« 2月の清盛 | トップページ | 新車購入 »

2012.02.29

青山のスイーツ

雪です。

Snow東京ではあまり雪が降らないので、思わず写真に撮ってしまいました。
ベランダの布団干に積もった雪。よくもこんな細い所に。
撮った数秒後にぼとっと落ちました。

さて、前回書いた通り、先日友人とジェルボーに行ってきました。
ジェルボーというのはハプスブルグ家の皇后エリザベートもお気に入りだったと言われるブダペストのカフェ。このお店、3年前に日本に進出したそうです。

その友人と昔、「エリザベート縁の地を巡る旅」というのをやった事があります。
「あの時、ジェルボー行ったっけ?」と尋ねてみた所、「店の前は通ったけれど、夜だったからもう閉まっていた」との事。
そうだ、そうだ、そういえばそうだった!! で、あまりにも立派でゴージャスだったから、「昼だったとしても臆して入れなさそう」なんて思ったんでした。写真を撮ったような気がしたので、探してみたらありました。

↓左:ブダペストのジェルボー 右:青山のジェルボー

Ge1 Ge5

ミニサイズのケーキが3つ載ったセットを頼んでみました。

Ge2 Ge4

オレンジ色の物体がのっている物はドボストルタというらしい。
……ハンガリー語の固有名詞は覚えにくい
エリザベートお気に入りの一品だそうです。
このオレンジ色の物は固かった。飴のようでした。

そして、黒いのがイシュレール。
ほぼザッハートルテですね。
私の「ザッハートルテ+クリーム初体験」はウィーンのデメルでした。
「こんなに甘いのに更にクリーム!?」とビックリした事を覚えています。
あれは今迄生きてきた中で、もっとも甘いと感じた一品でした。歯が溶けるかと思った。
ケーキがあまりにも甘いので、甘さを抑えたクリームと一緒に食べると衝撃的な甘さがややマイルドになるのですが、当時はそんな事は知らず、「外国人はどんだけ甘い物が好きなんだ?」と衝撃を受けたのでした。普通は「クリームが多いと甘くなる」って思いますよね。

ザッハートルテに生クリームを添えるのはハンガリーも同じらしい。
というか、ザッハートルテといえば、生クリームを添えて食べるのが普通で、クリームが添えられていないのが手抜きと言えなくもない……?

3個目はエステルハージートルタ。
一見地味(?)ですが、今回はこれが一番甘かったです。

この3つは伝統的なケーキで、ジェルボーを代表するような有名なケーキなのでしょうが、他に素敵な今風(?)のケーキもたくさんありました。そちらも試してみたいです。

そこで友人がおもむろに取り出したのが、『TCA PRESS』。宝塚のフリーペーパーです。
「うわー、それ知ってる!! 萬斎さんが載ってるんだよね!!」
と興奮する私。
「よく知ってるね」
と驚く友人。
はい、どっかのホームページで目にしてました。
読みたいけど、普通の雑誌と違って近所で立ち読み出来ないし(爆)、諦めていたのです。
嬉しい~。

Tca1 Tca2

記事によると、萬斎さんが初めて宝塚を生で見たのは涼風真世さんの公演だったとの事。
同じ同じ。私もそうなの~(笑)。
なんと、一路真輝さんの『エリザベート』も見た事あるそうです♪
う~、いいな。私は東宝版は見てるんですが、宝塚の一路さん版は見てないんです。
と、予想しない物をゲット出来ましたが、萬斎さんご出演のJ-WAVEの番組は聴きそびれました。ううう

スイーツの話に戻ります。
先月はシシィチョコレートを買いました。今回も別の何かを買おうと思ったのですが、欲しいと思った板チョコは1枚1200円。高いので断念しました。
しかも隣でもチョコレート売ってるっていうし……。

隣というのは……
ピエールエルメでした。
そんな世界的なお店が並んでいるとは、さすが青山(って田舎者な発言)。

ジェルボーは派手でゴージャスで伝統を感じさせます。
ピエールエルメはシックで現代風な感じです。
こちらの板チョコは1400円。う、ジェルボーより高いじゃないか

ピエールエルメには私の好物オランジェットがありました。美味しそう。きっと美味しいに違いない。まずハズレはないでしょう。
サブレバナーヌショコラというのがありました。バナナのお菓子です。美味しそう。でも、味の想像がつかない。

サブレバナーヌショコラには「青山店限定」と書いてありました。
私は「限定」という言葉にはあまり魅力を感じません。何か理由があるなら別ですが、理由もなく「限定」とか書かれると、「本当に美味しければ全店で出すよね。ただの話題作りなんじゃないの?」とネガティブに捉えてしまう。
でも、見た目がすごーーーく美味しそうなのです。バナナも好き。
絶対美味しいけれど味の予想のつくオランジェットを買うか、
味の予想はつかないけれどなんだかとっても美味しそうに見えるサブレバナーヌショコラを買うか。しかも他では買えない珍しい物。

