていました。
メディアカイトの「新撰シリーズ」「遊遊シリーズ」「おやじシリーズ」などが、未開封なのにたったの100円♪
「何かあったのかな？」と思ったら……ここ、昨年破産していたのですね

３本買っちゃいました。
そのうちの１本が『幕末新選組　斬打』。

もともと『斬打』というソフトは2002年に発売されているようです。
それは「稽古編」と「実戦編」から成り立っていたらしい。
今回私が購入したのは2004年に発売された廉価版で「稽古編」のみです（「実戦編」が単体で売られているかは知りません）。「新撰シリーズ」です。

「新撰シリーズ」とは、新選組のソフトの総称……というわけではなく、廉価版実用ソフトを意味しているようです。これはタイピングソフト。

このソフト、存在は知ってましたが、「今更タイピングソフトを買うのもなぁ」と思いスルーしてました。
しかし、100円なら話は別。たとえどんなに酷いソフトであっても、１回しかやらずに捨てたとしても、100円なら買って悔いは無いと思いました。

なんかパッケージの絵がオダギリ斎藤に似ているように見えるのは気のせいですか(^^;)。

早速やってみました。
登場する隊士は近藤勇・土方歳三・沖田総司・原田左之助・永倉新八の５名。
うう、斎藤さんがいない〜

剣術に見立ててタイピングを練習して行くという作りになっています。
先生は沖田。
まずは入隊心得なんかを聞かせてくれるのですが、スキップする事も出来ます。
私はすっ飛ばしました。沖田先生ごめん。
でも、「習得のための局中法度」というのがあって、それは面白そうだったので聞いてみました。
「手元ヲ見ル間敷事」とか、「日々稽古ヲ怠ル不許」などという納得の法度もありましたが……

「他社商品使用ヲ不許」はどうなんでしょ。笑ってしまいました。

話を聞いた後はいざ稽古ですが、基礎練習は面倒なので、いきなり総仕上げともいうべき組稽古というのに挑戦してしまいました。
永倉→原田→沖田→土方→近藤の順で対決して行きます。

タイピングソフトなので、タイピングが早ければ、近藤にも勝てちゃいます。幹部の皆さん弱すぎ(^^;)。全員倒しても、かすり傷程度で済んじゃいました。平隊士だった私、あっという間に副長助勤になれました♪
でも、副長とか局長にはなれないのかな？
レベルが「中」だった事に気付き、「高」に変えてみましたが、それでも楽勝でした。

定期的に記事をアップしているようなブロガーさんだったら、既にある程度の速さでキー入力出来ると思うので、このソフトは必要ないかも〜。
隊士がカッコ良いわけでもありません。
パソコン初心者および、「新選組の物なら何でも集めたい」というマニアなコレクターにのみオススメかな。
あ、でも沖田の声が古谷徹さんなのはちょっと嬉しい。
アムロの声で褒めてくれますよ（笑）。