河を渡った
今日のタイトルは忌野清志郎さんの初めてのソロアルバム『RAZOR SHARP』の1曲目から取りました。
このアルバム、大好きでした。
清志郎さん、(三途の)河を渡ってしまったんですね……
この歌を歌いながら、渡ったのでしょうか?
「向う岸の奴らがまたナンダカンダ言ってんだろ」
なんていう歌詞も出て来ます。
言ってます。こちらの岸の人達は清志郎さんが亡くなったショックのあまり、ナンダカンダ言ってます。
「あいつは変っちまった」
なにも仏様に変ってしまわなくても……。
ホントに渡っちゃったのかな?
昨日、『六道輪廻』を見たせいもあって、まだ賽の河原にいらっしゃるような気もしちゃいます。
そういえば、昨日の萬斎さんのヴィジュアル、玉置さんとかバンドやってる時のロンブー淳さんみたいとか書いちゃいましたが、「清志郎さんみたい」と記すべきでした(^^;)。
昨日は『六道輪廻』の内容には殆ど触れてませんでしたが、前世の行いによって、次に行く世界が違ってくるという話が基になっていました。六つの世界があって、人間界の上には天上界、下には修羅界・畜生界・餓鬼道・地獄があるのだとか。これに則れば、多くの人を楽しませてくれた、愛情豊かな清志郎さんは天上界行きですよね。
清志郎さんの事を知ったのは、いつだったかなぁ?
『い・け・な・いルージュマジック』だったか、RCサクセションの『サマーツアー』だったか?
当時はまだボウイ・ファンではなかったので『ルージュマジック』にはひたすら驚きました。『サマーツアー』は普通に気に入りましたけど。
後にボウイ・ファンになり、あのメイクがボウイ(やマーク・ボランやボブ・ディラン)の影響だと知った時は妙に嬉しく、親近感を持ったっけ。
清志郎さんのユニット・DANGER(梅津和時さん参加)もすごーく好きで、これでサックスがますます好きになっちゃったんだよな~。
当時はカセットテープを聴きまくっていたので、CDが欲しいんですが、廃盤だったような……。
生で見たのは一度だけです。
1998年のフジロックフェスティバルでした。
ソロ名義での出演でしたが、『雨上がりの夜空に』をやってくれて、私よりも若い人が大喜びで踊りまくっていて(飯島愛さんのような雰囲気の人だった事が印象に残ってます)「こんな古い曲で、若い人が盛り上がるなんてスゴイなぁ」と感心しました。楽しかったなぁ。
もう、清志郎さんの歌声、生では聴けないのですね……
でも、素晴らしい楽曲の数々は永遠に不滅です!!
| 固定リンク
« 六道輪廻 | トップページ | 今見ているドラマ »
コメント
清志郎さん、亡くなってしまいましたね。何だか信じられない気もしています。
社会風刺っぽい歌が好きでした。
サマータイムブルースとか。
投稿: 桃源児 | 2009.05.06 20:29
桃源児さん
清志郎さん、男性にはより一層共感出来る曲が多かったのではないかと思います。
清志郎さんを見てると、男の子になりたくなりましたから(笑)。
ホント、何だか亡くなった事が信じられないなぁ。
投稿: YAGI節 | 2009.05.06 20:54