旧富澤家住宅

前回相模大野に行った話をしましたが、それだけで帰って来る私ではありません。やっぱり新選組関係の寄り道をしてきました。
今回は旧富澤家住宅です。
多摩センター駅から徒歩10分程の場所にあります。

2007年12月に小島資料館に行った話をアップしました。布田道を探して道に迷った話といった方が伝わりやすいか(爆)。
あの時……道に迷ったせいで、その日行く筈だった旧富澤家住宅に辿り着いた時は既にその門は閉ざされていました

あれから１年３ヶ月を経て、ようやくリベンジを果たしました。

　

富澤家は歴史ある家みたいですね〜。
もともとは鎌倉幕府の御家人。
その後色々あって今川義元に仕えるも、義元は桶狭間の戦いで亡くなっちゃいます。逃れた富澤家の御先祖が辿り着いたのが連光寺村。

ん？　連光寺……？
なんか、どっかで聞いた事あるような……？
そうだ、ここだっ!!

紅葉がきれいだったとか、呑気な事書いてますが、あれは連光寺地区の紅葉ですっ!!
って事は、あの紅葉を近藤・土方・沖田達も見ていたって事ですかっ!?

あ、すみません、興奮のあまり、わけわかんない事になってますね(^^;)。
整理してみましょう。

富澤家15代目・富澤忠右衛門（政恕）は天然理心流の門人であり、近藤勇や土方歳三の友人であり、新選組の後援者でもあります。
京都の新選組屯所を訪れた事もあり、土方の鉢金や日記を持ち帰った人とも言われていますね。
連光寺の家には道場もあったようで、近藤達が出稽古に来ていたらしいのです。
連光寺の紅葉を近藤達が見ていたかもという話、ご理解頂けましたでしょうか。
私はそうとは知らずに、近藤達の目に入っていたであろう風景を見ていた訳です。
いや〜、道理で綺麗な場所だと思った(違)。
で、連光寺にあった家が、現在は別の場所（今回訪れた場所）に移築されているという訳です。

　

この玄関から近藤達は家に入ったのでしょうね〜♪
室内は残念ながら、写真撮影禁止でした。