新選組の足跡(奈良井宿)
信州バスツアーの続きです。
前回書いた「もう1ヶ所の素敵な所」というのは奈良井宿の事でした。
奈良井宿とは中山道の宿場。
江戸時代にタイムスリップしたような情緒ある町並みを楽しめるという事で人気の観光スポットです。
が、新選組ファンとしては、「中山道」に反応しませんか?
試衛館メンバー達が参加した浪士組が上洛時に通ったのが中山道。
「お金と時間があれば、中山道を自転車で走って京都まで行ってみたい」なんて憧れたりしてる私です。あ、自転車といってもハードな旅ではなくて、疲れたらすぐ休み、動きたくない時は一日ホテルから出ず、いつ到着するかもわからないようなのんびりした旅をやってみたいんです。
とかいいつつ、いざ本当にそれだけの時間とお金があったら、別の事をやっちゃうだろうなぁ(爆)。
格子戸を植物で素敵に飾っている建物が目立ちました。
浪士組が奈良井宿に泊まったのは文久3(1863)年の2月15日だそうです。
ちなみに芹沢鴨が篝火騒動を起こしたのは本庄と言われていますが、「実は奈良井だった」という説もあるのだとか。奈良井では、火の用心の廻状が回ったそうです。
写真左の旅館(クリックすると大きくなります)は文政元年(1818年)創業。
って事は、浪士組が訪れた時は既に営業していたという事ですね。
近藤勇や土方歳三達が泊まったかも!?
泊まってなかったとしても、宿割り係(道中先番宿割)だった近藤は「部屋ありますか~?」なんて、訊きに来たかもしれませんよね。
似たような建物が並んでいるのですが、お店だけではなく、住居も混ざってます。
こんな趣のある所に住んでいらっしゃる方がいるのですね~。
この店で休憩。
母は、名物であり好物でもある五平餅を食べてましたが、私はあまり好きではないので栗ぜんざいをいただきました。芸能人のサインが多数飾ってありました。
年配の役者さんのサインが多い中、熊川哲也さんのサインが異彩を放ってました。
その昔、礼宮(秋篠宮)様がご学友と訪れた事があるそうで、その若かりし頃の写真も飾ってありました。ご学友の中に紀子様もいらしたのかな?
奈良井宿の駐車場には、機関車が飾ってありました。
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コメント
信州余りに昔で記憶が飛んでおりますが、松本城はお堀の前で写真を撮った思い出があります。奈良井宿は街道の家もまばらだった気が(他の宿場町かも?)。
浪士組が通った頃は砂塵が舞う険しい道だったのでしょうね。町並みは歴史的保存地区になっているのでしょうか?格子戸といい、玄関先を彩る花々や花入れの花にも遥かなる江戸を思い起こさせ、仰る通り素敵な場所ですね。とても癒されます。
投稿: 早々 | 2011.10.03 17:07
早々さん
奈良井宿、建物は連なってましたが、人が少ないので、ちょっと寂しい感じはしました。
お店ばかりではなく、住居もまじってるからそういう雰囲気なのか……?
同じ観光名所でも大内宿などとは随分雰囲気が違いました。
どちらもそれぞれ好きですけどね
おっしゃる通り、町並みは歴史的保存地区になってるようですよ♪
投稿: YAGI節 | 2011.10.04 19:14