50年ぶり早慶優勝決定戦

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秋のリーグ戦は早稲田・慶応・法政が８勝４敗で並ぶという大接戦。
早稲田と慶応は勝ち点も並んだので、優勝決定戦が行われる事となりました。
先発は斎藤投手という噂をキャッチしたので、見に行く事にしました。

しかし、何時に行ったら良いのやら？
開始時刻は13:00。開門時刻は10:00。
前日に「電子チケットぴあ」をチェックした所、内野席は完売となっていたので、混雑は予想出来たのですが、同行者は野球ファンではあっても斎藤ファンというわけではなかったので、「あまり早い時間から付き合わせるのも悪いし……」と迷った末、11:30に行く事にしました。

外苑前駅で降りると人、人、人……。
「改札出てから地上に出る迄にどれだけ時間がかかるのか？」という感じ。
秩父宮ラグビー場に行く人もいたので、余計混んでたみたいです。

球場に着くと、「内野席は完売、外野席は立ち見」とか言っているではありませんか。
「１時間半前なのに～!?」と愕然。

ドキドキしながら、すいていると思われるレフト（慶応）側に行ってみると、いくらか席はあって、なんとか座る事は出来ました。
「先にライト側行ってうろうろしてたらレフト側も埋まっちゃってたのでは？」という感じ。座れて本当に良かった。
なんでも試合開始３０分前には最寄り駅でも「満員札止め」を知らせていたのだとか。最終的には、かなりの立ち見客が出てました。

早慶戦というだけでも人気ですが、早稲田と慶応で優勝決定戦を行うのは50年ぶりだとか。しかも祝日で斎藤投手が出るとなれば、こういう事になるのですね。

噂通り先発は斎藤投手でした。
試合は完全な早稲田ペース。
斎藤投手は全く危なげがありませんでした。私がチェックした限りでは最高球速は148キロと早かったし、変化球も良かったと思います、外野でよくわからなかったけど(爆)。
８回ワンアウトまでノーヒット・ピッチングでその時のスコアが７－０ですから、誰もが早稲田の勝ちを疑っていなかったでしょう。

　　

が、野球って何が起こるかわからないんですよね～。
サードがエラーをしました。
それでも好投を続けていたので「エラーで崩れないあたり、さすが」と思っていたら、今度はファーストがファウルフライを落球。このアウト２つが取れてたらチェンジだったのですが、その後連打を浴び、この回だけで被安打５となってしまったのでした。「ショート取れたのでは？」なんて当たりもあったような……。
で、７－５。一気に試合の行方はわからなくなってきました。５点目の三塁打が出た時は後ろの人は興奮したのか段を踏み外して当たってくるは、隣の人は喜び過ぎてよろけてぶつかってくるはで気をとられてちゃんと見れなかったのですが

そこで、ピッチャー交代。
斎藤投手が下がってしまうのは残念でしたが、リリーフは大石投手だったので、「お、ドラフト１位指名選手を見られる♪」とそれはそれで嬉しかったのでした。
ＫＯと言えそうな下がり方でしたけど、今確認してみたら斎藤投手の自責点は２みたいなので、悪くはないですよね。８回以外は完璧だったし。

大石投手は凄かった～。152キロの速球で魅せてくれました。あっという間にピンチを切り抜けてくれたのでした。

そして、せっかく追い上げた慶応の気力をくじくように９回には早稲田が３点を追加して、結局は１０－５で早稲田が勝ったのでした。

いや～、早稲田は優勝したし、斎藤投手と大石投手を見れて勝利インタビューは聞けたし、閉会式も見られたし、満足満足～

　

それにしても斎藤投手、インタビューも手慣れたものですね。

「色んな人からも〝斎藤は何か持ってる〟と言われ続けてきました。今日何を持っているのか確信しました、それは仲間です」

だって。ニクい!!

ファイターズでも、良い仲間に囲まれて頑張って下さい。