« 燃えて、散る 炎の剣士 沖田総司 | トップページ | 『戦国鍋TV』最終回 »

2011.09.23

東西狂言の会2011

震災で延期になった『ござる乃座』、
テンション下がっていた事もあり、「秋の事なんて、そんな先の事わかんないよ~」と払戻をしてしまったのですが、もうその秋がやって来ました。
そして、改めて購入しようと思ったら売り切れてしまっていました……。そりゃ、そうか。
いいもん、秋は萬斎さんの公演多いから(やや強がり)。

というわけで、今日は東西狂言の会見て来ました。

mitaka3見た事のある演目ばかりなのでちょっと迷ったのですが、萬斎さんの解説があるし、結構いい席が取れそうだったし、副業先から近いし……という事もあり決断しました。
しかし、その副業先で、ビックリする位立て続けにヘビーな案件に当たり、そうそうない位へろへろになって会場入りしました。今日萬斎さん見なかったら、帰宅するなり寝込んだと思います。でも、萬斎さん見たら元気になって張り切ってブログ更新です(笑)。

◆解説/野村萬斎
特に脱線する事はなく、フツーに演目の解説してました。
台風15号の影響で多くの萬斎ファンは被害(?)を被ったようですが、そんな話も全くナシ。

印象的だったのは「観る人によって、感じ方が異なる」というお話。

『茸』を万作さんがはじめてアメリカで演った時には、一部で「ベトナム戦争を批判している」という風に捉えられたのだとか。
やっつけようと思っても、ちっとも減らない茸が、見る人によっては抵抗するベトナム兵に見えたのだろうと。

その後、萬斎さんがアメリカで演った時には、退治しても一向に減らないニューヨークのゴキブリにたとえられたとか。

見方によっては、「環境破壊に警鐘を鳴らす自然」という風にも取れなくないみたいな事もおっしゃっていました。
いや~、あんな楽しい作品に、そんな深いメッセージがあったとは(そうか?)。

そして最後は「リピートアフターミー」のコーナー。
三鷹では毎回やるので好評なのでしょうね。
が、私は今回も口パクでお茶を濁します(すみません)。ずっと萬斎さんを凝視してますが、「リピートアフターミー」の時だけお客さんの影に隠れる私でした(爆)。

しかし、今日はホント良く見えたなぁ。
前からは6列目でしたが、ここは客席とステージが近いので、6列目という感じがしませんでした。
あんな素敵なポジションを能楽堂でゲットしようと思ったら、諭吉が飛びますが、安く見られるホール公演万歳。三鷹公会堂はちょーっと古くて、椅子もギシギシ鳴ってたけど(^_^;)、ここ最近は毎回萬斎さんの解説が付くし、「やっぱり三鷹は外せないかも」と思ったのでした。

Mitaka1 Mitaka2

写真:右 中庭(?)にこんな像がありました。

◆昆布売(こぶうり)/野村万作・石田幸雄(25分)
2度目です。前回も万作さんで見たのですが、あの時は相手役が万之介さんでした……

◆鐘の音(かねのね)/茂山あきら・茂山童司・丸石やすし(25分)
和泉流では2人で演じるこの作品、大蔵流では主と太郎冠者の他に仲裁人が加わり3人で演じられました。
あと、前回は「かねのね」しか聞き取れなかった(もしくは忘れただけか?)のですが、今回は「つけかねのね(付け金の値)」と「つきかねのね(つき鐘の音)」と言ってました。和泉流でもそうだったのだろうか……?

ちなみに「goo辞書」で「付け金」を検索すると、

1 装飾のためにつける金具。
2 祝い事などのときに、あいさつ代わりに贈る金銭。

と、ちゃんと金具の事が載っているのですが、「Yahoo辞書」では

[1] 遊里で、つけ届けの金銭。遊女から茶屋へ、茶屋から女中へ贈る。
[2] 持参金。

となってました。これじゃ意味なさないよ~。
どちらも国語辞書の筈なのですが……

◆茸(くさびら)/野村萬斎・高野和憲他(20分)
なんと、3度目。
初回は茸達が面を付けている事に気づけず、2度目は面を付けている事はわかってもどんな面かまではよく見えず……という感じだったのですが、今回は完璧に見えました。
茸達、皆違う面を付けていたのですね。

|

« 燃えて、散る 炎の剣士 沖田総司 | トップページ | 『戦国鍋TV』最終回 »

コメント

こんにちは^^
お仕事お疲れ様です。

私はまだ見たことない演目ばかりですね。
遠くて三鷹までとても行けませんが

同じアメリカでそんな感じ方が違うなんて
面白いです。
どんなお話か見てみたいな♪

この秋は、京都のござる乃座に行ってきます。
初の能楽堂で、ドキドキです。
紅葉と晴明神社のお参りもする小旅行です。
僭越ですけど、YAGI節さんの分も鑑賞してきますね

投稿: moco | 2011.09.25 10:40

mocoさん
おおーっ!! 京都のござる乃座に行かれるのですか。
最近毎年秋にやっているのは知っていましたが、紅葉の時期とはズレているようなイメージがありました。
が、今調べてみたら今年は11/26なのですね。
丁度イイ感じなのでは? きゃー、羨まし~~っ。
「私も行こうか」と一瞬考えちゃいました。
演目もチェックしちゃいましたよ。
今はなんとか平静さを取り戻し、思いとどまりました(笑)。

私は『釣針』がとっても好きです♪
ぜひ、私の分まで楽しんでいらして下さい(^^)/

投稿: YAGI節 | 2011.09.26 00:09

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 燃えて、散る 炎の剣士 沖田総司 | トップページ | 『戦国鍋TV』最終回 »