Ba……迷った末、サブレバナーヌショコラを買いました。

お味は……
食べた事のない感じでした。軽くてついつい食べ過ぎちゃう感じ。普通に美味しかったです。でも見た目程のチョコレート感はなく、チョコ好きとしてはやや物足りない感じかな。そして、オランジェットの方が美味しかったと思う(^_^;)。
でも、オランジェットを買ったらサブレバナーヌショコラが気になって、買わなかった事を後悔しそうなので、今回はこれで良かった事にしよう。うん。

他にも美しいケーキが置いてあったり、美味しそうなチョコが並んでたりと、スイーツ好きにはたまらないお店だと思いました。宝石店みたいにキレイだった♪

|

« 2月の清盛 | トップページ | 新車購入 »

コメント

YAGI節さん

青山のスイーツのお店、おしゃれで美味しそうですねえ
青山に前回行ったのはいつだったか・・・というくらい田舎者になりきっているがまです

宝塚の『TCA PRESS』萬斎さんの特集、けっこうしっかり分量のある記事なのですね!!
姉が宝塚の会員なので聞いてみよう!!

そうそう、J-WAVE聞きましたよ
ラジオで聞いてもいいお声でした
主に「サド侯爵夫人」のお話をしていましたが、話の流れが狂言の今後といったようなことになり「次の世代に・・・」みたいなお話で、息子さんの裕基くんのことを話しておられる萬斎さんが「狂言以外のことにも興味をもちつつ、お稽古もしっかりしてほしい」みたいはパパの顔(って顔は見えないのですけれど)になっていました

ナビゲーターの八木さんが「息子さんも『サド侯爵夫人』見にこられますか?」という質問をされていて、それには萬斎さん、苦笑しながら(って見えてないんだけど)「いやあ・・・若干R15ですからねえ」って・・・
そうですよね

投稿: がま | 2012.03.01 12:48

がまさん
私も前回青山に行ったのはいつか、既に思い出せません(^_^;)。

『TCA PRESS』萬斎さんの記事はあの見開きが全てです。
なのでそれ程読み応えはないかも。
友人も「大した事書いてないから、持ってこなくてもいいかなと思った」との事。
もっとも私は「いやいや今後もこういうのあったらよろしく」って感じですけど(笑)。

J-WAVE、お聴きになりましたか。
あぁ、FMで聴く萬斎さんのお声、またステキなんだろうなぁ。
そういえば、求人広告の「音楽が流れる職場」という文言に引かれて(他にも魅力ありましたが)仕事を決めた事がありました。J-WAVEかけっぱなしの職場でした。
なので以前は毎日聴いていたのに、今は全く聴かなくなってしまいましたぁ。

投稿: YAGI節 | 2012.03.03 13:38

YAGI節さん

がまです。
『TCA PRESS』は結局手に入りませんでした
宝塚の会員報みたいなものかと思ったのですが・・・フリーペーパーってことは宝塚の劇場で手に入るのでしょうか??
でも、今「サド侯爵」前で、萬斎さん雑誌に出まくってますよね。本屋さんでチェックしないと・・・

萬斎さんのお声は本当に素敵ですよね
普段お話されるあの低い声が一番好きです!!

投稿: がま | 2012.03.04 20:29

見ているだけで美味しそうな写真ですね。
10個ぐらいはイケそうです。フォークで2つに割って、食べればあっという間です。(笑)
萬斎さんが載っている雑誌は、「MORE]は買いましたので
後2冊買う予定です。
「スプーン」と「家庭画報」、「スプーン」は立ち読みだけのつもりだったのですが、「サド侯爵夫人」を今読んでいまして、
それで対談を読んでみようと思いました。
舞台には見に行くことはできませんが、せめて原作で
もと思いまして。
途中ですが、読んでみると面白いです。
登場する女性たちによって、サド侯爵という人がどんな人物
なのか、数々起きた事件なども交え、どのような思惑が(女性たちに)にあるのか興味をひかれますね。
萬斎さんの「サド侯爵夫人」楽しみですね。


