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2011.05.10

幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬

先日ちらっと書きましたが、ケーブルテレビが見られるようになりました♪

元々私の住んでるマンションには壁までJ-COMのケーブルのアンテナが来ていて、普通のアナログ放送もJ-COM経由で見ていたので、正確に言うと「ケーブルテレビが見られるようになった」ではなく「多チャンネルが見られるようになった」というべきなんですが……
今日の記事の中では「ケーブルテレビ=多チャンネル」という風に考えてお読みいただければと思います。

地デジ対応って、自分である程度やらなければいけないのかと思っていたのですが、うちのマンションは大家さんがしてくれる事になりました。
J-COMの機器(チューナーみたいな物)を無料で設置してくれるとの事でした。
これがあれば、テレビ買い換えなくても、地デジが見られるのです。

「う~、先月買っちゃったよ、そんな事ならもうちょっと待てば良かった」
と一瞬思いましたが、どうせテレビ壊れてたんで遅かれ早かれ買わなきゃいけなかったんでした。

で、その説明&機器設置工事の日取りを決めにJ-COMの営業の人がやって来たんですが、そこで「この際ついでに多チャンネル化を」とセールスされたのでした。
J-COM料金(インターネット&電話&テレビ)を大家さんが一部負担する契約が出来たようで、今迄払っていた金額と同額で多チャンネルが見られるというので、ケーブルテレビのサービスをお願いしちゃいました。
地デジ見るだけだったら、今迄払っていた額より随分安くなるのでちょっと迷ったのですが……脳裏に『新選組血風録』の事がよぎったのは言うまでもありません。

前回、ケーブルテレビを解約したのは2007年……だったかな?
あれから4年、ケーブルテレビも随分変わったようです。

改良された点、改悪点、どちらもあります。
チャンネルが増えたり、ネットとの連動が出来るようになったり、画面に番組表が表示されるようになったり、画質がきれいになった(それはテレビを買い替えた事も影響しているか)のが良くなった点。
テレビで辻本祐樹さんのブログが見られるようになったよー♪(ただしパソコンで見るより相当汚い)

改悪点は録画規制。
コピーワンスだって
や、すみません、録画機はまだ地デジ対応にしていないので全く知らなかったんです。
でも、「ダビング10」とかいう言葉を耳にしていたので、1回というのは衝撃的でした。
録画機を買い替えずに録画出来る事は有り難い事なので、文句を言ったらバチが当たりそうですが……
たとえばデジタルで『にほんごであそぼ』をHD(PSX)に録画し、萬斎さん以外の部分をカットして最適化しようと思うとエラーになってしまうのですよ。「最適化=2度目のコピー」と判断されるのですね。ショック……。
まだ試してないけれど、DVDに落とす事も出来ないのではないだろうか……?(VHSなら出来そうだけど)
アナログ停波後のPSXでは、「見逃した物を録画して、見たら消す」という使い方しか出来ないのかも。貯めておくにはPSXの容量は少なすぎる~。
色々勉強して善後策を考えてみたいと思います。

……と、前置きが無茶苦茶長くなりましたが、
ケーブルテレビで『幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬』をやっていたので観ました。1986年公開の作品。前から観たいと思っていました。加入月にやってくれるなんて、歓迎してくれてるみたいで嬉しい。ナイスタイミング♪

主人公の竜馬役は武田鉄矢さんです。
これ、キャストが凄い。高杉晋作役が吉田拓郎さん。
ナレーションは勝海舟で全く姿を現しませんでしたが、石坂浩二さん。

エンドロールを見るまで気付かなかったのですが、長岡謙吉役は竹中直人さん。
うーん、どこにいたんだろう?(爆)
前原一誠役の石田純一さんも、どこにいるかわからなかった……。
山県狂介役の原田大二郎さんも、ウィキペディア見るまでわからなかった……。
大村益次郎役は三浦浩一さんだったのかぁ。大村益次郎なんて出てたのか。
……という感じでお馴染みの俳優さん達に全く気付けなかった私も私ですが、勿体ない使い方だったんじゃないかなぁ。

武田さんの脇をしっかり固めていたのは池内蔵太役の柴俊夫さんと沢村惣之丞役の阿藤海(現・快)さん。
柴さんは今、大河で黒田官兵衛役やってますが、それと比べるとさすがに若いっ!!

ところで……「池内蔵太」って読めますか?
白状しますと、私、ずーっと「いけうち くらた」だと思ってました(恥)。
『龍馬伝』を見てハタと、「いけ くらた」だと気づき衝撃を受けたのでした。
名前だけは本などを見て知ってましたけどね、佐幕派としては池内蔵太について語り合う事、口に出した事がないわけで、もう勝手に「いけうち くらた」だと思い込んでいたんです。思い込みって恐ろしい。
読み方を間違う事は珍しくないけれど、切る所すら間違ってたとは(泣)。
大石内蔵助のファンでもなければ「内蔵太」を「くらた」とは読めないでしょ(嘘)。
池内蔵太の読み方を教えてくれた事に関しては『龍馬伝』に感謝の私でした。

しかし、その内蔵太は撃たれて死んでた~。
ちらっと出た古尾谷雅人さん扮する平井収二郎は海辺で歩いている所をいきなり襲われて死んでた~。
という感じで、内蔵太や収二郎に限らず、史実はもう無視しまくり。『龍馬伝』の十倍位無茶苦茶でした(笑)。

桂小五郎役は川谷拓三さん。見た事もないような人の良さそうな桂でした。
伊藤俊輔役は伊武雅刀さん。見た事もないような偉そうな伊藤でした。
菊地桃子さんも出ていて、なぜか奇兵隊の歌(「聞いておそろし 見ていやらし……」というアレ)を歌ってました。とってもかわいかったし、女性がアレを歌うのを見たのは初めてだったので新鮮でしたが、歌手が高杉役をやっているのに、あれを別の人が歌うとは。

榎木孝明さんもチョイ役で出てましたが、チョイ役にはもったいない位の美男子ぶり。この頃に『半次郎』をやっていたら、「中村半次郎ブームも来たかもしれない」と、ちょっと思ってしまいました。

と、キャスティングは面白いのですが、内容は……
うーん、なんだかよくわかりませんでした。
インターネットなどであらすじをチェックして「そういう話だったのかぁ」と思ったという(爆)。
幕末ファンの私がよくわからないのだから、一般の人にはかなり厳しいのではないでしょうか?
吉田拓郎さんのファンだったら、拓郎さんの歌がたくさん聴けて拓郎さんのコスプレ(髪型はあのアフロのままなので、どうやっても高杉には見えない)が見られるので、きっと楽しめると思いますが。

新選組は全く出て来ません。

ちなみに脚本の「片山蒼」というのは武田鉄矢さんのペンネームだそうです。

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コメント

昔、劇場で見た覚えがあります。懐かしい。
浅野温子さんがうの役だったけど、何故か芸者じゃないし、武田鉄矢さんのやりたいように改変してしまった龍馬という感じでしたね。

投稿: 桃源児 | 2011.05.15 16:44

桃源児さん
劇場でご覧になってましたか!

そうそう、浅野温子さん、あれじゃお女中さんですよね。
しかも竜馬に膝枕させてるし。
何の役だかわからなくなります(^_^;)。
浅野さん、芸者姿無茶苦茶似合いそうなのになぁ。

投稿: YAGI節 | 2011.05.17 16:10

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