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2011.03.08

ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート

Joseph and the Amazing Technicolour Dreamcoat長いタイトルですね。
そんな長いタイトルのミュージカルを見てきました。
アンドリュー・ロイド=ウェバーのデビュー作です。
古い作品ですが、初来日との事。

タイトル・ロールのヨセフ役はアンソニー・フェデラー。
『アメリカン・アイドル』シーズン4のファイナリストだそうです。
『ロード・オブ・ザ・リング』のオーランド・ブルームのエルフのようなキレイな雰囲気で登場。歌はジェイソン・ドノバンを上手にした感じ……と思ったら、なんとそのジェイソンがかつてウェストエンドでヨセフ役を演じていたらしいです。ビックリした~。

Ten Good Reasons (Deluxe 2CD Edition)
あ、短い間だけれど、ジェイソン好きだったんです。ベストアルバムをまだ持ってます。
「ジェイソンがミュージカルに出てブレイクしている」という話は聞いた事があるけれど、それが『ヨセフ…』だったとは知らなかった~。
「ジェイソンより、アンソニーの方が上手い」みたいな事を書いてしまいましたが、ジェイソンの歌はポップスでしか聞いた事がないので本当の所はわかりません。アンソニーは舞台映えする歌い方をしていたけれど、ジェイソンも舞台ではああいう歌い方をしていたのかも知れないし、キャリアは長いから、今はすごく上手くなっているかも知れませんね。

……と思い、ウィキペディアで調べてみたら、薬物依存になったり、裁判があったりと、私の知らない間にダークサイドを歩いていたようで、またしてもビックリ……。

と、ジェイソンの話は置いといて、
ミュージカルの話に戻りますね。
ストーリーはシンプル……と思ったら、旧約聖書・創世記第三十七章から四十六章の物語が基になっているそうです。
『ジーザス・クライスト・スーパースター』と目の付け所は同じですね。
という事は、アメリカ人やイギリス人にとってはお馴染みのお話なのかな?
聖書……何度か読んでみようと手に取った事はあるんですが、途中で挫折しています。
今回の話も全く記憶にありませんでした(爆)。

「アンドリュー・ロイド=ウェバー作品」という前知識しか入れずにチケット買ってしまったのですが、もしかして、これは、子供に楽しく聖書を学ばせる為のミュージカルだったのかなぁ? でもブロードウェイやウェストエンドでやったみたいだから、完全な子供向けというわけではない気も。東京国際フォーラムの会場には子供はほとんどいませんでした。
ま、出演者は皆さん芸達者で、美しい歌声や見事な踊りを披露してくれるので、大人も思いきり楽しめるのですけどね♪

休憩があるのに、入場してから2時間経たないうちに終わってしまいました。
しかも、おまけ的レビューのような物が付いていたので、本編はとっても短くて、やや物足りない感じ。でも、出演者のパフォーマンスは素晴らしかったし、4列目という良席でしかも特価で見れてしまったので、それを考えれば得した気分。

「聖書がミュージカルになるなんて、スゴイなぁ」と思いましたが、今思えば、萬斎さんの『六道輪廻』もアイデア的には近いのかも。
あれ最初は「狂言オペラ」という触れ込みだったんだよなー。フタを開けてみたら、オペラどころかミュージカルでさえなかったけど

このミュージカルの事を、石丸幹二さんと市村正親さんがそれぞれ語っているオフィシャル動画があったので貼っときます♪

 

石丸さん、92年のロンドン公演の話をされてます。それ、きっとジェイソンの事だよーっ!!
今さらですが、羨ましい……。

きゃー、ジェイソンの"I'm Doin Fine"のビデオがあった!!
まさにこれにやられてCD買っちゃったんです。このビデオ大好き♪

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