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2011.05.21

大河ドラマの脚本家

『篤姫』にゴーストライター疑惑が起こっているそうですね。
田渕久美子さんではなくて、お兄さんがほとんどを書いていたという噂。

「脚本協力」という形でお兄さんの名前もクレジット表示されていたらしいので、個人的にはそれ程大きな問題とは思えないし、どうでも良いのですが、

「『篤姫』は良かったのに『江』はダメ。それは『篤姫』を書いたゴーストライターが『江』には参加していないから」

という意見がネットでは多い事に驚きました。

『江』が嫌いな人は『篤姫』も嫌いなのかと思っていたので意外~。
趣味で語れば、どっちもどっちなのですが。
持ち上げられている『篤姫』には「いや、そんなに言う程良くなくない?」
けなされている『江』には「いや、そんなに言う程悪くなくない?」
と、思ってしまう私はひねくれ者でしょうか。
ちなみにどちらの作品も『天○人』よりは好き(^^;;;;)。

どーもくん 大河ドラマ50 クリアファイル 10種類
さて、作品の出来を大きく左右すると言われる脚本家ですが……
前回アップした「大河ドラマ50の歴史展」のチラシには大河全50作品の脚本家の名前が載っていました。

それを眺めて、
興味を引かれたのは、『新・平家物語』と『勝海舟』。

『新・平家物語』は原作が吉川英治さんで平岩弓枝さんが脚本なのですね。
すごい強力タッグ。しかも仲代達矢さんが主役。未見なのですが、いかにも面白そう……。

『勝海舟』は倉本聰さんが脚本ですが、NHKともめて途中降板。北海道に住むきっかけがこれだそうです……
主役の渡哲也さんは病気で途中降板しているし、トラブル続きの作品だったのですね。
なのに視聴率は良かったというから皮肉なもの。
土方歳三役を藤竜也さんがやっていたというのも興味津々。

ちなみに私の一番好きな脚本家といえば、言わずと知れた三谷幸喜さん。
そして、一番好きな作品は『新選組!』。
『新選組!』が面白かったのは三谷さんの力による所が大きいと思います。
役者さんも素晴らしかったけれど、たとえ他の役者さんを使ったとしても、三谷さんだったらその役者さんに合わせて、それはそれでまた違った形の面白さを出せるのではないかと想像してしまう程買ってます。
三谷さんからは大河への愛情が感じられるのもいい♪
いくら才能があっても、大河好き、もしくは歴史好きの方でないと、良い大河脚本を作るのは難しいのではないかと思います。

どーもくん 大河ドラマ50 クリアファイル 50種類他に好きなのは、内館牧子さん。
朝ドラはほとんど見てないのですが、『ひらり』と『ふたりっ子』にはやられた私です。
『ひらり』の脚本を書いていたのが内舘さんでした。
とっても面白かったので、ファンになりかけたんですが、恋愛ドラマを手がける事が多かったので、見た作品はあまり多くないです(恋愛ドラマはあまり好きではなかった)。
とか言いつつ大沢たかおさんがちょっと気になって、『昔の男』は見てました。
大沢さんは『JIN-仁-』が8年ぶりの連続ドラマという事で話題になりましたが、その「8年前の作品」が『昔の男』だったんですよね。
『白虎隊』は期待が大き過ぎてちょっとがっかりしたのですが、『塀の中の中学校』が素晴らしく、「やっぱりこの人スゴイ」と思ったのでした。
が、そんな内舘さんの『毛利元就』は途中で挫折してしまったのでした(^^;)。
よく覚えていないけれど、当時の私は歴史よりスポーツが好きで、『ジャンクSPORTS』の虜になっていたような。

連続テレビ小説 ふたりっ子 完全版 DVD-BOX 1
『ふたりっ子』の大石静さんも好き。
「素晴らしい脚本家さんだなぁ」と感心し、エッセイを買ったりもしたっけ。
『愛と青春の宝塚』も面白かった!!
でも、大石さんも恋愛ドラマが多いのが個人的には残念な所。
そんな大石さんの大河作品は『功名が辻』。
大石さんが大河を手がけると知った時はとても嬉しかったのですが、山内一豊の妻の話と知りがっかりしました。
当時の私は、「大河でホームドラマやって欲しくない」と思っていたんです。
「良妻の話なんて、いかにもホームドラマになりそう」と思って食わず嫌いしてしまいました……。
三谷さんの足利義昭にはとても興味があり、三谷さんが出る回1回位は見ました(笑)。あ、あと本能寺の変も。

最近好きな池端俊策さんは『太平記』を担当してます。
これ、硬派な大河ファンには人気あるみたいですね~。
当時、真田広之さん好きだった筈なのですが、室町時代に興味がないせいか、今一印象に残っていません。これも途中で挫折したかも。

NHK大河ドラマ大全―50作品徹底ガイド完全保存版 (教養・文化シリーズ)……という感じなので、大河に関しては、「好きな脚本家の作品=ハマった作品」というわけには必ずしもならなかったようです。

