新選組 組長・斎藤一
「斎藤一の本が平積みされてたよ」と弟から教えてもらった時、「『新選組血風録』のドラマの影響で、古い本でも平積みされるのか」と思ったっけ。
でも、新刊でした♪ 今年の夏に発売されました。
ここ数年、本はほとんど図書館で済ませている私ですが(『一刀斎夢録』も文春全部読んだので単行本は買わなかった)、これは珍しく買いました。
図書館で借りた物は急いで読みますが、買うと安心してなかなか読まないものですね~。
そして、読み終わってからも、ここにアップするのが無茶苦茶遅くなってしまいました。
いや、この本自体はとても気に入ったのですが、「ここがスゴい!」「こんな新発見が載っていた!!」なーんて衝撃的な事がなかったので、記事にしづらかったというか。
でも、記事にしないのも斎藤ファンとしてはどうかと思い、今更ですが、アップした次第です(^_^;)。
あ、衝撃的事実は載ってませんでしたけど、ちょっと驚いたのは如来堂の事。
如来堂の戦いといえば、そこで斎藤さんが亡くなってしまったと誤解された事もあった場所ですが、あれって建物の事を言っているのではなく、地名なのだとか。それ、知らなかったです~。
それにしても、斎藤さんの本っていうのは良いですね。
他の本だと、近藤や土方の行動は載っていても、「で、その時斎藤さんは何をしていたの!?」と思う事がほとんど。
なかなか一般の新選組本で斎藤さんの行動を逐一追ってくれてる物ってないです。
その点、この本は当たり前っちゃ当たり前なのですが、そういう所をわかる範囲でフォローしてくれてるんですよね。
赤間さんの本も大好きですが、あちらはちょーっと古いし。
地名をかなり細かく載せてくれているのも嬉しかったです。
福良行った時にこれを持ってればなぁ。もうちょっと頑張って足を伸ばして色々辿ったのに。
これを元にまた新選組ゆかりの地めぐりをしたくなりました。
とりあえずは、甲陽鎮撫隊ゆかりの地めぐりを紅葉に併せて(シャレじゃないよ)、そろそろやってみたいと思ってます。
ホントは先週末に行ってみようと思っていたのですが、猿橋は紅葉まだみたいだったんで延期した次第。
斗南も行ってみたいのですが、車が苦手な人間にとってはアクセスが厳しい
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コメント
斉藤一の本は赤間さんの本しか読んだことがありません。如来堂が地名とは知りませんでした。
下の記事、イルミネーション綺麗ですね。
それと狂言がミュージカルに思えるとは、面白そうですね。
横須賀の蝋燭能での狂言、彦一ばなしでしたが、あの熊本弁がしっくりきてしかも体操競技のような舞台。萬斎さん水泳も見事で久しぶりに笑い転げました。
蝋燭能はこれまた演出がとても良かったです。降りしきる雪の内外を大量の蝋燭で内を紺色、外を僅かな照明で純白に分けたり、ワキやワキツレを大鼓と小鼓の間から暗闇から灯りに向け一直線に登場させるなど、大きな劇場を使いながら一層幽玄の世界へ運んでくれました。
横浜能楽堂ではこれほどの大量な蝋燭の使用は火災を危惧したのだと納得しました。
投稿: 早々 | 2011.11.22 22:28
読んでいたんですね。
全てが斎藤っていうだけで満足ですよね。
確かにこれは全く新しい何かとか驚きとかは無く
感想は?と言われても特になるかあるわけでも無く微妙な本ですが、大事な本の一つとなりました。
投稿: もも | 2011.11.23 14:04
早々さん
如来堂、建物もあるのですが、地名(字名)でもあるそうです。
横須賀の蝋燭能は色々工夫されていたんですね。
蝋燭大量に使ってましたか。ステキっぽい……。
観てみたかった!!
萬斎さんの『彦一ばなし』、ほんっと楽しいですよね。
童話として読んだ時はあまり好きになれなかったのですが、萬斎版は大好きです。
笑い転げただなんて 私まで嬉しいです♪
ももさん
そうなんです、「微妙なのに大事な本」って他人から見たらおかしいかも知れないけれど、まさにおっしゃる通り!!
いや~、ホント、まるまる斎藤って、嬉し過ぎます(笑)。
投稿: YAGI節 | 2011.11.25 01:11
この本、筆者も買いましたが、やはり安心しているのか未だに読んでいません。
投稿: 桃源児 | 2011.11.28 23:31
おお、桃源児さんも(笑)。
おそらく、 桃源児さんなら御存知であろう事ばかりが載っているのかも。
でもちょっと忘れてしまった時の確認などに良いと思います♪
投稿: YAGI節 | 2011.11.29 00:24
yagi節さん デビッド・ボウイの魅力はあの美貌と凄味のあるボーカルだと思います。ただし私はレッツ.ダンスしか知りませんでも、この曲は完璧に歌う自信が有ります。 君は赤い靴をブルースを踊れ … 踊りながら誰も無い所へ あなたが走るなら一緒に… それから ボウイは舞台で エレファント・マンも 演じたそうですね、あの美しいボウイがどうやって奇形の、エレファント・マン 、 ジョン.メリックを演じたか?興味深いところです。思い違いだったらご免なさい。
投稿: 桂 恵 | 2011.12.03 21:01
桂恵さん
あれっ、この記事はお読みになれるのですか。
読める記事と読めない記事とがあるんですね。
ボウイの事、思い違いではないですよ。
書いて下さってありがとうございます。お気遣い嬉しいです。
でも、この記事は斎藤さんの記事なので、ボウイの事はスルーしていただいてOKですよ。
興味のある記事がもしあったら、それに対する事を書いていただけるだけでありがたいです。
投稿: YAGI節 | 2011.12.06 23:24
yagi節さん 菊地明 著 新撰組組長 斎藤一 買ってだいたい 読みました 淡々とした文章で資料も細かく調べ有りましたが 私にとって最大の謎 最初の妻 ヤソ さん は どうなったんでしょうね!? と 斎藤一に間違いない!! という写真 !? 歳を取りすぎ!! もう少し若い時の無かったのかしら? しかし赤間さんが斎藤一の孫の藤田さんから聞いた話しでは空襲で全部焼けてしまった、そうです 更に新撰組時代からして人に襲われる危険も有ったので写真はあまり撮らなかったのでしょうね。赤間さんの本で 斎藤一氏の息子の藤田勉さんは昭和31年迄ご存命だったので赤間さんは藤田さんの住所さえ知っていれば勉さんからお父さんのことを色々聞けたのに…これもご縁の問題ですね。と書いておられました。
投稿: 桂 恵 | 2011.12.09 19:35
桂恵さん
桂恵さんもお読みになりましたか♪
ホント、若い時の斎藤さん、見てみたいですよね~。
投稿: YAGI節 | 2011.12.11 03:10