ベンチでも試合に出てたんで

今日は対アメリカ戦直後の川崎選手の言葉をタイトルにしてみました。今大会一の名言だと思います

WBCの日米決戦、録画で全部観ました。
今日も結果を知らずに帰宅する事を目指していたのですが、そうそううまくはいかないものですね。途中「8-4でアメリカに勝ってる!!」という声を聞いてしまいました。思わず「きーっ!!」と叫びそうになりましたが我慢。っていうか、「きゃ〜、ホントですか!?」と話に参加しそうになるのを我慢したというべきか。

帰宅すると母から電話が。思わず出るなり「野球の話はしないでね」と言ってしまう私。
しかし、切り際に「良い試合だったよ」と言われ、「勝ったんだろうなぁ」と察してしまいました。
しかも、最終スコアは途中で知ってしまったスコアとほとんど同じではないですか。ハラハラドキドキしながら観れなかった事が残念です。ま、勝ったからいいか。

先頭打者ホームランにはビックリしました。
４点取られた事を知っていた私は、「ま、まさか、松坂が４点取られてノックアウト？」なんて焦りましたが、さすがにそんな事はありませんでしたね。
結局２失点でしたが、面白かったのはその打点を挙げた２選手の次の打席をそれぞれ三振に斬った事（ロバーツ選手＝ホームラン→三振、ライト選手＝二塁打→三振）。痛快でした。そして、やっぱり今日も味方のミス（エラーにはならなかったけど、お見合い）があっても崩れなかったし、２失点でも「さすが松坂」と思わせる内容でした。

今日は青木選手以外、皆が活躍しましたね〜。
その青木選手はこれまで野手の中では一番といっても良い程の大活躍をしているので、１試合位今日みたいな日があっても良いですよね。
皆がバランス良く活躍するってイイ感じ。全員野球という感じがします♪
そして、特に気持ち良かったのは、川崎選手。

今迄スタメン出場していなかった川崎選手は、ベンチで「試合に出してもらえない」という意識ではなく、ベンチでも「試合に出てる」という気持ちでいたんですよね。
北京五輪時に流れたテレビ映像は国際映像で、外国人が撮影した物だったようですが、ベンチで声を出したり、控えでも常にグラブを手にしていたり、積極的に動く川崎選手の動きは目立っていたのか、頻繁に映されていました。
今回のテレビ映像はTBSの物だったのかな？　圧倒的に日本選手を映しており、やっぱり前向きな川崎選手の姿はよく画面に出てました。ついつい応援したくなっちゃいます。

第一打席は超ファインプレーに阻まれ出塁出来ませんでしたが、２打席目のヒットには思わず「やった!!」と声を上げてしまった私でした。その後の打席も全て出塁。特に８回の出塁は神がかっていました。アナウンサーは「野球の神様が味方をしてくれた」なんて言ってましたが、野球の神様が本当にいたら、川崎選手の事、好きに違いありません。頑張っている人が報われるのを見るのは、気持ちが良いです。野球は９人だけでするものではないのですよね♪　

ちなみに私はバドミントン部でしたが、声出すのが苦手だったり消極的だったから、頑張っているつもりでもやる気が伝わっていないようで不本意でした。そんな私にとっては、自分と正反対の川崎選手のようなタイプの人は憧れというか、羨ましくもあります。

楽しかったWBCも残すところあと１日。
最後、笑って終われると良いなぁ。
果たして、原監督はやはり光の中を歩き続ける宿命の人なのか？
そして、私は結果を知らずに録画を観る事が出来るか？（笑）