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2011.12.16

オペラ座の怪人 25周年記念公演

ちょっと日が経ってしまいましたが……
皆既月食の日、昼間は映画館に行ってました。

オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン [DVD]私の大好きなミュージカル『オペラ座の怪人』は初公演から25周年を迎えたそうで、今秋記念公演がロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われました。
その模様がフィルムに収められ、日本の映画館で上映されているのです♪

2004年の映画版は、とても良く出来ていたと思います。
特にオーケストラが素晴らしかった。
映画見た後に劇団四季版を観て、「あれ、四季のオーケストラって、こんなにショボかったっけ?」と思ってしまった事があります。
あれは四季のオーケストラが本当にスケールダウンしてしまったのか、あるいは映画版のオーケストラが素晴らしすぎたので四季のオーケストラに物足りなくなってしまったのか、どちらかわかりませんが、「生音よりスクリーンから流れる演奏に感動するって、どういう事だろう」と思ったっけ。
映画版は何度も録り直して良い所だけを繋げたりしているのかもしれませんね。
あと、オーケストラの人数も100人越えると言う話を聞いたので、やはり迫力が違うのかも。

そして、今回の25周年記念公演版のオーケストラの音は……
イマイチだった~。濁ってた~。
天下のロイヤル・アルバート・ホールだから会場には問題ない筈(幻想ですか?)。「録音がダメなのか?」なんて思ったりもしたのですが、六本木のTOHOシネマズで観た方のお話によるととても良い音だったらしいので、映画館の問題なのかもしれませんね。
どことは言いませんが……無茶苦茶キレイで素敵な映画館なのに……惜しいっ
ただ、音数が少ない所ではちゃんとクリアに聞こえ、ボーカルの良さは十二分に伝わってきました。

ファントム役のラミン・カリムルー素晴らしかった!! 無茶苦茶上手かった!!
映画版のジェラルド・バトラーも好きですし、あれはあれで魅力的だったけれど、なんていうんだろう……今回は本当に音楽の天使みたいだった!!
以前「『オペラ座の怪人』は観る度に違う感想を持つ」というような事を当ブログに書きました。
ある時はファントム目線、ある時はクリスティーヌ目線で観ました。
そんな中でクリスティーヌの行動に疑問を持った事があります。
それは、
「クリスティーヌもファントムの事、好きだった節があるのに、なんで急にあんな被害者っぽくふるまうんだろう」
という事。ジェラルド・バトラーかっこいいし(爆)。
でも、ラミン・カリムルーの歌声と、それに陶酔する鈴木砂羽さん似(笑)のクリスティーヌを見て思いました。「あれはマインド・コントロールだ」と。
もうあの歌声で魔法をかけられてしまうというか。あんな声で歌われたら、催眠術にでもかかるだろうと。それ位、魅惑ボイスのファントムだったんです。クリスティーヌがファントムに向ける熱い眼差しは、恋愛感情によるものではないんですよね。
その辺り、かつて感じられなかった説得力があり、勝手に深く納得しました。
美声のファントムは何人もいるけれど、この人の場合はピッチもバッチリ(感情が乱れるシーンは除く)で非の打ち所がないと感じました。「この怪人凄いな」と思いました。

が、ラストに歴代のファントムが集合して、歌声を披露してくれたのを聴いてまたびっくり。
どのファントムも、素晴らしいんです。「ラミンだけが特別じゃないの!?」と呆然。
「こんな凄いミュージカルスターがたくさんいるなんて、さすがウェストエンドだなぁ。日本も頑張ってると思ったけれど、差は相当あるんだなぁ」とがっくりしてしまった程です。が、イギリス以外の歴代ファントムも含まれていた事を後で知りました。ちょっと安心した(笑)。

初代クリスティーヌ役のサラ・ブライトマンもラストにゲストとして登場。
アンドリュー・ロイド=ウェバーに「私の音楽の天使」なんて紹介されていました
離婚しても、仲良しなんですか? 表面上だけですか?(爆)
ただ、久しぶりのせいか、元夫が隣にいたせいか、ちょーっと声に張りがなかったような?

字幕が「劇団四季版とほぼ同じだ」と思っていたら、訳が浅利慶太さんでした。道理で。

YOU TUBEにこれのブルーレイ&DVD発売のCM動画があったので貼っておきます。

今日の記事をアップする前に映画版の『オペラ座の怪人』の感想を書いた自分の過去記事を読み返したのですが、そこに狂言好きな方からのコメントを頂いてました。
「私もそろそろ狂言デビューしてみようかな」とかコメント返しをしていた事にビックリ。すっかり忘れていました。そんな私が今や狂言にハマりまくりなのですから、先の事はわからないものです……

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コメント

はじめまして
偶然拝見し、コメントさせていただきます。
サラとアンドリューは離婚後も音楽のパートナーとして非常によい関係を保っています。でなければ、そもそも離婚後にサラがアンドリューの作り上げた曲を歌うことは許されなかったでしょうしね。アンドリューが勲章を得たときにも、サラがアンドリューの生い立ちを紹介していました。サラは公的な場所に招待され、ホスト役を承諾するくらいですし、お互いお茶目に投げキッスをしあっていましたから、上部だけでなく、本当に仲良しだと思いますよ。それ以外にも、アンドリューの記念コンサートがあれば必ずサラが出演しています。インタビューでアンドリューもサラとの出会いによってそれまであった音楽の方向性が変わっていったと話しています。ファントムはサラのために書いたことで有名ですが、ミュージックオブザナイトは原曲はサラが歌っていて、まったく違った題名であり歌詞でした。アンドリューはサラの才能、幅広い音域、奥行きのある歌声を早くから高く評価していました。ただ、年齢的に声帯の衰えもあるのでしょうが、お世辞にも今回のパフォーマンスは素敵だとは言えませんでしたね。聴いていてヒヤヒヤしました。ウィーンでのコンサートでも評価が賛否両論だちゃようです。以上、通りすがりの者より。

投稿: | 2012.07.23 04:47

通りすがりさん
サラとアンドリュー、離婚後も良い関係なのですね♪
ミュージカル『オペラ座の怪人』は、2人のうちのどちらが欠けてもあのような傑作にはならなかったかもしれませんね。
フォロー、ありがとうございました。

投稿: YAGI節 | 2012.07.26 20:55

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