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2009.09.12

時代屋へ行ってみました

Amazonで時々目にしていたお店歴史時代書房 時代屋、通販だけではなく、店を構えている事を遅まきながら知りまして、行ってみました。
ネットでこーんな物を見て、気になっていたんです。

新撰組のぼり旗/斎藤一 新撰組ペンダント/斉藤一

特に右のペンダントは実物を見てみたいと思ってました。
(写真の物は斎藤さんの家紋ですが、他の隊士の物もあるようです。残念ながら土方ペンダントは品切れらしい……)
こういう「一見わからないだろうけど、よーく見ると新選組」的なグッズに魅かれる私です。

神田小川町店は小川町駅からすぐでした。新御茶ノ水駅からも徒歩2分だそうです。夜10:00まで営業しているあたり、会社帰りの人を意識していると思われます。

店頭にはガシャポンが数台置いてありましたが、残念ながら幕末物ではありませんでした(とわかった時点でもうしっかり見てない私)。
鎧兜も飾ってありました。

1階は書籍売り場。
歴史関係の文庫本、単行本、ムック本、雑誌がズラリ。それはそれは充実してますよ~。
「売れ筋番付」なんて物も飾られてました。この番付はネットでも見られます。
作家さんのサインがいくつも飾ってありました。……あれ、誰のが飾ってあったっけ?(爆)

もっとも、私、本は図書館で借りる事にしているので、ここは軽くスルーして、グッズをチェックすべく2階へ。

秀吉のあの独特の形をした兜(馬藺後立兜)が置いてありました。それを着けて記念撮影が出来るらしい。誰かと一緒だったら撮ったかもしれないけれど(^_^;)、一人だったので、断念。
あ、今調べてみたのですが馬藺とはアヤメの事で、あの兜はアヤメの葉を象っているそうです。
2階には、DVDやゲームも並んでいました。

で、「さて、グッズを本格的にチェックしようか」と思ったら、甲冑着けた人に声をかけられました。

「よみうりテレビなんですけど、お話聞かせてもらえませんか」

えーっ(驚)。なんかカメラもいるんですけど。こっち向いてるんですけど。
グッズ見に来たので、「急いでます」という定番のお断りセリフを言う事も出来ず、かといって積極的に応じる気にもなれず、「いや、その、あの……」と後ずさる私(^^;)
「ちょっとだけですから」と甲冑さん……って、知らない方でしたがタレントさんなのでしょうか? あるいはアナウンサーやレポーターもコスプレするかな?

甲冑さん「歴史お好きなんですか」
私「はい」
甲冑さん「歴女ってご存知ですか」
私「はい」
甲冑さん「歴史って、男性が好きというイメージが強いですが、最近は若い女性で歴史好きな人が増えているようですよね、どう思いますか? 好きな戦国大名とかいますか?」

戦国大名かぁ。
歴女といえば、戦国時代なんですよね。
「幸村さま」とか「三成さま」とか「兼続~」とか言って欲しいんだろうなぁ。
それはムリにしても、「上杉景勝」位は言ってもいいかな……と一瞬色々考えました。しかし、突っ込まれても困るので、正直に答えました。
「幕末が好きなので、戦国大名はあまり……」
すると「幕末というと、たとえば?」

スルーされるかと思ったら、突っ込んで来ましたぁ
果たして「斎藤一」と答えて、わかってもらえるでしょうか?
っていうか、「斎藤一」と答える事になぜか照れを感じてしまった私。
「新選組とかが好きなんで……ごめんなさい」と答えて逃げました。

「ごめんなさい」って、新選組が好きな事を謝ったわけじゃないですよ。
「期待に応えられなくて、ごめんなさい」っていう意味ですから~っ。
甲冑さん、明らかにガッカリしてました。
時代が違うだけじゃなくて、大名じゃないし。
はっ、松平容保と答えれば良かったかな。
ま、それも期待外れでしょうけどね。
幕末の番組作ってくれればいいのになぁ。

で、逃げてしまった私は、再び戻る事も出来ず、グッズはあまり見ていないのでした。斎藤さんのペンダントの事も、すっかり忘れてた~。

それにしても、小学生の頃は戦国時代が大好きで、幕末には全く興味なかったんです。
変わるものですね。
あの頃は誰か好きな武将、いたっけ?
信長の事は恐いと思ってたからなぁ。
秀吉派だったのかしらん?
でも、藤吉郎時代は良いけれど、豊臣になってからはねぇ……。
川中島の話にはワクワクしたけれど、信玄と謙信は甲乙付けがたい……。
親が信州出身なので信玄びいきだった時もあるけれど、ドラマでは謙信役をカッコいい人がやる事が多いんですよね~(笑)。
うん、子供の頃も誰か好きな武将がいたというのではなく、色々なエピソードが好きだったような気がしてきました。

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コメント

幕末好きも歴女になるんだろうかと私も思ってました。
よみうりの方が、がっかりしてたって事は幕末は歴女にはならないって事なんでしょうか(^^;
渡辺謙さんの娘の杏さんがTVで歴女だって紹介してましたけど、尊敬する人物が永倉新八だって言ってたので、幕末好きさんも歴女になるのかなぁって思ってました(笑)

投稿: Mini子 | 2009.09.13 02:47

Mini子さん
よみうりの方ががっかりしていたというのは、私の被害妄想も入ってるかも?(^^;)

広い意味では歴史好きな女性は皆「歴女」なのでしょうが、メインストリームは「戦国武将好き」って感じですよね~。

渡辺謙さんのお嬢さんが「歴女」というのはものすごーく納得。
でも、お父さんが演じた政宗とか龍馬とか吉村貫一郎は挙げられてなかったのですね~。

投稿: YAGI節 | 2009.09.13 22:34

あっぱれ!
テレビ局の期待に応えずに(笑)
きっちり「幕末」と言ったんですね。

投稿: もも | 2009.09.14 00:44

へえー!スゴーイ!YAGI節さん!
読売TVから取材されたんですね!?

