喫煙しない事を誓います
8月7日は鼻の日だとか。
都内では鼻の講演会があったようです。
まるで私の為に行われるようなテーマだったので、行きたかったのですが、仕事で行けませんでした。残念……。
さて、「ドクター・ショッピング」のタイトルで5回に亘って続けて来た咳のお話。
もう、今お世話になっている2人のお医者さんをラスト・ドクターと心に決めたので、タイトル変えてみましたが、咳喘息の話の続きです。
「は? どんな話?」という方はここに過去の経緯を書いているのでご参照下さい。
「ドクター・ショッピング5」をアップしてから、2ヶ月が経ちました。
呼吸器科では相変わらずシムビコートによる治療。
というか、シムビコートを貰う為にだけ通院しているような気もする今日この頃です。
最初の頃はあまりの効き目の素晴らしさに、「このシムビコートを使い切る頃には完治してるかも?」なんて期待に胸を躍らせていたのですが、「やめれば再発」の繰り返しで、最近はやや諦めモードです……。
というわけで、ついに東京都のぜんそく助成金の申請をしてしまいました。
ぜんそく治療代を都が負担してくれるというありがた~い制度です。
「申請しても、すぐ治っちゃったら、申請の費用(レントゲンの撮り直し、診断書準備等)がもったいないな~」なんて思っていたのですが、まだしばらくこの病気との付き合いは続きそうなので
こんな事なら、もっと早く申請していれば良かった。
この助成の正式名称は「大気汚染医療費助成制度」。
「ありがた~い」なんて書いてしまった直後ですが、これって
「都が町づくりに失敗して大気を汚染させてしまったせいで、あなたは病気になっちゃったんだよね、ごめんね、治療費出すから許してね」
という意味合いなのでしょうか?
だとすると、なんかフクザツ。
「喘息の人は空気のきれいな所に住んだ方がいい」っていう話は聞いた事がありますが、咳喘息も同じなのかな?
先生には空気の事は何も言われていないけれど、咳喘息の原因の1つとして大気汚染を挙げているサイトもありました。
なんか中国から色々飛んで来てるって話も聞きます。
昔『黄砂に吹かれて』なんて歌があって、「黄砂って何?」なんて思った事もあったなぁ。東京にも飛んで来てるとか?
だったら、「放射能の影響はどうなのだろう?」など、つい色々考えてしまう今日この頃です。
助成を受ける為の条件の中に煙草を吸わない事があります。
誓約書に署名しなければならないのです。
私はもともと非喫煙者。
昔はF1が大好きだったので、マルボロ吸っている人がいると、「おお、これがマルボロの香り?」なんて鼻をくんくんしていた事もあったし(ばか)、
ヘビースモーカーのデヴィッド・ボウイ・ファンなので、「ボウイの吸ってたジタンってどんなタバコなんだろう?」なんて興味を持った事はありました。
が、自分で吸いたいと思った事はありません。
なので煙草を吸えなくてもこれっぽっちも困らないのですが……禁止されるのはイヤ(笑)。
自分の意志で「吸わない」のと禁止されて「吸えない」というのは大違いなのです。
選択の幅が狭まるのはなんだか悔し~。
でも、治療費出していただけるのだから、文句は言えませんね。
申請後、1ヶ月程で喘息用の医療券というのが送られてきました。これを見せれば呼吸器科に関しては治療費・薬代共にタダだそうです。
一方、新展開が期待された耳鼻科は……
CTの結果、副鼻腔炎と診断されました。
副鼻腔炎には抗生物質の長期少量投与が良いのだそうで、約3ヶ月1日2回抗生物質を服用する事になりました。長っ。
そして、これが効かなければ残る手段は手術だとか。
しゅ、手術!?
いやーーーーーーーーっ!!
手術必要ないですからっ!!
普段の生活の中で、鼻で困っている事ってあまりないですからっ!!
別に匂いがわからなくてもいいです。咳さえ治ればそれでいいんですっ!!
と言いたかったけれど、その後に先生、
「でも、鼻水で困るとか、鼻づまりで困るという場合は手術で治るから勧めるけれど、嗅覚障害は手術しても治るかどうかわからないし、治っても再発する可能性も高いから、あまり勧められない」
とおっしゃいました。
「手術回避!!」と喜ぶ一方で、「あぁ、つまり、3ヶ月後に効果がなければ、もうお手上げなのね」と悲しい気分にも襲われたのでした……。
そもそも耳鼻科に紹介されたのって、「鼻を治す事によって咳喘息にも良い効果をもたらすかも」というノリでした。
そして「副鼻腔炎を治せば、嗅覚障害も治って咳も出なくなるかも!?」なんて相乗効果に期待を持ちかけていたのですが……。
こんなんじゃ、紹介状を書いてくれた呼吸器科の先生も、お手上げになる筈だなぁ……っていうか、「副鼻腔炎かもしれない」とおっしゃったあの先生、今思えばお見事って感じ。
一方「喘息の治療をしていると耳鼻科の治療が出来ない」と言った近所の耳鼻科の先生は一体……。「治せる自信がないから、関わらないようにしよう」と思ったのか?
ちなみに……
ネット情報ですが、副鼻腔炎の中には好酸球性副鼻腔炎というのがあるようです。
で、この好酸球性副鼻腔炎だったりすると、先述の抗生物質での治療(マクロライド療法)が効きづらいのだとか。
ネットで好酸球性副鼻腔炎を調べてみたら、「喘息の合併症」って書いてあったよ。
私、好酸球多いって言われたじゃないか。
……なんか、もうダメな気が……。
でも、他に方法がないから、抗生物質3ヶ月は続けます……
シムビコート、抗生物質、そして点鼻薬。
無茶苦茶元気なのに、やっている事は重病人のような私でした……。
今抗生物質1ヶ月ちょっと続けた所です。
点鼻薬のおかげで嗅覚回復し、先生には「2ヶ月後が楽しみですね」と言われました。
一旦点鼻薬はやめて良いけれど、また匂いがわからなくなったら、復活させるようにと指示されました。
そして言われた通り点鼻薬やめたら、言われた通り匂いがわからなくなりました。
点鼻薬もシムビコートもどちらもステロイド。
ふっ、ステロイドって、所詮その場しのぎの物なのね。←やさぐれた
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コメント
おお、助成を受けられることになったのですね! あるとないではまったく違いますよ。
私の場合はふだんは発作はなく、気候の変化や精神的ストレスなどで出るので、予防薬であるアドエアーを使っているのですが、これ、何事もなくても使い続けなくてはならないのですよね。有料だと調子がいいときは「まあいいや」となってしまうけれど、無料ならちゃんと使い続ける気になります(^^;)。
有効期限がありますので、更新手続きはお早めに。確か1ヶ月前くらいに申請する必要があったと思います。あ、それより3年後には完治しているほうがいいですね。
投稿: shoh | 2011.08.10 10:06
shohさん
「申請する=長期戦になる」というイメージがありました。
「大した事ない、すぐ治る」と信じたくて、先延ばしにしちゃったのですが、もっと早く申請してれば良かったです。
アドエアーも、シムビコートと同じ系統の吸入薬ですよね?
やっぱり何事もなくても使い続けなくてはならないのですね。
薬使うのイヤですけど、shohさんも使っていると思って私も我慢します~。
薬のおかげで、すごく大きな安心感を得られるので、我慢とか言わずに感謝して使うべきなんですけど、なかなか(^^;)。
投稿: YAGI節 | 2011.08.11 23:33