« ホームランちらし弁当 | トップページ | ミュージシャンのドキュメンタリー »

2009.11.12

野村万作・萬斎 狂言の夕べ09

野村萬斎さんの公演スケジュールはインターネットでチェックしています。
公式サイト『万作の会』と『ぴあ』、そして『カフェ・セラヴィ』というファンサイトです。

一番頼りにしているのは『カフェ・セラヴィ』さん。
『万作の会』に載っていない公演や『ぴあ』で扱ってない公演のスケジュールまで載っていて、しかも『ぴあ』のように複数ページにまたがる事なく、1~2年の一覧が一目で見られる素晴らしい物です。初めてあれを見たら、「ひゃ~、萬斎さんって、こんなに働いてるんだ、こんなにあちこちで公演やってるの!?」とビックリする事請け合いなのですが、そのスケジュールをきちんと載せている事に感服しています。

私は検索サイトでそのスケジュールページに辿り着き「お気に入り」に登録したので、トップページや掲示板をチェックする事はほとんどありませんでした……。
しかし、たまたま『カフェ・セラヴィ』さんが終了する事を知って大ショック。
慌ててトップページをチェックしたのですが、「10月31日をもちまして閉店させて頂きました」と書かれているではないですか。呆然……。

「サーバー停止まで閲覧のみ可能」とありましたが、いつ消えちゃうんだろう? 困る、とっても困る、やめないで~っ!!……とここで書いても始まりませんね。
ああ、これからどうやって情報を集めたらいいんだろう……? なんだか路頭に迷った子供の気分です。しくしく……

せめて「今迄とっても助かりました、ありがとうございました」とお礼を言いたい所ですが、掲示板はもう書き込み出来ない状態でした……。ぐすん。

と、前置きが長くなりました。
本題です。
文京シビック大ホールで『野村万作・萬斎 狂言の夕べ』を見て来ました。
昨年は「1500円で見れた♪」と喜んでいましたが、今年は最安C席が2000円。値上げされた~と思いきや、S席が5000円でこちらはお安くなってます。
迷った揚げ句、3000円のB席にしてみました。去年は2階の後ろから2列目でしたが、今年は1階の……やっぱり後ろから2列目(^^;)。
それでは、感想行ってみます。

解説/野村萬斎
「今日は雨ですが、狂言でカラッと笑って……でも帰りにまた濡れるって? 帰りはやんでるかもしれません」みたいな事をおっしゃってましたが、本当に帰りは雨上がってました♪

印象に残ったのは、大名の名乗り時の立ち位置が舞台のかなり前方であるというお話。
大きく見せる為との事でした。映像だったらアップにすれば良いけれど、舞台ではそれが出来ないので、立つ場所で調節するような事をおっしゃってました。

『萩大名』は短歌を覚えられない大名のお話で、以前見た時は「この大名ってば、こんな和歌も覚えられないのか~」なんて思ったのですが、実際萬斎さんに「復唱して下さい」と言われて復唱出来なかった事に軽くショック。小学生時代は百人一首全部覚えたのになぁ。直前に言われた歌を覚えられないとは。これじゃ、あの大名をバカに出来ません。ちなみにその歌とは、「七重八重九重とこそ思いしに十重咲き出づる萩の花かな」でした。←ネットで確認した

『弓矢太郎』では太郎を脅かす為に、「『殺生石』の話をする」との事でした。能の『殺生石』を見た事があるにも関わらず、真っ先に連想してしまうのは土方歳三大活躍の小説『殺生石』である事は言うまでもありません(^^;)。
狂言の代表曲『釣狐』にも『殺生石』の話が出て来ると言われてビックリ。まだ、『釣狐』生で見た事ないんです。ますます見てみたくなりました。って、土方と殺生石って、本来全く関係ないんですが。「殺生石」と言われるだけでテンション上がる私でした。っていうか、もう「那須」って言われただけでテンション上がるし(おかしい)。

◆小舞 八島/野村萬斎
解説の後、「今回の狂言には舞や謡が入らないので」との事で、ここで小舞を披露してくれました。プログラムには「後」と書いてありましたが、後編という意味なのでしょうか? 衣装は解説の時のままで黒紋付。無茶苦茶カッコ良かったです~

◆萩大名……?/野村万作・高野和憲・野村万之介
普段ならここで『萩大名』を見た感想を書くんですが、ちょっとしたアクシデントがあって、実は全く印象に残っていません。

何か音が聞こえたのです。最初は携帯電話のマナーモードの振動音かと思いましたが、いつまで経ってもその音は消えない。そのうち、周囲の人がきょろきょろし始めます。こちらを見る人も。「いや、私じゃないです。今日、携帯(PHS)家に忘れてきましたから」と心の中で言い訳してみたり(^^;)。隣の人は携帯確認してたり(笑)。何の音かわからないと、すっごく気になるんですよね~。
そのうち、手を振る人が現れました。しかも複数。不思議に思っていたんですが、その人達は係員を呼んでいたのですね。どうやら、その音はイビキだったようです。機械音みたいな。
係員がイビキの主に何やら注意をして、その場を離れると、再びイビキが!! 「コントみたい」と思ったら、もう、おかしくておかしくて。すみません、舞台よりその光景に目が釘付けになってしまった私です。
二度目の注意の後は静かになりました。

そして、訪れた休憩時間。
「不愉快だ、帰る」という声が聞こえて思わず振り返る私。
係員に文句を言っている客がいるようでした。
所々しか聞こえなかったのでよくわからないのですが、あのイビキの事かも。
係員がもっと早くにきちんと対応すべきだったというクレーム?
席を移動した人がいたから、そっちに関する不満?
いずれにせよ、「帰る」ってセリフはどうなんでしょ。結局、その方、帰りませんでしたけどね。
高校時代、部活の合宿で部長に「帰れ」と怒られて「帰ります」と答えた先輩の話を懐かしく思い出しました(違)。

弓矢太郎/野村萬斎・石田幸雄・月崎晴夫他
強がりな太郎君を皆で恐がらせて懲らしめようというお話。
しかし、ちょっと強がっている位で、あんなに寄ってたかっていじらなくても(^^;)。
太郎役が萬斎さんなので、つい「強がったっていいじゃん、弓矢持ってても(変だけど)別にいいじゃん!!」とかばいたくなってしまいました。もっとも太郎は何を言われようと、気にしなさそうですけどね。恐がらそうとしていた仲間も最後には恐がっちゃう辺り、すかっとしました。って、どんだけ太郎びいきな見方なんでしょう。別の人が演じたら全く違う感想を持ちそうだなぁ

|

« ホームランちらし弁当 | トップページ | ミュージシャンのドキュメンタリー »

コメント

殺生石、新選組ファンだとやはり、そちらの方を連想する人が多いようですね。筆者はまだ、その小説、読んでいません。
那須の殺生石、いつか見に行ってみたいものです。

投稿: 桃源児 | 2009.11.13 23:37

桃源児さん
小説の『殺生石』は面白いけれど、「フィクションにも程がある」という感じなので、硬派な物がお好きな方にはどうなのかなぁ……?

以前働いていた会社の保養所が那須にあったのに、当時は全く興味がありませんでした。今ではこんな興味津々なのに(笑)。

投稿: YAGI節 | 2009.11.14 22:55

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ホームランちらし弁当 | トップページ | ミュージシャンのドキュメンタリー »