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2010.09.08

イリアス

内野聖陽さんの新ドラマ、2話目もすっごい面白かったです。もう無茶苦茶私好み♪
そんな内野さん主演の舞台『イリアス』を見て来ました。

Il1「ストレートプレイ苦手」とか言っちゃってるくせに、『ロックンロール』を見に行って、あれからまだ10日しか経っていないんですけどね。
内野さんが主演という事で心引かれていた所に、運良く、申し訳ない位安くチケットが手に入ってしまったんで♪

演出は栗山民也さん。なんとその『ロックンロール』を演出された方です。
ついでに言うと、昨年の『赤い城黒い砂』の演出もこの方でした。
3本共キャストに魅かれたんですが、キャストを選ぶのも演出家の仕事だとしたら、栗山さんってどんだけ私と役者さんの好みがかぶっているんでしょう。ストレートプレイ嫌いの私をこれだけ劇場に向かわせるってスゴイです(笑)。

嬉しかったのは生演奏があった事。
『赤い城……』『ロックンロール』も音楽をすごーく効果的に使っていたし、音楽がお好きなのかな。

今回はバイオリンが素敵でした。
「上手なサックス奏者は弦楽器のような音を出す」という言葉を聞いた事があります。
逆もあるのかはよくわかりませんが、サックスのような音を聴く事が出来たんです(最近触れてませんが、私はサックス・ファン)。
サックスと似た音を出す弦楽器といえば、チェロなどの大きな楽器を連想するんですが、この舞台ではバイオリンとは思えないような低めの音が多用されていました。
実は私は高音のバイオリンが苦手なので、低音重視というのはとってもありがたかったです。奏者の金子飛鳥さんは映画『西の魔女が死んだ』のバイオリンも担当されていたようです。あの映画は良かったなぁ。ここでも思わぬリンク♪

『イリアス』とは、ギリシア神話を題材とした叙事詩の事です。
舞台を見ながらつい「沖田総司いないかな!?」とバカな事を考えてしまう私……。
あ、『刻謎宮』という小説で、沖田総司がギリシャ神話の世界にタイムスリップしちゃうんで(^^;)。
「王は戦場に残らなければいけない、王さえ残っていれば兵士は戦える!」みたいなセリフがあって、そこでは思わず徳川慶喜を連想……。
「そうなんだよ、慶喜が大坂城に残ってくれてれば、また状況は変わったかも知れないのに。そうすれば新選組も……」などと思いを巡らしてしまうのでした。
内野さんと池内博之さんとの決闘シーンでは「龍馬と久坂玄瑞の対決だ!」と思っちゃうし、どんだけ幕末脳なんでしょう。
そして、ヘレナの話が出て来ると、「ヘレナは、ギリシャでもトロイでもなく、最後はファウストの元に行くんだよね」などと思ってしまう、いろんな物が混ざっておかしな事になっている私の頭です(^^;;;;;;;)。

それにしても、意外にもマッチョで、ギリシャの英雄にもそれなりに見えてしまう内野さんにビックリ。体鍛えているんでしょうね~。
最初に見た内野さんは、ひ弱そうな将棋青年役だったし、今のドラマでも理系青(中)年役なので新鮮な感じでした。個人的な好みを言えばスリムな方が好きなんですが、細いアキレウスなんてナシですよね。

ギリシャ神話というと、登場人物が多くて複雑なイメージがありますが、『イリアス』は長~いギリシャ神話の中のほんの一部という感じ。アキレウスとその周辺に絞られているので、わかりやすかったです。出来事もシンプルでした。

ネタバレになってしまうので詳しい事は書きませんが、平幹二郎さん演じるプリアモスのラストの行動には色々考えさせられました。

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