時代屋って、京都にもあるらしいんですけど、行ったこと無いんですよね~
一度行ってみたい、とは思ってるんですが、、

けど、時代屋に来るお客さんは、戦国時代が好きって決めつけてるんでしょうかね?
それに、幕末が好きなのは”歴女”とは言わないんでしょうか?(^_^;)

ところで、「幕末というと、、?」と聞いておいて、「新撰組」と答えたYAGI節さんにがっかりなんかして無いと思いますよ~
いや~ 私もその場に居たかった~!
YAGI節さんに加勢したかった。
あ、決して”映りたい”って意味じゃないですから(^_^;)

けど、、斎藤一ペンダント、、、
今度こそ、ゲットして下さい♪

投稿: あさぎ | 2009.09.14 12:06

熱中夜話の収録の時に時代屋さんで働いている方とお知り合いになり、名刺もいただいたので一度行ってみたいなぁと思いつつなかなか機会がなくて、、、
妹がネットで購入したらしく、鴨さんの幟は持っています(^^)

で、TV局の取材を受けたんですね~!すご~い!!
「斉藤一です!」って胸を張って言ってしまえばよかったのに~!
逆に相手がドン引きするくらい斉藤さんの魅力や新選組について語ってしまうとか(^^)
けど突然カメラの前でマイク向けられてなかなかしゃべれませんよねぇ。
来年の「龍馬伝」が始まれば幕末関連の番組もチラホラありそうですよね♪

投稿: | 2009.09.14 14:08

すいません!
また名無しで書いちゃった・・・
上の↑コメント私です(^_^;)

投稿: dandara | 2009.09.14 14:10

こんばんは。
時代屋さん、私の追い求めていた本を見つけてくれました。檀一雄著 河出文庫 「夕日と拳銃」上下
今は檀一雄全集の中にはあっても、個別には絶版の為、時代屋さんの力を借りました。
「新選組血風録」とほぼ同じ頃にテレビドラマ版を見、二十数年前に一度読みましたが、また読みたくなって…。
第二次大戦集結で終わる物語ですが、主人公の生き方、土方歳三が函館で戦死していなかったらその後はこんな人生?。と感じています。
入手に骨が折れますが、よろしかったら読んでみて下さい。昭和まで続いた土方ロマン…?。

投稿: 関東の誠 | 2009.09.14 22:57

ももさん
おそれいりまする~。
空気を読む事は出来ても、空気に合った発言の出来ない私です

質問された時「ももさんだったら、三成かな、宇喜多秀家かな?」と思わず想像しちゃいました。

考えてみれば、幕末の次に好きな時代は戦国だし、「一番」が選べないだけで、信長も信玄も謙信も景勝も三成もそこそこ好きなので、誰か適当に答えて調子合わせておけば良かったかも?

あさぎさん
平日の夜だったせいか、2階にはお客さんがほとんどいなかったのです。
「ようやく、来たっ!!」と思ったら、的外れなヤツ(=私)だったという(^^;;;;)。
特に選ばれたとかいうわけでは、ないんです。

>幕末が好きなのは”歴女”とは言わないんでしょうか?(^_^;)

言わない事もないと思いますが、最近ファンが急増しブーム化して”歴女”の土台になっているのは戦国なのでしょうね。

あさぎさんが加勢して下さったら、強気で幕末の魅力を語れたかもしれないのに~(笑)。

dandaraさん

>来年の「龍馬伝」が始まれば幕末関連の番組もチラホラありそうですよね♪

ですよね、ですよね。楽しみです♪
実は、「『龍馬』と答えた方が、『新選組』と答えるよりはまだニーズに合うかも?」とちょっと思いました。
5年前だったら、相手も「新選組」という答を待ち構えていただろうに……

>相手がドン引きするくらい斉藤さんの魅力や新選組について語ってしまうとか(^^)

甲冑着けてる人の前では、ちょーっと言えませんでした(^^;)。
『新選組!』で林権助の甲冑姿を見て土方さんが言った「いつの時代からやって来たんだ」というセリフを思い出しました。

関東の誠さん
やはり、歴史物の本の事では頼りになるのですね~>時代屋さん。
『夕日と拳銃』、ウチの近所の図書館にはあるようでした。
馬賊と大陸という設定からは左之助を連想してしまいますが、土方さんっぽいキャラなのですか。
「土方さんが生きていたら、どうだっただろう?」って、時々考えます。

投稿: YAGI節 | 2009.09.15 19:30

「夕日と拳銃」の主人公、キャラクターは土方歳三とは似てませんが、生き方は似ているように思います。
馬族ですが、「軍人より武人らしく」行動した民間人と言えます。
土方歳三と同じく割と女性とご縁のある華やかな環境にありながらも、女性と共に幸せな人生を歩むことを選ばず、戦い続けて死に急いだ点も似ている気がします。
「美人薄命」という言葉に対し、「好漢短命」という新語が当てはまるような人生です。

投稿: 関東の誠 | 2009.09.17 00:43

関東の誠さん
「好漢短命」ですか。なるほど~。
思わず「花は散るから惜しまれて 水は流れて美しい 終わりは 自分で決めるんだ」という『男道』の歌詞を連想しました。
いや、新選組リアン、応援してるわけじゃないですけどね。

投稿: YAGI節 | 2009.09.17 22:30

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