ちなみに、『新選組!』の次に好きな大河『黄金の日日』の脚本担当は市川森一さん。
『黄金の日日』の評判が良かったせいか、『山河燃ゆ』も書いてます。
『山河燃ゆ』は「大河」と呼ぶには抵抗があるのですが、「(I'm) not Japanese!!」というセリフがあまりにも強烈で、いまだに忘れられません。あれは、堤大二郎さんのセリフだっただろうか……?
これの評判が良かったかどうかは知らないのですが、市川さんは『花の乱』でもお声がかかりました。
が、それきりという事は、『花の乱』の視聴率が悪かったせいなのか……? それでも3作品手がけるってスゴイですね。

他に3作品手がけた人といえば、橋田壽賀子さん。
『おんな太閤記』『いのち』『春日局』の3本です。
大河にホームドラマを持ち込んだパイオニアですね(^_^;)。
どれも女性が主人公。表だって歴史を動かして行く男性が主役の物の方が私は好きだし、『いのち』も大河と言えるのか疑問ですが、多くの女性には人気がある「安心の橋田ブランド」といった感じでしょうか。

ジェームス三木さんも3本。
『独眼竜政宗』の実績が効いたのか、『八代将軍吉宗』『葵徳川三代』を担当。
すごい人だとは思いますが、私生活のインパクトあり過ぎて……すみません、多くは語らないでおきます……

3本が最多かと思いきや、上には上がいた!
今回初めて気付きました。中島丈博さんが4本です。
『草燃える』『春の波涛』『炎立つ』『元禄繚乱』。
あの名言(?)「ぶっ殺す」は中島さんの筆によるものなのか。
ウィキペディアで調べて、あまりの多作ぶりにビックリしました。幅広いジャンルでたくさん書いてました。すごいです。

私が3番目に好きな作品は『峠の群像』ですが、これは忠臣蔵物なので、誰が脚色してもそれなりには面白くなるのかな。ましてや、まだ忠臣蔵作品を僅かしか見ていない頃だったので、余計に面白く感じたようです。
堺屋太一さんの原作がまた良かった!!

さて、来年の藤本有紀さんはどんな脚本を書いてくれるのでしょう?
土曜時代劇『咲くやこの花』はとても面白かったのですが、少女マンガみたいだったんですよね~。
田渕さんのおかげで「少女マンガ風大河」には慣れつつあるのですが、さすがに2年続けては勘弁して欲しいです。男性が主役なら、少女マンガにはならないかな?

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コメント

このガイド本見たことあります!
もう一度見て、私も順位決めたいっ!

「篤姫」ですが、原作を先に読んでいて、ドラマとあまりに違うので「宮尾登美子さんはこれでいいのかな?」と思った記憶があります。

投稿: ゆき | 2011.05.23 20:12

決して硬派な大河ファンという訳ではないですが、『太平記』好きです。
主演のS氏は別に好きじゃなかったのですが(苦笑)、緒形拳さん、児玉さん、孝夫さん(当時)と素敵な俳優さんが出てましたし、ばさら大名・佐々木道誉(陣内孝則)、高師直(柄本明)、花夜叉(樋口可南子)、ましらの石(柳葉敏郎)等、魅力的なキャラクターが多くて印象に残ってます。とりわけ陣内さんの佐々木道誉は、何となく渡辺謙さんの伊達政宗に似ているところもあって、好きだったなー。あと、大地康雄さんもこの大河で覚えて、好きになりました(笑)。孝夫さんの後醍醐天皇、すごくよかったですよ!

ドラマも本も何でもそうだと思いますけど、その時の年齢や状況(社会人なのか学生なのか、とか)は重要ですよね。年齢によって印象も変わってくるし、仕事が忙しいとどんなに興味があっても観れなかったりして。
私はちょうど『独眼竜政宗』から『太平記』頃が、第一次大河ドラマ視聴期だったと思います。

投稿: ちィ | 2011.05.23 23:31

ゆきさん
『篤姫』と『江』の違い、「ゴーストライターの有無というよりも、原作の有無の方が大きいのでは?」と思ってましたが、原作とは随分違ってましたか。

『篤姫』、大奥入りする前は結構好きだったのですが、大奥入りしてからが苦手でした……。
視聴率は大奥入りした後の方が高かったみたいなので、やはり私はひねくれてるのかしらん……?

ちィさん
おーっ!! 陣内さんっ!! 出てましたね~♪ 懐かしい。
セリフは一言も覚えてませんが(爆)、あのキャラは無茶苦茶印象に残ってます。
ちィさんは伊達政宗を連想されてたのですね。私は「信長みたい」と思ってました。

孝夫さんは朧気に覚えてますが、当時はまだファンではなかったので、あまり注目してませんでした……(>_<)。

うーん、こうやってちィさんのコメントを読むと、面白そうなのに、何故こんなに記憶が無いのだろう……(泣)。
ちょっと目を離すとわからなくなってしまうような難しい話で、挫折してしまったような気もする……?

投稿: YAGI節 | 2011.05.25 00:05

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