ロンドン五輪を振り返って②
ここの続きです。
5日目はスエマエ・ペア、
6日目は内村航平選手、
7日目は佐々木翔選手、
8日目はトランポリン、
9日目はフジガキ・ペアと悩んだ末に競泳男子400mメドレーリレーチーム
を挙げてました。
という感じで中盤に印象に残ったのはバドミントン。
珍しく地上波放送もあり、楽しめたのですが……複雑な気分にもなりました。
なぜなら……
予選リーグの成績は末綱・前田ペアも藤井・垣岩ペアも共に2勝1敗でした。
しかも、スエマエ・ペアが唯一負けたペアはフジガキ・ペアが決勝で当たった中国ペアだったんです。共にストレート負けしてます。
ついでに言うと、フジガキ・ペアが準々決勝でやぶった相手は予選リーグでスエマエ・ペアがやぶった相手。
つまりどちらも同じペアに勝って、同じペアに負けてる。
なのに、片や銀メダル、片や予選敗退とは……。
運も実力のうちなのかもしれないけれど……
前回同様全部トーナメントだったらまた違った結果になっていたかもしれないと思うと複雑な気分になるのでした。
だから、中国ペアがデンマーク・ペアに勝ってたら……(←しつこい)。
でも、決勝戦の藤井・垣岩ペアの粘りは素晴らしかったと思います
そして、男子はシングルスの佐々木選手が素晴らしかったですね。
日本のバドミントン男子では初のベスト8進出。
準々決勝では林丹選手相手に善戦しました。
林丹選手は北京五輪の金メダリストなんですが、中国では英雄らしい。中国スポーツ界の「CM王」でもあるそうです。
「林丹は特別」みたいな言葉をあちこちで見聞きしました。
そう思って見るせいか、なんだかオーラがあるし、スマッシュも強烈。
そんな林丹選手を最後まで苦しめた佐々木選手でした。
勝ってもおかしくないゲームだったなぁ。
ちなみに、林丹選手はロンドンでも優勝して、五輪連覇を果たしました。
男子シングルス初のオリンピック連覇だそうです。
そんな模様は日本のテレビでは当然放送してくれなかったのですが、WEBで決勝戦を見られました。フルセットの末優勝を決め、ユニフォームを脱ぎ、中国国旗を掲げ、場内を所狭しと走り回る姿はまさにスーパースター。腕にはタトゥーを入れていたし、「中国にもこんな派手な選手がいるのか」と驚かされました。
体操の内村選手は、個人総合で金メダル取れて良かった~。
「3回落下しても金メダルを取れる説」はホントだったんですね。
難度を下げたり、着地ミスがあったりしても、余裕の1位でした。
特に跳馬は素晴らしかった!! 深夜なのに、思わず拍手してしまいました。
種目別のゆかは鄒凱選手が良すぎて内村選手は2位でしたけど、満足気な笑顔が印象的でした。
団体と個人総合は結果にこだわっていたようですが、種目別は内容重視だったのかも?
内村選手、リオも目指すようですね。「1度目は楽しい五輪、2度目は苦しい五輪」との事でしたが、3度目はどうなるのか?
3度目は団体は結果重視、個人種目は内容重視となるんじゃないかと予想してますが、どうだろう? 満足行くパフォーマンスが出来るといいですね。そしてそれはきっと観る側の目を楽しませてくれる体操に違いない
体操といえば、鉄棒のエプケ・ゾンダーランド選手も印象的でした。
種目別の鉄棒は卓球女子団体決勝戦とぶつかってしまって、普通のテレビとパソコンのテレビと2台態勢で見ていました。
ついつい日本選手が出ている卓球の方をメインで見てしまったのですが、途中アナウンサーのエキサイトした声が聞こえて、慌てて見たらゾンダーランド選手がスゴイ演技をしたらしい……
オランダ体操界に84年ぶりとなるメダルをもたらしました。
「ちゃんと見たかったなぁ」と思っていたら、今朝『スッキリ』でやってました♪
が、これも出掛ける準備をしている時だったので、前半部分を見逃してしまったのでした。きぃ。
というわけで、ネットで動画を探して見てみたら……確かに凄い……
でも画質悪すぎた……
ゾンダーランド選手、モデルもやっているそうです。
そういえば、体操選手にはイケメンが多いですね。
過去の大会も素敵な選手が多かったけれど、今大会も充実してました。
日本選手もなかなかですが、ドイツ選手がカッコ良かった。
予選の時はフィリップ・ボイ選手がやたら映っていて、「なんで、この選手ばかり?」と思っていたら、人気のある選手なんですね。実力のみならず、そのルックスも人気に影響していると思われます。
が、今回はあまり調子が良くなかったようで、決勝からは同じドイツでもマルセル・グエン選手がやたら映るように。こちらも、とてもキレイな顔立ちです。個人総合の銀メダリストになりました。
体操でもう一人印象的だったのはブルガリアのヨルダン・ヨブチェフ選手。
なんと39歳。北京五輪の時も体操選手の中で最年長だったようですが、今回も最年長。6回目のオリンピックで体操選手としては史上最多出場なんだそうです。39歳の割には白髪が多く、もっと老けて見えました。いや、日本人が若く見え過ぎるのか。
ウィキペディアで調べてみたら、SASUKEやマッスルミュージカルに出た事があるのだとか(驚)。知らなかった~。
競泳男子400mメドレーリレーは、「北島選手を手ぶらで帰らせるわけには……」という言葉にやられました。名言。
北島選手の表情を「優しくなった」と評している人がいました。それは必ずしも良い意味ではなく、「優しくなったのでレースで勝てるか心配」というニュアンスだったと思います。
柔らかい雰囲気になったというのは、私も感じていたのですが……。
個人のレースでは、本当に負けてしまった……。
優しくなった北島選手は弱くなってしまったんだろうか?
でも、メドレーリレーでは優しくて皆に慕われて、しかも強い北島選手(ハンセン選手を抜きましたよね♪)を見られて、なんだかとっても嬉しかったのでした。
もっとも、北島選手が本当に優しくなったか否かは全く知りませんけど(爆)。
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コメント
YAGI節さん
がまです。
この記事とは関係ないけれど、メール送りました~!お時間のある時に確認してください☆
それはそうと、YAGI節さん、本当にオリンピック堪能されましたね~
ほぼニュースでしか見ていないのがお恥ずかしい・・・
北島選手は確かに表情変わりましたね。やはり年齢を重ねておられるからかと・・・
個人で今回はメダルが取れなかったけれど、今の北島選手の方が好きです!
投稿: がま | 2012.08.18 20:07
がまさん
古い話で恐縮なのですが、背泳ぎの鈴木大地選手がソウルで金メダルを取った時、無茶苦茶尖っているように見えたのですが、次に見た時は別人かと思う程柔らかい雰囲気で、そのギャップに驚いた事を思い出しました。
鈴木大地さんはその後のオリンピックには出てないのですけどね。
メール、ありがとうございました。
返信しましたので、ご確認下さい♪
投稿: YAGI節 | 2012.08.19 17:15