投稿: hiro | 2012.03.05 13:33

がまさん
『TCA PRESS』、友人は宝塚劇場でゲットしたようですが、なぜか山野楽器にも置いてあるみたいですよ。

雑誌、追いかけるの大変ですね。嬉しい悲鳴。
そして本屋に行っても、どの雑誌かわからなくなるなんて事もありました(爆)。
似たような名前の雑誌があるもので(^^;)。

hiroさん
ケーキ、結構甘かったのでミニサイズでも10個は難しいと思いますよ~(笑)。

雑誌3冊買われるのですね。さすがです。

『サド侯爵夫人』、面白かったですか。
hiroさんは萬斎さんと好みが合いそうですね。羨ましいです。
私は残念ながら、全く心引かれませんでした……。
萬斎さんが演出すると知ってから読めばまた違ったのかも知れませんが(読んだのは一昨年でした)。
でも、萬斎さんのインタビューなら『サド侯爵夫人』の話でも興味津々(笑)。

投稿: YAGI節 | 2012.03.06 02:13

「スプーン」の対談を読みました。
萬斎さんのメガネを頭にかけた姿がキュートな感じで、
雑誌でもテレビでも萬斎さんの写る姿はみんなこんな
感じであったらなあと思います。
まだ途中ですが、本を読んでから対談を読むと、かんじがつかめてきて、気分が盛り上がってきますね。
なんかですね、本を読みながら思ったことなんですが、サド侯爵って色が白くて金髪で、まるで「ファウスト博士」みたいだなと
思いまして…。
実際に登場していなくても、ちゃんと存在しているんですね。
舞台でも、萬斎さんがいるような・・・。
いまのところ、私の頭の中の想像では、鞭を持って、ぴしぴし
遣っている萬斎さんの姿が浮かんでしまうのです。
それもいいかもって・・・。

投稿: hiro | 2012.03.09 11:36

hiroさん
雑誌、結構チェックしたのですが、『スプーン』と『家庭画報』はまだ読めてないです。
『スプーン』は近所の本屋では見つけられなかったのですが、マイナーなのかな。
評判良いみたいなので、頑張って探してみます!!
『家庭画報』はあったんですが、紐がかかってました

私はファウスト博士には部分的に共感出来ますが、サド侯爵の事はさっぱり理解出来ませ~ん(爆)。

投稿: YAGI節 | 2012.03.13 01:50

横から乱入失礼します。がまです。
『スプーン』私も見つけられません大きな本屋さんでないとないのでしょうね~
もうアマゾンで注文しちゃおうかな~
頭に眼鏡の萬斎さんの写真、早く見たいです~(というか、ぼやぼやしていると店頭からなくならないか心配・・・)

来週月曜日に「サド侯爵夫人」観てきます。本を読んでないので、苦手なのか好きなのかどうなるのかドキドキです。
やっぱり読んでから行くほうがいいのか・・・と迷っているうちにもう一週間切ってしまいました

鞭を持ってピシピシしている萬斎さんをイメージしながら観てきます!

投稿: がま | 2012.03.13 14:48

がまさん
そうか、Amazonなら雑誌でも送料無料だし買うなら良いですね。
立ち読み出来ないのがアレですが(爆)。

『サド侯爵夫人』、来週月曜日ですか。
観てから読むか、読んでから観るか、迷う所ですね。
ちなみに、私は「観てから読む派」です(『サド侯爵夫人』は結果的に「読んだけど観ない」になってしまいましたが)。
結末がわからず「一体どうなるんだろう?」とドキドキしながら観るのも楽しいかも♪

投稿: YAGI節 | 2012.03.13 17:35

萬斎さんの載っている雑誌は、私がよく行く本屋さんでは
なかなか見当たらず、あっても1冊ぐらいでしょうか。
仕事に行く前に立ち寄るので、他の本屋さんには時間がないと
行けませんね(笑)
「スプーン」はあまり意識して見かけたことはないのですが、
読んでみると、独特な感じがあります。
雑誌めぐりは、大変ですよね。
アマゾンではまだお買い物したことはありませんが。
「家庭画報」は重くて、買おうかどうか考え中です。
図書館で閲覧できるようになっているのでめくってみたのですが、
何処に萬斎さんが載っているやら、わかりませんでした。
「サド侯爵夫人」、補助席が出たとお知らせを読みましたが、
飛行機のチケットが高くて飛べません!!
ここで、がまさんにも・・・。
鞭でぴしぴしやっている萬斎さんをイメージしながら、見てください。(笑)感想、楽しみにしています。

投稿: hiro | 2012.03.14 12:06

hiroさん
『スプーン』、読みましたよ~♪
確かにキュート。
メガネも良かったし、黒でまとめた上下もステキでした。
若々しかった。
萬斎さんって、オシャレ大好きなのでしょうね。
色々試して楽しんでいる感じがします。

それにしても、あのインタビューを読むと、「私は本当に『サド侯爵夫人』の上っ面しか読んでいなかったんだなぁ」と思い知らされます
だからといって、読み返す気力はないのですが(爆)。

投稿: YAGI節 | 2012.03.15 21:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2月の清盛 | トップページ | 新車購入 »